ゼロの保管庫 別館内検索 / 「14-65」で検索した結果

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  • 14-65
    65 名前:見知らぬ星(その1)[sage] 投稿日:2007/04/09(月) 20 05 32 ID Y5OIsxHQ  全身が、何か柔らかいものに包まれている。  身体中が外気にさらされるような、毛穴の一つ一つを風がなぶるような、そんな感じ。  にもかかわらず、 ――暑い。 (いや、熱い?) ――そうだ、熱い。 (熱い、熱い、熱い……) ――まるで火傷しそうだ。 「っっっっっっ!!!!!」  岩のように重かったまぶたが、ようやく開いた。  その時になって、初めて彼は自分の体が無意識のうちに、その深い深い眠りから覚醒するための、最大限の努力をしていた事に気が付いた。  全身は、まるで水をぶっかけられたかのように寝汗がグッショリで、またシャワーを浴びなおさなくちゃいけねえな、などと考え……。 「っっっ!!!!」  その瞬間、割れるような頭痛がほとば...
  • 痴女109号
    14-65見知らぬ星 15-26契約
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  • シエスタ
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  • ルイズ
    ...96 13-564 14-65見知らぬ星 14-632救国の勇者 16-677 16-887ゼロじゃないキモチ 17-249華の嵐 17-348異世界人になぁ、味噌汁なんざ、つくれるわきゃ、ねえだろうが! 17-474 17-534 18-70夏なので 18-393 22-793たった一つの宝物 22-806ルイズの恋歌 X00-02ルイズの夢 23-199チキュウの物語 23-783Snow Drop 26-140文通 鬼畜 1-671 1-691泣き虫ルイズ 1-901鬼畜系 2-491 2-85鬼畜サイト誕生 3-150101鬼畜 3-638ルイズの決意 3-96For63鬼畜 4-159 6-359魔王 12-658アニエス堕ちる。 13-62あなたの未来はどっちですか? 13-251蜘蛛の糸 14-27 14-495ヴァリエール家の牝犬
  • サイト
    ...-96 14-44 14-65見知らぬ星 14-632救国の勇者 14-734 15-42死神 15-390こんなデルフは超嫌だ 16-677 16-887ゼロじゃないキモチ 17-249華の嵐 17-447 17-534 18-70夏なので 18-554 18-564 18-684コインに隠された真実 20-174サイトが魔法を使えたら【序編】 24-167サイトが魔法を使えたら【ガリア編】 X00-02ルイズの夢 X00-22サイトのクリスマス 鬼畜 1-428私のペットにする 1-671去勢よ 1-901鬼畜系 2-491Sm 2-85鬼畜サイト誕生 3-150101鬼畜 3-96For63鬼畜 4-541-2テファとお風呂 鬼畜 5-790 6-359魔王 13-251蜘蛛の糸 14-27
  • デルフリンガー
    7-245遠く六千年の彼女 7-680 14-632救国の勇者 15-65でんせつのおれとでんせつのけん 15-390こんなデルフは超嫌だ 15-756タイムトラボー
  • せんたいさん(妄想請負人)
    つづきもの *基本的に単発ですが、内容がリンクしています。上から下に時間軸順になっています。 2-598ある日、森の中 3-64あなたのいないアサ 3-274ルイズとシエスタ 4-47「師」と呼べるひと 4-164虹のむこうに 4-409虹のあとで 4-331君の名は 4-479あなたのあかし 4-668虚無の曜日 5-120続・虚無の曜日 5-400サイトがんばる! 5-713半分はやさしさ 5-843ふぁいなるあんさー?(選択肢モノ) 6-454タバサの使い魔 6-619女の友情 7-15ご注文は?(選択肢モノ) 7-401ルイズとタバサ 7-565夢への一歩 8-275あらしのよるに 9-357雨の降る夜は 9-615イーヴァルディの花嫁 10-136ひのきのお風呂 10-221才人のお買い物(選択肢モノ) 10-623雪風の計 10-722雪風の贈り物 11-249女王の花嫁修業 ...
  • せんたいさん
    つづきもの *基本的に単発ですが、内容がリンクしています。上から下に時間軸順になっています。 2-598ある日、森の中 3-64あなたのいないアサ 3-274ルイズとシエスタ 4-47「師」と呼べるひと 4-164虹のむこうに 4-409虹のあとで 4-331君の名は 4-479あなたのあかし 4-668虚無の曜日 5-120続・虚無の曜日 5-400サイトがんばる! 5-713半分はやさしさ 5-843ふぁいなるあんさー?(選択肢モノ) 6-454タバサの使い魔 6-619女の友情 7-15ご注文は?(選択肢モノ) 7-401ルイズとタバサ 7-565夢への一歩 8-275あらしのよるに 9-357雨の降る夜は 9-615イーヴァルディの花嫁 10-136ひのきのお風呂 10-221才人のお買い物(選択肢モノ) 10-623雪風の計 10-722雪風の贈り物 11-249女王の花嫁修業 ...
  • 205
     2-197ゼロから始まる、物語  6-359魔王  8-5素直になって、自分  8-470ゼロ魔ダイバー  8-492風神  8-618バカップルイズ〜そして彼女はやさぐれる〜 予告編  9-326ダメ、絶対。  11-76平賀さん  13-62あなたの未来はどっちですか?  13-202俺のパンツを履いてくれ  14-259その名はイーヴァルディ  14-344フラグクラッシャーズ?  14-676  15-390こんなデルフは超嫌だ  15-399翼よごらん  15-756タイムトラボー  17-348異世界人になぁ、味噌汁なんざ、つくれるわきゃ、ねえだろうが!  18-293私のご先祖様  19-258伝説の男  19-335テファの胸の大きさの原因  19-384ヴァリエール家の雌犬  20-239シルフィのファックto231  20-273あの子は遠くへ飛んでった  20-36...
