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H1680a - (2008/04/12 (土) 09:36:44) のソース

*1680年 バタン船、日向に漂着
延宝8年5月17日(1680/06/13)、日向国(宮崎県)の伊東出雲守領の沖へ異国船が1隻漂着。バタンの漁船で、出発時25人乗り込み、長さ10m、幅3m。出発直後に難船し、琉球に1度上陸。琉球で2人死亡。その後また難船し、日向国に漂着した。漂着後5人死亡し、残りは18人となる。

延宝8年6月17日(1680/07/12)、長崎奉行のもとへ送られる。十善寺御薬園所に召し置かれ、御薬種苗手入れ役をしている水野小左衛門にお預けになる。ここで、12人死に、6人となる。

延宝8年9月(1680/11月ごろ)、オランダ船に引渡し、バタンへの送還を依頼した。オランダ船は、バタビヤまで連れて行って、生活の手段を与え、便船があるときにバタンへ送ることになる。6人ともバタビヤで結婚し、1人は左官になり、残りは鍛冶屋手伝いになる。

**参考文献
-荒川秀俊, 1995. [[異国漂流物語>http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/redirect?link_code=ur2&camp=247&tag=evergreenf07a-22&creative=1211&path=ASIN/4390106775/qid=1117849789/sr=1-2/ref=sr_1_10_2]]. 社会思想社.
-外務省記録局編, 1884. [[外交志稿>http://kindai.ndl.go.jp/cgi-bin/img/BIImgFrame.cgi?JP_NUM=51008232&VOL_NUM=00001&KOMA=1&ITYPE=0]]. 外務省.