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H0777b - (2008/05/08 (木) 21:05:15) の編集履歴(バックアップ)


777年 遣渤海使08

宝亀8年5月23日(777/07/02)、渤海使09(H0776a)の史都蒙らが帰国した。大学少允(しょうじょう)・正6位上の高麗(こま)朝臣殿継(とのつぐ)を送使に任じた(遣渤海使08)。渤海国王に書を賜った。(続日本紀)

高麗殿継、遣渤海使08として出発(出港地不明)。渤海に漂着破船

宝亀9年9月21日(778/10/15)、渤海使10、三国に来着。前に送渤海使として渤海に使せる大学少允高麗殿嗣(「継」とも)(遣渤海使08)が、船路を失い渤海遠夷の境に漂着破船し困窮せるに対し、渤海国王は船2艘を造らしめ、献可大夫司賓少令張仙寿を送使として殿嗣等を送還せしめた。その乗船がこの日、三国湊に来着。
天皇は越前国に次のように勅した。遣高麗使と高麗国の送使は都合のよい所に落ち着かせ、先例にしたがって彼らに衣食を供給せよ。ただし、殿継1人は早く入京させよ。

宝亀9年10月6日(778/10/30)、正6位上の高麗朝臣殿継に従5位下を授けた。


参考文献