  • 14-676
    676 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2007/04/29(日) 02 53 20 ID t2iuWvxl  ガリアからの脱出行の途中、軍の目を逃れるために街を避けて、野宿を繰り返す一行。  しかし才人はその中で、おかしなことに気がつく。  皆が一緒に水浴びをして汚れを落とすとき、何故かタバサだけが時間をずらすのだ。  キュルケに聞くと、困ったような顔でこう言われた。 「あの子も、過酷な戦いを生き抜いてきた身だからね。体の傷を見られたくないのかもしれないわ」  納得し、自分もそのことには触れないでおいてやろうと決意する才人。  だがその彼の決意は、友人だと思っていた卑劣な豚によって破られる。 「女の子の水浴び……この手で触れられないのならせめて珠のお肌だけでもぉぉぉぉ!」 「止めろこの豚野郎、タバサの水浴び覗きやがったらぶっ殺すぞ!」  桃源郷を目指す豚と桃源郷の...
  • 14-632
    632 :救国の勇者 ◆mQKcT9WQPM :2007/04/28(土) 03 08 07 ID 2l6l1C6i 虚無の力…それは、世界を蝕み、滅ぼす力。 ティファニアの力を吸収し、ロマリアの法王の力を奪ったジョセフを斃して『ただ一人の担い手』となったルイズには、その力が宿ってしまった。 その事が分かったのは…死に逝くガリア王の言葉によってだった。 二人が逃げ込んだのは、『シャイターンの門』の眠る遺跡。 トリステインやゲルマニア、ガリアの追っ手に追われ、二人は心身共に疲弊しきっていた。 「ルイズ、大丈夫か?」 「大丈夫じゃないわよ…もう、疲れた…」 森で獲物を取ってきた才人は、焚き火の前で膝を抱えているルイズに言った。 弱気になりかけているルイズを、才人は慰めようと言葉を捜す。 「…もう、いいわよ…」 そんな才人を、ルイズの言葉が止めた。 ...
  • エロ
    ゼロの使い魔 1-250 1-298 1-345 1-380ルイズ×サイト 1-395 1-46猫ルイズの誘惑 1-466 1-565 1-63 1-675望郷・・・・それは恋にも似て 1-732 1-804サイト×メガネandルイズ 1-864出会い系は何が起きるかわかりません 1-926少女の女王 2-151裏タバサ 2-191二日酔いにはご用心 2-255ルイズとサイト 2-287 2-298920 2-299ルイズ×サイトで、モンモン×ギーシュ 2-335モンモンギーシュ 2-390ちぃねぇさまへ 2-40ドラム缶風呂 2-452ミョズニトニルンとジョゼフ 2-502サイトとアンリエッタ 2-598ある日、森の中 2-614 3-120 3-22結婚後シリーズ 3-289サイト×モンモンのエピローグ 3-396ルイズの夜 3-459 3-469テファ搾乳 3-51...
  • 鬼畜
    1-428 1-671 1-691泣き虫ルイズ 1-901鬼畜系 2-491 2-85鬼畜サイト誕生 3-150101(鬼畜に付き注意) 3-42『黒シエスタ日記』 3-532 3-638ルイズの決意 3-96for63(鬼畜に付き注意) 4-159 4-541-2テファとお風呂 鬼畜 5-790 6-151サイト襲撃 鬼畜編 6-359魔王 7-230きちくおうさいと 7-219 7-542きのこのクリームシチューができるまで 7-552意地っ張りの末路 9-260イザベラ慣らし 11-308アニエスの椅子 11-361『チクトンネ街の女王』 12-379 12-400一抹の希望 12-658アニエス堕ちる。 13-251蜘蛛の糸 13-478銃士隊前編 13-517?銃士隊後編 13-545?落日の大后 プロロ−グ 14-27 14-495ヴァリエール家の牝犬 23-249もんもん妄想
  • コメディ
    1-181 1-696 1-796異世界協奏曲 1-90小ネタ… 2-131ルイズ×サイト 3-152魔法戦隊メイガスファイブ 3-33時を駆ける少女 4-115 4-126 4-146 4-229ゼロの三国志 4-501 4-755『シエスタ&才人の小旅行』プロット(*1)5-400サイトがんばる! 5-540 6-75マリコルヌの野望 6-135今宵は無礼講 6-218マリコルヌの野望 炎の師弟愛編 6-327タバサネタバレもの 6-552『魔法戦隊メイガスファイブ』ダイジェスト 6-630ルイズのハロウィン 8-303アメリカンジョーク風ゼロの使い魔 8-343アメリカンジョーク風ゼロの使い魔 8-425アメジョ風に便乗 8-618バカップルイズ〜そして彼女はやさぐれる〜 予告編 9-286惚れ薬編if 9-326ダメ、絶対。 9-549アニエスの囚われ人 9-560ビダーシャルの趣...
