ヨーロッパ企画 第6回公演
「衛星都市へのサウダージ」
未来。
宇宙船地球号、定員オーバー。
「この惑星系にはよく来るんですか?」
「ええ、もう庭みたいなもんですよ。」
「神のようですねぇ。」
シド・ミード調のスペ−ス・デッキは
邂逅と別離のチェス・フィールド。
サイバーシチュエーションエンターテイメント
衛星都市へのサウダージ。
この夏 ヨーロッパ企画は時空を超える(話の上で)。
メンバーに新たに中川を加え、計10人のオールキャストで臨んだ、前回「
苦悩のピラミッダー」から数千年の時を越えたSFロードムービー。
恒星間宇宙船のデッキを舞台にした、前回の公約どおり「衛星」という単語がビュンビュン飛び交う、サイバーっぽい会話劇となった。
この公演では、初めて芝居に映像を取り入れ、シーンの変わり目に各登場人物のモノローグをムービーで挿入するという、なかなか気の利いた演出を試みたりした。
小さなアートスペースでの公演だったため、見た目的には文句なしの大入り満員で、お客さんはスシ詰め状態で芝居を見守った。
小じんまりながらもボルテージの高かった、夏の公演。
最終更新:2007年08月26日 22:28