炎の試練 > 水の恩恵風との契約土の加護

A0055 炎の試練


ミッション№
名前 特殊条件 人数 戦利品
初級
№A0055
07 / 05 / 18 ~ 07 / 07 / 20
09 / 04 / 15 ~ 09 / 05 / 11
炎の試練
なし 1人 バーニングLV2
(1ポイント)

プロローグ
少し時を遡る・・・。


魔導国スヴェインの中枢となる魔法院の一室。そこに白色の魔導装束に身を包んだ光の魔導師ファランと、駆け出し魔術師ケイマがいた。

ファラン
「先日の学園を魔物が襲った一件ではかなり活躍したらしいな。」

ケイマ
「・・・。」

魔法を扱う多くの者たちが憧れる魔法院。しかもそこを統括する光の魔導師ファランを前にして、ケイマは退屈そうに窓の外を眺めていた。

ファラン
「ふむ。まずは感謝を述べさせていただこう。スヴェインの治安を守るのも我ら魔法院の役目だからな。」

ケイマ
「話は終わり?今日はセーラと約束があるんだ。帰っていい?」

ファラン
「本題はこれからだ。君の魔物を退けた力を貸してくれないか?」

ケイマ
「オレの力を貸す?嫌だね。他の奴に頼みな。」

そう言って立ち去ろうとするケイマだったが、次のファランの言葉を聞いて力を貸すことを決めた。

ファラン
「そうか。すでに承諾してくれたセーラからの推薦だったんだが・・・。そういうことならば他を探すか。」

ケイマ
「ちょっと待て。話ぐらい聞いてやってもいいぜ。」

それまで困った表情だったのが一変、満面の笑みを浮かべたファランは話を続けた。

ファラン
「頼みというのは、ある2人をディンマルグのアジャンタまで護衛して欲しい。頼まれてくれるか?」

ケイマ
「おれが断ってもセーラは行くって言ってるんだろう?」

ファラン
「セーラは今日の午後から旅の準備をすると言っていたな。」

その言葉を聞いて覚悟を決めると共に、朝から時間を掛けてセットした髪をかきむしった。

ケイマ
「・・・行ってやるよ。この借りは返してもらうからな!」

ファラン
「すまない。本当に人手不足でね。それではディンマルグへ行く前に、君に役立つ聖獣を授けよう。」

そう言うとファランは小声で魔法を唱え、部屋の中に炎の聖獣を召喚した。

ファラン
「まずはこの炎の聖獣と戦ってもらおう。」
危険度


EC0410
炎の聖獣 フラム

1850 / 240 / 240
10/10/10/10/25
敵サポカ
機Lv3×3
フラム
「お前がケイマか。ファランから話は聞いてるよ。へぇ。なかなか良い炎持ってそうだな。」

炎の聖獣フラムは、ケイマを観察するように周囲を一回りした。

フラム
「さて、それじゃ実際にお前の炎を見させてもらおうか。ファランの頼みとはいえ、実力不足だと感じたら断らせてもらうからな!」
敗北時 フラム
「おかしいな。おれの見込み違いか?もっと強い炎を持ってると思ったんだがな。まぁいいさ。お前の代わりに、セーラちゃんはおれが面倒みてやるから安心しな!」
エピローグ
ファラン
「そこまで!」

炎と炎の激突は、ファランの結界が無ければ魔法院を巻き込む大爆発に発展したであろうほどの魔力を秘めていた。そして最後にその場に立っていたのは炎の聖獣フラムであった。

フラム
「あぶねぇ~。少しでも油断していたらおれが吹き飛ばされるところだったぜ。」

ケイマ
「そうしてやるつもりだったんだがな・・・。」

悔しがりながら地面に片膝をつき、大きく肩で息をするケイマ。

ファラン
「どうだ、フラム。おれが言ったとおり、なかなかの逸材だろう。」

フラム
「爆発力だけならおれを超えてるな。だけど、今のままだとでかいの1発でおしまいだ。魔王討伐には力不足だな。」

ケイマ
「なに?魔王討伐だって。セーラをそんなところに行かせようってのか!」

怒りと共に、ケイマの力尽きていたはずの魔力が突然膨れ上がった。

フラム
「まだ余力を残してたのかよ。いいぜ。おれがお前の力になってやる。だから今は無駄な力使うなって。一緒にセーラちゃんを守ろうぜ。」

大きく膨れ上がったケイマの魔力は、フラムが触れた場所から消えるように散っていった。それはフラムがケイマを認め、魔力の制御を行なったためだった。

フラム
「ケイマ。これからお前が力を奮いたいときはおれの魔力も使っていいぜ。」

こうしてケイマはエタドリTOP/ミッション/炎の試練を突破し、大きな力を手に入れた。だが彼が爆炎の守護者と呼ばれるのは、まだまだ先の話・・・。

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最終更新:2011年03月05日 16:19