  • パロディ
    1-181 1-696 1-796異世界協奏曲 1-90小ネタ… 2-131ルイズ×サイト 3-152魔法戦隊メイガスファイブ 3-33時を駆ける少女 4-115 4-126 4-146 4-229ゼロの三国志 4-501 4-755『シエスタ&才人の小旅行』プロット(*1)5-400サイトがんばる! 5-540 6-75マリコルヌの野望 6-135今宵は無礼講 6-218マリコルヌの野望 炎の師弟愛編 6-327タバサネタバレもの 6-552『魔法戦隊メイガスファイブ』ダイジェスト 6-630ルイズのハロウィン 8-303アメリカンジョーク風ゼロの使い魔 8-343アメリカンジョーク風ゼロの使い魔 8-425アメジョ風に便乗 8-618バカップルイズ〜そして彼女はやさぐれる〜 予告編 9-286惚れ薬編if 9-326ダメ、絶対。 9-549アニエスの囚われ人 9-560ビダーシ...
  • アニエス
    エロ 3-323-1 3-323-2 4-47「師」と呼べるひと 5-790アニエス受難 6-236アンリエッタとアニエスちゃん 7-255オーダー!〜アニエスのばあい〜 9-281-4サイト争奪杯〜アニエスの場合〜 11-249女王の花嫁修業 14-392金の誘惑 16-14緩やかな炎 17-370アニエス×サイト 18-554 24-85孔明の罠〜アニエスのばあい コメディ 9-549アニエスの囚われ人 12-153女王アンリエッタの優雅な一日 24-527かわいい護衛 鬼畜 3-532 11-308アニエスの椅子 12-658アニエス堕ちる。
  • タバサ-シャルロット
    エロ 2-151裏タバサ 3-517 4-164虹のむこうに 4-409虹のあとで 5-713半分はやさしさ 6-173FA〜タバサのばあい〜 6-292シャルロットの眠り 6-454タバサの使い魔 7-34オーダー!〜タバサのばあい〜 8-100おねしょタバサ 8-150オムツタバサ 8-227借り物競走〜タバサのばあい〜 8-275あらしのよるに 9-357雨の降る夜は 9-615イーヴァルディの花嫁 10-5仁義なき家族計画 10-348サイト争奪杯〜番外編〜 10-410『泥のスキルニル』 10-623雪風の計 12-15聖女の日〜タバサの場合 12-477野宿万歳 12-753未成年の希望 13-5平賀君の恋人 13-29湯けむり協奏曲 13-162タバサと落ちてきた勇者 13-375千の偽り、万の嘘 13-453目覚め 14-211どっちにするの? 14-281タバサに...
  • 14-211
    211 名前:どっちにするの? ◆mQKcT9WQPM [sage] 投稿日:2007/04/15(日) 00 29 36 ID XZsjIayA これよ、ついに見つけたわ…! サイトにナイショで図書館通いを続けた甲斐があったってもんよ! 私は返却ワゴンに乗っかった一冊の書物に目を付けていた。 それは、『形態変化』の儀式魔術を集めた書。 計画を思いついてから捜してたんだけど、誰かに借りられちゃってて見つからなかった。 それを!今日!ついに!私は発見したのよ! そーよ、この書に記述されているあの術式さえあれば、あのバカメイドに見下されることも、わたあめ姫に後れを取ることもなくなるのよ! 私だってヴァリエールの血を引く者。そう、あと数年もすれば、ちいねえさまにも負けないくらいになるんだから! ふふふふふふ、覚悟しなさいよサイト、私の魅力でメロメロのギタギタにしてあげるんだからっ! 全...
  • 4-64
    64 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/09/18(月) 23 41 30 ID Duu6iYG/ ルイズはアンリエッタの自室で、虫食いだらけの古書をいくつも広げ、 くっついたページ同士を丁寧に引き剥がしては、遅々として進まない 読解に興じていた。 アンリエッタは安楽椅子に掛けていて、当代流行りのラブロマンス小説に 耽っている。  唐突にアンリエッタは、その小説を閉じた。  その様子がどこかただごとではない雰囲気であるのに気づいて、 ルイズは何気なくを装って、声をかけた。 「陛下?」  そっと肩を叩いても、茫然自失でいるばかり。やがてだいぶ遅れて、 「あ、ああ、ルイズ、ご苦労様。そんなものは祐筆に任せて おけばいいのに」  あたりさわりのないコメントをすると、アンリエッタはその本を ルイズに渡してきた。 「もうお読みですの?」 「ええ、いいえ、……そうね。私はもうい...
  • 26-657
    657 名前: ルイズならきっと本編でもやってくれる [sage] 投稿日: 2008/01/24(木) 23 13 53 ID gYLu1wKD  部屋に戻ってきたら、ルイズが鼻ちょうちんを膨らませて寝ていた。 「……は?」  才人は目を見開いてその光景を凝視する。  ベッドに寝転んだルイズは、大口開けて涎を垂らし、実に幸せそうな表情で寝こけている。その小 さな鼻から、ルイズの顔並に大きな鼻ちょうちんがふくらんだり縮んだりしているのである。才人は ごくりと唾を飲み込んだ。 (馬鹿な……! あんな、漫画みたいな鼻ちょうちんが、実在しているなんて!)  体が強張るのを自覚しながら、才人は慎重に一歩足を踏み出す。足音一つ立てようものなら、ルイ ズが起きてあの芸術的な鼻ちょうちんがパチンと弾けてしまう気がする。一歩一歩、慎重に足を運ん でいく。  傍らに立ってルイズを見下ろすと、鼻ちょうちんはや...
