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  • 1週目ボスーネオブラックドラゴン

    「はぁはぁはぁ。倒した……ぞ。アルガス騎士団たちは……」

    呪術師ビグザムの炎に苦戦しながらも倒したバーサル騎士ガンダムだったが呼吸は荒く、疲れ果てていた。
    騎士アレックスたちが駆け上がってくるのを期待しながら階段を振り返ったが、そこからは誰も上がっては来なかった。

    「ぶざまだなバーサル騎士ガンダム。我を倒したあの騎士ガンダムは幻だったか?」

    憔悴したバーサル騎士ガンダムの頭上からその声は聞こえてきた。
    その声は名乗らなかったが、バーサル騎士ガンダムは何者か理解できた。
    倒したはずのあのモンスター。
    火口に消えていったはずの……。
    予感が外れていることを願いながらバーサル騎士ガンダムは声の方に振り返った。

    「どうした?我がここにいることが信じられないか?」

    そこには生まれ変わったネオブラックドラゴンが立っていた。
    三種の神器の力を借りて辛うじて倒したブラックドラゴンが、さらなる力を得て復活したのだった。
    だが、いまはその三種の神器である炎の剣はバーサル騎士ガンダムの手元には無かった。
    倒すための神器を失いながら、2人のガンダムの戦いが再び始まろうとしていた。

    「疲れている所悪いが、いまこそ我らの戦いに決着をつけさせてもらう!」 -- 名無しさん (2008-03-22 16:13:15)
  • 1週目ーエピローグ

    戦いはネオブラックドラゴンの勝利に
    よって終わるかと思われた。
    神器を失い、仲間を失ったバーサル騎士ガンダムに
    勝機など無い、……ハズだった。
    剣を交えるたび、バーサル騎士ガンダムの体に力が漲り、
    神器が無くても互角にネオブラックドラゴンと戦うことが
    出来たのだ。

    「なに、その力どこから来る?」
    「騎士アレックスやアルガス騎士団の声が聞こえる……、
    彼らの力が体に流れ込んでくる」

    その場にはいない騎士アレックスたち
    ガンダム一族の想いが、バーサル騎士ガンダムに
    力を与えていた。
    しかしバーサル騎士ガンダムは、
    ネオブラックドラゴンと互角に戦いながら、
    騎士アレックスたちの想い以外の力の存在も感じていた。

    (次ページ)

    「剣を交えるたびに我が力が貴様に
    吸い取られているようだ……。
    バーサル騎士ガンダム、我に何をした?」

    バーサル騎士ガンダムは何もしていなかった。
    だが、バーサル騎士ガンダムも
    ネオブラックドラゴンから力が注がれていることに
    気付いていた。
    それはまるで2つの存在が1つになろうと
    しているかのような……。

    「忌々しい。ネオブラックドラゴン、
    貴様を甦らせたのはそこのバーサル騎士ガンダムを
    倒すためなのだぞ」

    (次ページ)

    死闘を続けるネオブラックドラゴンの背後から、
    ジークジオンの影が姿を現わした。

    「やはり、バーサル騎士ガンダムと
    ネオブラックドラゴンは、元は1つの光のドラゴンから
    生まれ者。
    我が魔力でも運命を変えることはできないのか……」

    「何を言っている?我がこの騎士ガンダムと
    同じ存在から生まれたなどと……」

    (次ページ)

    ジークジオンの言葉により、ネオブラックドラゴンの
    心は大きく揺れていた。
    隙だらけとなったネオブラックドラゴンだったが、
    バーサル騎士ガンダムもまたジークジオンの言葉に
    驚きを隠せないでいた。

    「貴様たちは何も覚えていないようだな。くっくっく、
    ならば真実など知る必要は無い。2人一緒に葬ってくれる」

    その言葉と同時に、雷がバーサル騎士ガンダムと
    ネオブラックドラゴンを襲った。
    雷が止んだ黄金の間には2人の姿は消えていた。
    ジークジオンの魔力により、ティターンの魔塔の頂上へと
    転移させられたのだ。

    戦いは、ジークジオンが待ち受ける頂上へと
    舞台を変える……。

    光の騎士 2週目へと続く・・・
    -- 名無しさん (2008-03-22 17:18:29)
  • 2週目ボス 闇の皇帝ジークジオン
    カードストーリ

    「くっくっくっく、よくここまで来た。敬意を表して我が真の姿を見せてやろう」

    眩い光を抜けた先に、巨大なジークジオンが真の姿をさらけ出していた。

    「お前がスダ・ドアカワールドを脅かす黒幕か!」
    「いかにも。このムーア界と共に、スダ・ドアカワールドを我が物とするため、貴様が邪魔なのだ。バーサル騎士ガンダム」

