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*空系

空のカードというのは基本的に特殊な能力を持つものが多い。
しかしプレイコストが全般的に高く、コストパフォーマンスに優れるカードが少なかった。
その為、殴り合いでは火はもとより風にも適わないことを認知し
デメリットはあるものの「ユーティ」の爆発的なエネルギーを利用し
イベントやスペルを多用するコントロール型が主流となる。
また、そのエネルギーを利用し、必殺コンボ類のデッキもここに含まれることが多い。

結局のところ「空デッキ」というよりは「無色デッキ」という言い方のほうが正しい気もするが、
空のエネルギーを使って最終的な勝利を得るデッキタイプをここでは「空デッキ」と呼ぶ。

幸いナビゲーターのサーチカードは優秀なゲームであり、２枚「ユーティ」が場に出れば
即座に４エネルギーが調達できるため、全体除去の「駆逐」や「魔界の崩壊」
相手の行動を封じる「空間凍結」などもそれなりにすばやく使用できてしまう。
また、「ミント」の存在により、DPの低いキャラならば即座に除去も可能である。

エネルギー量に余裕があるため、一番多くのオリジナルデッキが作られた色であろう。
必殺コンボ系のデッキは全て「ユーティ」を活用したものである。

内容の関係上基本的に重めな構成になってしまうため、事故を起こしてしまうと
挽回が効かない、ナビゲーター破壊タイプのデッキに弱い、など弱点も存在したが
このゲームの中ではそれなりに安定していた部類の色ではないだろうか。

しかし2003/3/10付けのエラッタにより、「ユーティ」が弱体化
空デッキの基礎が崩壊し、ほぼ全ての「空デッキ」は消滅することになる


-[[エルマシンガン>http://www34.atwiki.jp/fandc/pages/32.html]]
-[[天晴>http://www34.atwiki.jp/fandc/pages/33.html]]
-[[ミントブルー>http://www34.atwiki.jp/fandc/pages/34.html]]
-[[コロニー落とし>http://www34.atwiki.jp/fandc/pages/35.html]]
-８マシンガン

コントロールデッキの大半を占めていたのがこの「空コントロール」系。
「ユーティ」による過剰エネルギーにより、「荷物整理」「ミント」の回転率が上がるので
当初のビートダウンデッキに耐性のある形であったためである。

また、オールカラーのカードをいとも容易く多用できるのも利点。

速攻系に対しては１体づつ除去していては間に合わないため、
「駆逐」や「魔界の崩壊」などを使用してアドバンテージを稼ぐ必要があり、
そのためには自分にデメリットがあってはならず、かつすばやく撃たなければならない。

ナビゲーターサーチカードは多いので、結局「ユーティ」が存在する
空が一番コントロール向きだったのである。

後に「どっか～ん」「電極2号MK-2」等の優良カードも登場したため
ウィニー嫌いのプレイヤーに愛用されてたデッキタイプ。

実際、エネルギーが余るほどあるため、フィニッシュはなんでもいい。
〆の方法によってデッキの内容が少し変わる程度である。

除去を主体にコントロールしていくものは多数あり、
完全にノンキャラのものは「ミントブルー」
フィニッシャーが「ディーナ」「橘天音」なものはそれぞれ
「ディーナブルー」「あんぱんさーが」と呼ばれた。

-[[バルドールサイクル>http://www34.atwiki.jp/fandc/pages/34.html]]
-[[ミントブルー>http://www34.atwiki.jp/fandc/pages/34.html]]
-[[天晴>http://www34.atwiki.jp/fandc/pages/33.html]]
-[[コロニー落とし>http://www34.atwiki.jp/fandc/pages/35.html]]