  • 15-65
    65 名前:でんせつのおれとでんせつのけん[sage] 投稿日:2007/05/03(木) 11 39 53 ID A6piLjbf 伝説の使い魔、ガンダールヴの伝説の剣であるでるデルフリンガーのことでデルフ。  サイトが貴族になって色々と騎士ごっこに駆り出されるが、長い剣身のためサイトがデルフを手に持たない限り、そう簡単に持っていられるものではない。  よって性別がわからないが彼は、基本的にはルイズの部屋でお留守番である。  使いたいときに使われ、使わないときは放置される日々。  意思があるのにも関わらず、ただの物として扱われる伝説と疑いたくなる姿。  だが、六千年の前。前のガンダールヴが亡くなってからというもの。  色々なところに売られ買われ使われ捨てられてきた人生を歩んできた彼にとって、今の待遇はとてもいいほうだ。  六千年というときの中は、デルフの口に腹を立てた貴族がデルフを溶かさ...
  • アンリエッタ
    エロ 1-466 1-926少女の女王 1-96女王の関心 2-116アンリエッタつづく 2-502サイトとアンリエッタ 2-517アンリエッタ×サイト予告 4-260 4-331君の名は 4-423 4-64 6-236アンリエッタとアニエスちゃん 6-567サイト×アンリエッタ 7-32サイト×アンリエッタ 7-149オーダー!〜アンリエッタのばあい〜 7-230きちくおうさいと 7-558 7-565夢への一歩 8-344乙女達の戦争 8-464 10-5仁義なき家族計画 9-281-3サイト争奪杯〜アンリエッタの場合〜 11-35アンのお相手 11-249女王の花嫁修業 11-474聖女の日〜アンリエッタの場合 12-267女王アンリエッタの可憐な一日 12-416サクラ前線異常アリ 12-559サイトの教え 13-586八年後 15-378女王様の散歩 18-88真昼の夜の夢 1...
  • 12-658
    658 名前:アニエス堕ちる。[sage] 投稿日:2007/03/17(土) 23 23 03 ID n13bCwLs 「かかってこい、化け物どもっ!」 鋼の刃が鳥の羽ばたきのように舞い踊る。 袈裟懸けに斬り下ろしたかと思うと、次の瞬間には真一文字に薙ぎ払う。 予想外の戦闘力に触手たちはザァっと震えた。 前、横、後ろと、うねる触手が女剣士に迫る。 しかし、鋭い意志を秘めた瞳は、諦めの感情を浮かべてはいなかった。 あるのは勝利への使命感と、自らの剣に対する自信。そして騎士としての誇りだ。  ドンッッ! 女剣士の放った一撃が、触手もろとも魔法生物の体を両断する。 敵を打ち倒したことを確認すると、剣を下ろし静かに鞘に収めた。 「・・・ふぅ、一件落着だな。」 戦闘中とは違う、女らしい可憐な声でアニエスは呟いた。 659 名前:アニエス堕ちる。[sage] 投稿日:2007/03/17(土...
  • 21-654
    654 名前: 紅く萌える季節 ◆mQKcT9WQPM [sage ] 投稿日: 2007/10/07(日) 23 29 13 ID +4VABH5x ようやく夏を忘れた風が森を染め、落ち葉が土に彩りを添え始める季節。 開かれた窓から、枯葉がひらひらと部屋に舞い込む。 その枯葉は中空を舞い、青い髪の少女の読む本の上へ、ひらりと軟着陸する。 タバサは読書を中断させたその木の葉を手に取り、外を眺める。 美しく色づいた木々が、世界を黄金に染めていた。 …綺麗。 その光景を見たタバサは、素直にそう思う。 以前なら。まだ、復讐に身を焦がれ、感情を殺して人形となっていたあの日々なら、枯葉を見ても何の感慨も沸かなかっただろう。 しかし今は。散る枯葉を儚いと思い、金色に染まる世界を美しいと思える。 それを与えてくれた黒髪の少年の笑顔を思い出し、タバサの頬が桃色に染まる。 …そうだ、紅葉を見に行こう。 サイ...
  • 24-667
    667 :人生の終焉 ◆mQKcT9WQPM :2007/12/18(火) 11 58 48 ID uu0yBZlL さて、どこから話したもんかな。 しかしなんでまた、先生の話なんか聞きたがるかね。 …へえ?『ハルケギニアを変えた男』の過去に興味があるって? まあねえ。当代随一の使い手だしな、一応。 夫婦揃ってクソ強いし。 ウチが喧嘩売りたくない貴族の一つだな間違いなく。 …悪ぃ、何度もした話かこれ。 さてと。じゃあ、どこから聞きたい? …マテ。夫婦のなれ初めってお前。 よーするに、あのおっさんの色恋の話が聞きたいだけか! なになに?本音は課題がめんどいから?弱点握ってなんとかしようって? …まあなあ。あの人のその辺の話は確かに弱点になるし、もの凄く笑える話なんだが。 しかしお前もズル賢いな、そんな手で課題なんとかしようって。誰に似たんだか全く。 …ってーか、母さんに聞こうって思わんかった...
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    #freeze #norelated 2008-01-08 (火) 13 34 16 - 『年末大掃除』投票所? 2008-01-08 (火) 13 33 48 - 「人生の終焉」投票所? 2007-12-31 (月) 23 52 37 - 25-483? 2007-12-31 (月) 21 40 10 - ハルバード 2007-12-31 (月) 21 39 50 - ブラケットネーム? 2007-12-25 (火) 20 28 09 - 26-261? 2007-12-08 (土) 22 48 46 - X00-24 2007-11-27 (火) 18 20 50 - かすみ? 2007-11-20 (火) 18 40 11 - 投票テスト 2007-11-19 (月) 22 14 19 - サイトと公...