    対峙するジークジオンとバーサル騎士ガンダムのそばに、苦悶の表情を浮かべるネオブラックドラゴンがいた。

    「ジ…、ジークジオン。我が……体に何をした?」
    「バーサル騎士ガンダムを倒せぬ貴様に用は無い。我が魔力により闇の魔物の糧となるがいい!」

    ジークジオンの一言に合わせて、ネオブラックドラゴンの体から魔物が姿を現わし始めた。

    「な…に……、我が体を……生贄にして闇の魔…物を呼び寄せる…か……」

    ネオブラックドラゴンの体から現われた魔物は、ネオブラックドラゴンの体を引きずりながらバーサル騎士ガンダムへと近寄っていった。

    「まさか……、ジークジオンとネオブラックドラゴンは仲間じゃないのか?」
    「仲間などではない。ネオブラックドラゴンなど我が手駒の1つでしかないのだからな。さぁバーサル騎士ガンダムよ、ネオブラックドラゴンと共に闇の魔物に喰われろ!」

    必死に剣で闇の魔物の攻撃を避けるバーサル騎士ガンダム。
    そのバーサル騎士ガンダムの頭にネオブラックドラゴンの声が小さく響いた。

    (バーサル騎士ガンダム……我が兄弟よ。今こそ1つになる時だ……)

    その声と共にネオブラックドラゴンの体は光を発し、バーサル騎士ガンダムを包み込んだ。

    「やったぞ。ネオブラックドラゴンと共にバーサル騎士ガンダムも光の中で消え去ろうとしている」

    確かに光の中のネオブラックドラゴンとバーサル騎士ガンダムは、その輪郭を失い、存在が消えようとしていた。
    だが、それは消滅ではなく誕生だった。
    眩い光の中から金色のガンダムが現われた。

    「私の名はスペリオルドラゴンなり!」
    「ス…スペリオルドラゴン!騎士ガンダムが光のドラゴンに戻りつつあるのか?」
    「お前の最後だ。ジークジオン!」
    「真の力を取り戻していない貴様など赤子も同然。ひねり潰してくれる!」

    スダ・ドアカワールドを震撼させた最後の戦いが始まろうとしていた。 -- 名無しさん (2008-04-26 20:06:55)
  • 2週目エンディング

    何度目かの地震がラクロア城を大きく揺らしていた。
    「こ、今度のは先ほどまでのものより大きいんですね……」

    慌てふためく僧侶ガンタンクをれビル王は静かに見守っていた。
    「ムーア界で騎士ガンダムたちが何者かと戦っているんです」

    導きのハープがフラウ姫に教えてくれていた。
    強大な何者かとガンダム一族が
    スダ・ドアカワールドの為に戦っていることを。

    次ページ -- 名無しさん (2008-12-21 17:28:49)
  • 「そ、外を見るアルね。
    空から何かが落ちてくるアル」
    それまで外へ見張りをしていた武道家ネモが城内へ駆け込んできた。
    同時に城が押しつぶされるようにきしみ始めた。
    「ムーア界がラクロアを押し潰そうとしている……、ハーブがそう囁いている」
    「なんですと。まさか騎士ガンダムたちが負けたということですか?」
    僧侶ガンタンクはさらに動揺し、
    城内をうろうろし始めた。
    「大丈夫。騎士ガンダムはまだ負けていない。これは騎士ガンダム……?」
    ハープの囁きは騎士ガンダムから光のドラゴンが誕生したことを伝えてきた。
    その光のドラゴンの咆哮がフラウ姫だけではなく、スダ・ドアガワールドに住む者すべての耳にこだますると同時にムーア界が消滅した。

    次ページ -- 名無しさん (2008-12-21 17:35:03)
  • 「こ、今度は何が起きたんですか?」
    うろたえる僧侶ガンタンクの問いに答える者は誰もいなかった。
    誰もが戦いが終わったことを感じながらも、何が起きたのか理解できていなかったからだ。

    「はっ早く外に来るアル。空に光のドラゴンが!」
    再び見回りに戻った武道家ネモが、
    外から大声で叫んでいた。
    武道家ネモの指差す先には、
    天高く舞い上がる光のドラゴンの姿があった。

    「ラクロアは救われたんですね」

    次ページ -- 名無しさん (2008-12-21 17:38:17)
  • 安堵する僧侶ガンタンクだが、
    その横で騎士アムロは辺りを見回していた。
    「バーサル騎士ガンダムや騎士アレックスたちは……?」
    「彼らはラクロアを守って、ガンダムの卿に戻っていったのだよ」

    騎士アムロの言葉に答えたのは、
    それまで姿を消していた騎士シャアであった。
    「伝説の巨人が教えてくれた。
    ジークジオンが倒されたことと騎士ガンダムたちが伝説の地、ガンダムの卿に帰っていったことを……」

    こうして騎士ガンダムによって救われた、
    スダ・ドアカワールドの1つの伝説は幕を閉じたのだった……。

    ジークジオン編FIN -- 名無しさん (2008-12-21 17:41:21)
最終更新:2011年02月05日 12:41