坂本「サト、3年かけて少しずつ開けてきた壁の穴がやっと完成したよ。これでこの牢から出られる」
里崎「これで理不尽な暴力や、あの鬼看守から逃げられるんやな」
岸「僕はもうダメです…。ふたりだけで逃げてください…」
里崎「岸はん、しっかりしいや!あんたを置いて逃げられへんで!」
坂本「よし、今が警備の交代の時間。いくよサト。まずは僕が出るから岸さんを押し出して!」
里崎「よっしゃいくで!ちゃんと抱きかかえてや」
坂本「オッケー。…よし、抜けられた。さあサト!」
里崎「いくでぇ。…あ、あれ?抜けられん。ケツが引っかかっとる!」
坂本「何やってるのサト!早く!」
里崎「はやと、穴が小さかったんちゃうか…。進むことも戻ることもできんで…」
坂本「あっ、警報が!じゃあ僕と岸さんは先に行ってるよ!」
里崎「ほんなあ!置いていかんといて!はやとぉおお!」
小谷野「ほーお…。いい眺めじゃねえか」
里崎「その声は地獄の鬼看守!…くうぅ逃げられへん!」
小谷野「俺様から逃げようと思ったのか?クックック。甘いな」
里崎「こっち来んといてー!」
小谷野「今までさんざん牢越しに囚人とやってきたが、壁からケツだけ出してるのは初めてだな。
じっくり楽しませてもらうぜ」
里崎「やめー!触るなー!」
小谷野「暴れるんじゃねえ! へへっ、いいケツだな。まずはこの警棒でいたぶってやる!」
里崎「ひいい!痛い!痛い!」
小谷野「次はこっちの警棒だ。こっちのほうがお前好みだろ。へっ」
里崎「あうう!この壁の穴さえもう少し大きければ…!」
小谷野「へへへ!壁の穴のことより自分の穴が拡がる心配をするんだな!」
里崎「ぎゃああ!」
小谷野「いいだろ俺の警棒は。壁をぶち破るほど突き立ててやるぜ!」
里崎「はやと戻ってきてぇ!はやとぉおおお」
最終更新:2010年09月28日 14:31