  • 4-630
    630 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/10/01(日) 21 24 04 ID 2KhDM5Em 森の中で拾った彼の熱はまだ引かない…… 「ル……イ…ズ、……にげろ……ルイズ…」 ずっと……うなされている。 (かわいそう……) 指輪の魔力も尽きてしまった…… わたしにこの人を助ける力はもうない…… (ごめんなさい……) 熱を測るために、額に手を当てる。 まだ……熱が高い。 「……ルイズっ」 「きゃっ」 いきなり抱き寄せられる。 小さいときのお父さんやお母さんとは違う、私より逞しい腕。 恥ずかしくって動けなくなる。 彼の腕が、何かを探すように私の胸を探る。 (あっ、あうあうあうあうあうあう) 声にならない悲鳴を上げていると。 「……ち、……がう……ルイズ……じゃない……」 ? どういうことかしら? また何かを探すように、腕が虚空を彷徨う。 ……私にできること……な...
  • 4-636
    636 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2006/10/01(日) 22 24 15 ID 2KhDM5Em 「きゃっ、危ないわねーヴァリエール」 部屋を出た途端に、ツェルプストーとぶつかりそうになる。 「っ、そっちこそ気を……って、ツェルプストー……その格好……」 ほとんど……裸……いや、布で覆われてはいるが……スケスケだ…… 「あ……んた、そんな格好で……どこに…?」 上手く喋れない位強烈なインパクト。 「夜這いよ、よ・ば・い」 「なぁぁぁぁっ、だめよっ、サイトはっ」 「………そんなわけ無いじゃない、今更……これだから恋に狂った女は」 「だっ、だぁぁぁぁれが、恋ですってぇぇぇ」 「……ま、いいけどね、今からジャンの所に行くのぉ」 「……ミスタ・コルベール?」 「そうよ、愛しのジャン!」 ……わたしが戦争に言ってる間にツェルプストーのネジが幾つか飛んだみたい……敵が減って...
  • 4-668
    最近タバサの様子がおかしい。 キュルケはそう感じていた。 本を読んでいるときに話しかけても上の空なのはいつものことなのだが、最近、話しかけた瞬間にその本を閉じてしまうことがままある。 以前なら、誰が話しかけようが読書を中断することなんてなかったのに。 それに最近、タバサの表情が緩くなった。 前は面白い冗談を飛ばしても頬の一つも緩まなかったのに、最近は面白いことを言うと、微笑んだりする。 それがまた可愛かったりするわけで。 まあ、いいことなのだろうが、親友の自分がその変化の原因を知らないことが何か気に喰わない。 「調べちゃおうかしら」 キュルケの中の『微熱』が騒ぎ始めていた。 虚無の曜日。 本来なら、タバサは自室に篭りきり、読書に没頭している日である。 ところがその日は、タバサは朝から自室の扉を開けて外に出てきたのだ。 「ドコ行くのかしら」 廊下の角か...
  • 4-622
    622 名前:つづきの蛇足[sage ] 投稿日:2006/10/01(日) 18 45 01 ID 15BWmCsY それは、貴族の結婚式としては余りにも粗末で、簡素なものだった。 呼ばれたのは、気の置けない友人たちと、恩人だけ。 豪華な料理こそ出なかったが、質素ではあるが心のこもった料理が、来賓たちを出迎えた。 久しぶりに会う顔もあれば、ずっと一緒だった者もいる。 彼らは、この宴の主賓を、今か今かと待ち構えていた。 「遅いわねぇ。ない胸に盛り土でもしてるのかしらあの子」 「…言いすぎ」 真紅の髪の貴婦人と、水色の髪の貴婦人が、料理を挟んで新婦の話をしている。 「…ホント、早く終わらせて帰りたいわー。ダーリンが仲人じゃなきゃ出ないわよ、お隣さんの結婚式なんて」 「…私が誘っても?」 「…ガリアの王命じゃ、出ないわけにはいかないけどさあ」 真紅の髪の貴婦人は...
  • 4-694
    694 名前:ものかき『短編』投下 ◆XTitdn3QI6 [sage] 投稿日:2006/10/03(火) 11 51 21 ID Sfuo01+Y 『短編・カトレア』 カトレアは窓の外を眺めていた… 優しい日差しは庭の木々を照らし…時折り吹く心地良い風がその葉を揺らしていた。 どこからか羽音が聞こえたかと思うと一羽のつぐみが窓枠の隅に舞い降り… …しなやかな動きで差し出した指先を、そっと優しいキスをする様に啄ばんだ。 「あなた…まだみんなのところに戻っていなかったの?」 カトレアは少し悲しげな顔で尋ねた。 「そう…でも、帰らなくてはいけないわ…きっと…あなたを待ってる…」 「私なら…大丈夫」そう微笑みかけると… ツグミはクイっと小首を傾げた後…木漏れ日の中へと姿を消した。 午後の日差しはカトレアには強すぎ、散歩は専ら早朝か夕刻に限られていた… それでも遠出は出来...
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    #nofollow #norelated SandBox お砂場(練習ページ)です。 あいうえお すんませんテストさせてください (/// SandBox お砂場(練習ページ)です。 [#v299c566] 見出し [#n151e840] 大見出し1 [#a6dc7f79] 中見出し 1-1 [#qa1c1e8c] 小見出し 1-1-1 [#k28ac390] 中見出し 1-2 [#zcbf4116] 大見出し 2 [#z3909cff] 小見出し 2-1 [#l26a869a] 小見出し 2-2 [#s6844309] 日付 [#jfce72b9] リンク [#jb6d4e84] その他の文字装飾 [#l89b765d] ...
  • 24-631
    631 :性欲をもてあます ◆mQKcT9WQPM :2007/12/16(日) 21 29 40 ID igvepAZv …なんか変なカンジ。 ルイズは心の声でそう感想を漏らした。 まあ、正直俺も最初は変な感じだと思ったけど。 印を刻まれる痛みに堪えたルイズは、俺と心の声を交わした瞬間、そう返してきた。 あんまり驚いてない? 「…驚いてるわよ…十分」 言って、俺の腕の中にいることに気付いて顔を赤らめる。 「…ば、ばか、どさくさに紛れてなにしてんのよ…」 …あのーう?口で言ってる事と心で想ってる事ぜんぜん正反対なんすけど? 口ではそう言っているルイズから伝わってくるのは、嬉しくて嬉しくて浮かび上がりそうな感情。 ほんっきで素直じゃないのな、ルイズは。 「ちょ、何人の心勝手にっ…!」 あのさー、これって伝えようと想わないと伝わらないのよ...
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    1-755アンリエッタの野望 2-197ゼロから始まる、物語 2-375炎蛇葬送 2-670 3-219タバサとシャルロット 3-569萌えろ!トリステイン学園 3-596小ネタ593 3-611 4-296-2テファの何か分岐 4-486カトレアの願い 4-539 4-668虚無の曜日 6-245メモ(話が上手く動きませんでした) 6-277無能王の望み 6-559おでかけ。 6-586 7-142 7-245遠く六千年の彼女 7-401ルイズとタバサ 7-495双月の舞踏会〜if 7-504 7-576不眠 7-680 8-5素直になって、自分 8-91ルイズと不思議な女神像 8-223原作でもこんな展開あったらいいなぁ 8-364ルイズと犬 8-492風神 8-546ルイズのあいびき 9-44最強の敵 9-82ルイズの優雅なデート録 9-134ラ・ヴァリエールの娘 9-281サイト争...
  • 24-686
    686 :黄金溶液〈中〉:2007/12/19(水) 00 41 06 ID IdV3bW49 「各地の『王の森』はその名のまま、王が狩りをするための猟場でな。  鹿やイノシシが外に出て民衆の畑を荒らさぬよう、かつてのアルビオン王家が魔法で固定化した柵で広く森をかこった。  その柵を利用されて俺たちはウォルター、おまえら言うところのクリザリング卿に封鎖されてるわけだ。とはいえ、出ていこうと思えば出来なくはないが。  ほどこされた封鎖強化はむしろ、外の者が入らないようにするためだな」  案内された木造の小屋、粗末な台所。  才人とアンリエッタは丸太の長椅子に隣りあって座っている。  マーク・レンデルは二人に湯気の立つカップを渡しながら語った。 「現に、多くの領民は耐えきれず他所に逃げていった。無理はないのさ、ウォルターはときおり怪物を森にはなっている。 見なかったか? 女の顔...
  • 14-8
    8 名前:真実(まこと)の黒 序章[sage] 投稿日:2007/04/08(日) 14 12 45 ID +LLim8p4 運命の初夜の翌日、行為を終えた才人は月を眺めていた。 傍らではルイズがあどけない寝顔で安らかな寝息を立てていた。 そんなルイズを一目見た後、視線を月に戻す。 そして、不思議に思っていたことを口に出す。 「どこいったんだろ、シエスタ」 彼は専属のメイドの名を口にした。 専属なのだから同じ部屋に住んでいるものの、なぜか昨夜帰ってこなかった。 疑問に思い今日一日探してみたが、誰もその姿を見ていないという。 「ま、今日たまたまどっかに行ってるだけかもしんねぇしな」 既に夜は更け、今日はどうしようないと思った才人はベッドに寝転んだ。 明日もう一回探してみようと考えながら眠りについた。 そして・・・三日の時が流れた・・・・・ 9 ...
  • 14-44
    44 名前:220 1/3[sage] 投稿日:2007/04/09(月) 00 00 36 ID SuOW14ld あの時から私の時は止まっている。 愛す事の出来た祖国の郷里と、今は真に幸せと感じられる時を、失ってから。 父と、母と過ごせた時間は望んでも戻らない。 口より心で、あの憎き国王を誰よりも誇って語り、私に明るい未来を見せてくれた父。あの時は父が、明るい未来を見せてくれた。 胸元に抱き寄せては、幼い頃は膝の上に乗せてくれた母。体温以上の温もりを私の全身に満たしてくれた。 それは一瞬で消え失せた。いや、失せたのでは無い。目の前でこれ以上ない程に、壊された。 もう直せない。取り戻せない。分かっている。分かっている。分かってイル… 分かったのなら、諦められる。私は冷静に、取り戻せない事を理解している。 自惚れだった。分かっているから、諦められるなど。 だ...
  • 14-83
    83 名前:たのしいおかいもの ◆mQKcT9WQPM [sage] 投稿日:2007/04/10(火) 02 47 08 ID N3J2/GkN 「サイトさんっ、起きて下さいサイトさんっ」 んー?ぁんだよ…。 「サイトさんっ、起きて起きて」 っさいなぁ…まだ日も昇ってないじゃん…。 「約束したじゃあないですかっ。もう!」 止めろよシエスタぁ…。揺するなってば…。 ん?約束? …そーいや二日前、俺シエスタと…。 「一緒に朝市行ってくれるって約束したじゃないですか!」 そうだったっ! 俺は目を瞑ったまま、勢いよく起き上がろうとして。 「しーっ。静かに起きて下さい?ミス・ヴァリエールが起きちゃいます」 ふにゅっ。 シエスタに抱きしめられた。 ていうか谷間に埋められた。 いやまあ口封じとしてはいいかもしれんけど。 そ...
  • 長編
    1-345ご主人様と犬 1-926少女の女王 1-96女王の関心 2-191二日酔いにはご用心 2-197ゼロから始まる、物語 2-255ルイズとサイト 2-502サイトとアンリエッタ 2-598ある日、森の中(*1)3-106 3-152魔法戦隊メイガスファイブ 3-22結婚後シリーズ 3-33時を駆ける少女 3-541 3-647シエスタとサイト 4-15キュルケとコルベール 4-296-1テファの何か 4-541テファとお風呂 4-541-2テファとお風呂 鬼畜 4-541-3テファとお風呂 甘えん坊 4-563 5-361ルイズ×サイト 5-345ルイズの魔法書 5-790アニエス受難 6-14サイト×シエスタ 6-135今宵は無礼講 6-398サイト×アンリエッタ 6-359魔王 7-230きちくおうさいと 7-245遠く六千年の彼女 8-492風神 10-5仁義...
  • 14-281
    281 :タバサにする! ◆mQKcT9WQPM :2007/04/17(火) 14 44 32 ID 6NPG1qw3 「ほら犬っ、どっちにすんのよっ!」 知らない女の人が半裸っつーか八割裸で俺に詰め寄ってくる。 …マテヨ今どっかで聞いたフレーズが。 「ほらほらっ、犬ぅ!」 人の事犬呼ばわりするヤツって言ったら…。 「ルイズっ!?」 その女性は俺にそう呼ばれた瞬間、嬉しそうに微笑んだ。 「サイト、私だってわかっ」 ぼく。 笑顔で詰め寄ってきていたルイズ?は、突然上から降ってきた分厚い本でノックアウトされた。 目を回して突っ伏したルイズ?の後ろから現れたのは。 「サイト…」 ルイズを殴り倒した分厚い本で胸元を覆い隠し、にっこり優しく微笑むその青い髪の女性は。 「シャルロット!?」 「サイト!」 ...
  • 261
    2-255ルイズとサイト 2-452ミョズニトニルンとジョゼフ 2-502サイトとアンリエッタ 3-647シエスタとサイト 2-390ちぃねぇさまへ 3-219タバサとシャルロット 3-484ティファニアとデルフ 3-611ルイズの寝言 4-15キュルケとコルベール 3-638ルイズの決意 4-296-1テファの何か 4-296-2テファの何か分岐 4-541テファとお風呂 4-541-2テファとお風呂 鬼畜 4-541-3テファとお風呂 甘えん坊 5-345ルイズの魔法書 5-637 5-790アニエス受難 6-75マリコルヌの野望 6-98スレイプニィルの××会 6-135今宵は無礼講 6-151サイト襲撃 鬼畜編 6-218マリコルヌの野望 炎の師弟愛編 6-245メモ(話が上手く動きませんでした) 6-277無能王の望み 6-292シャルロットの眠り 6-327タバサネタバレもの ...
  • 14-313
    313 名前:1/8[sage] 投稿日:2007/04/18(水) 03 08 11 ID J37G4WVk  キュルケに厳重に言い含められたことがある。 「エルフが追ってきたら、あの二人が頼りなんだから、  二人そろって疲れ果てないように監視してて」  エルフと戦えるのがこの二人しか居ないのは分かるけれど。  ……疲れ果てる?  宿に泊まるのは、疲れを癒すためなのに。  不思議に思ったわたしはキュルケに聞いてみたけれど、笑うばかりで何も教えてくれなかった。  自分やモンモランシーだとルイズが部屋に入れないだろうからと、  キュルケがわたしを二人と同室にした。  それは良い。  何だかよく分からないけれど、皆の役に立つのなら。  ……でも、 「何やってるの、タバサ?」 「寝ないのか?」  二人そろってわたしをベットで待ってい...
  • 14-27
    ルイズの部屋の暗がりの中、サイトは立て膝でルイズのベッドの側に座っている。 そして、ただ黙ってルイズの暴虐を受け止めつづけていた。 「あんた犬の癖に、……それに平民とキスするなんて生意気よ!」 サイトはその腫れ上がった顔に笑顔を浮かべる。 「ああ、俺って愛されてるんだなあ……。」 ルイズはそんなサイトの言葉を聞き、思わず蹴り飛ばす。 サイトはもんどりうって飛ばされる。 重い椅子にでもぶつかったのであろうか、ゴトリ、と鈍い音が部屋に響いた。 「バカ!もう知らない!」 やりすぎた、とルイズは思ったが言えなかった。 明日謝ろうと思い、そのまま布団をかぶるとベッドに潜り込んだ。 ______________________  その日、サイトは厨房へと行って飯を食べていた。 ルイズに食事を抜かれたわけではなく、シエスタに誘われたからであった。 食事が終わり口を拭いたあ...
  • 14-392
    392 名前:さんざむ[sage] 投稿日:2007/04/21(土) 19 53 12 ID p7dPqrvi 自分は今、目を閉じているはずなのに眩しいと感じた。 手で光を遮りながら才人はゆっくり上体を起こす。 最初に見た風景が自分がいた場所から明らかに違うと気づき、怪訝な顔つきになった。 どこだよ、ここ・・・・。 まいったな・・・・。 俺、確か、学院の広場で昼寝してて・・・・。 それから・・・・・・。 そっか、これは夢か、なんだ。 それから目を擦りもう一度周りを見渡す。 なんか大きな建物があるな。 まぁいいや。 才人は大きく欠伸をすると寝転がった。 暖かな陽光が気持ちいい。 これならすぐに寝れそうだ。 そんなことを考えながらまどろんでいると、ふいに暗くなった。 不思議に思い再び目を開ける。 涙で揺らぐ視界の先に、アニエスがいた。 「うわぁ!!」 才人は飛び起きようとした...
  • 14-268
    268 名前:ルイズの調教日記[] 投稿日:2007/04/16(月) 01 13 55 ID AMdQrSB8 ○月○日  最近サイトの様子がおかしい。いつも夜中にこっそり抜け出してる気配がある。 「ねえサイト、アンタ一体何してるの?」  そう聞いても汗をかくばかりで答えてくれない。  いったい何をしているのだろう?またあの淫乱メイドが絡んでいるのなら、厳しくしつける必要があるかもしれない。 ○月○日  今日は寝た振りをしてサイトの様子を観察してみることにした。  サイトは私が眠ったかどうかを確認すると、こっそりベッドを抜け出し、藁の寝床へ入っていった。  何だろう?藁のほうが寝心地が良いのだろうか?ふふ、やっぱり平民にはこのベッドは高級すぎるのかしら?  そんなことを考えながらサイトを見ていると 「!!」  思わず声が出そうになった! サイトは急に自分のズボンを下ろし始めたのだ...
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    5-361ルイズ×サイト 6-14サイト×シエスタ 6-398サイト×アンリエッタ 7-32サイト×アンリエッタ 7-124 7-352ルイズ×サイト 7-374ルイズ×サイト 353+α 7-504 7-558裏?220 8-464 9-275 9-508 10-22 10-104 10-517飼われ日記 12-468 12-513 12-624 13-96 13-564 14-44 14-734 16-677 18-70夏なので
  • 14-725
    725 名前:1/5[sage] 投稿日:2007/04/30(月) 03 58 41 ID hJFdIha4  この世界に来てから、目覚ましも無いのに自然に目が覚める。  地球にいた頃からは考えられない。  欠伸を噛み潰しながら目を開けると、珍しい事に二人ともまだ寝ていた。  正確にはシエスタがまだ寝ているのが珍しい。  いつもなら、俺が起きるよりも先に目を覚ましているのに。  折角だから起き出そうかと思ったけど……  無理。  右手も左手も、ルイズとシエスタがそれぞれ抱きしめ……って…… (ふ、ふにふに…………)  ……うん、起きられないんだから仕方ないよな。  どうしても緩む頬を引き締めながら、もう一度目を閉じる。  いい夢が見れそうだ。  …………と、大きい方の胸の感触が遠ざかった。  ちぇ 「…………んっ……うぅ……」 ...
  • 14-478
    478 名前:1/7[sage] 投稿日:2007/04/23(月) 00 23 46 ID gmVk61Jx  深々と溜息をつきながら、シエスタは冷たい目でルイズを見つめた。 「本当にもう……信用できないです」 「そ、そんな事言っても仕方ないじゃない」  シエスタの手に握られているのは、薄い桃色の封筒。  ルイズの机を整理していたシエスタが見つけて、どうすれば良いのか聞いた途端に、  真っ青になったルイズを問い詰めて、その内容を聞いたシエスタは開いた口が塞がらなかった。 「だ、だってずっとそれどころじゃ……」 「ずっとって、学院に戻られてからなら直ぐにでも……  絶対に心配されてますよ?」 「う……で、でも……」  シエスタが見つけたのはカトレアからの手紙。  手紙の出される間隔が徐々に短くなっていることで、どれだけ切実に返事を待っているのが分かる。 ...
  • 14-734
    734 名前:220 1/2[sage] 投稿日:2007/04/30(月) 09 02 06 ID d0+IWJaz 「え…?」 「ですから…あの」 「…」 「出来ちゃってて…」 「シエスター!」 「わわ、サ、サイトさん!」 最高じゃねぇか!遂に俺に子供が…お母さんがシエスタなら絶対良い子に決まってるさ! 「お、下ろして下さい…」 「おっと…ゴメン、はしゃぎ過ぎた」 「もう…」 うーん…今抱えてみたけど、まだウエストは細いみたいだな。つーことはまだまだ先か。 「あ、お弁当」 「あ、ああ」 「じゃあ今日もお仕事、頑張って来て下さいね?」 「おう、行ってきまーす!」 太陽が眩しいぜ… 「ふんふーん」 「…何よ?」 「いや、何でも」 「…あっそ」 相変わらず面白くなさそうな顔してやがる。そんなに俺が嫌いなのかよ。もう何年って横に居るのに。 「今日は登城だけだから…」 「わかった。それに...
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