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ドッペルゲンガー!? - (2013/05/22 (水) 15:15:42) のソース

 ドッペルゲンガー!?
 EVENT/My Turn/フィールドにセット 【コスト】全全全
 2エネルギーを支払う:『ドッペルゲンガー!?』はイベントカードであると同時に、対象のキャラクター1体と
 同じ能力値と特殊能力、性別、コストを持つキャラクターとなる。この能力は1ターンに1回しか使用することができない
 (対象キャラクターに他のカードによって能力修正や特殊能力が付与されている場合はその効果も受け継ぐ)。

登場初期では用途があまり確立しておらず、何か出来そうではあるものの得に使われないカードであったが、
3rdが登場した事で一変。ビートダウン系デッキのサイドボードへほぼ投入されるまでのカードと昇格した。

配置さえしておけば登場2エネルギーアンタップインのキャラクターと同様の事が出来るため、駄目押しに使える。
自身の手札や場が息切れを起こしていたとしても、相手の場にコピー先があればいいので駆け引きを持ちこむ事もできる。
相手のキャラクターをコピーする際、タップインキャラクターであればこちらが先に攻撃に移れることも利点の一つ。

欠点はもちろん、先に配置し準備しておかなければならないため、警戒されている事と配置した瞬間は特に何も起こせない事。
そのターン中に動く場合はエネルギー効率が良くないので不利になりがち。例外はあるが。

その例外というのが前述した3rdの影響で有り、通常のビートダウンでは中々対処しにくいがこのカードによって逆利用できる
《[[琴乃宮 雪]]》《[[茨木童子]]》が登場した事が主たるきっかけで使われ始めた。
双方強力な能力を持っているがタップインであるためこのカードを配置しておくことで高い牽制・抑制となる。
特に前者は先に攻撃できることでライフアドバンテージを10点も帰る事が出来る事可能性を作る事が出来、
後者は代用コスト等が必要ないため、相手側と違い何のリスクもなくアンタップイン出来る点が非常に有利。

《[[シャロン・エステル(CHARACTER Ver.)]]》入りのデッキのミラーマッチにおいても同カードの枚数差で勝てる可能性が出てくるため、
別の手段も組み入れつつ、このカードがサイドインされている場合もある。

そのコピーが必要なくなれば別のコピーとなる事が出来る点も評価できる。
戦闘として優秀な能力のみを持っているキャラクターをコピーしアタックした後、通常の場合タップしているだけとなるが相手のターンへ移った後に
何らかの常時能力、タップ状態でも発動できる起動能力、ターン終了時の誘発能力を持ったキャラクターをコピーして発動させるなんて事も可能。
基本的に相手の場に使い方が左右されるため安定しないが、非常に応用の効く能力である。

フィールドへは既に出ている扱いであるため、コピーを作っても「プレイした時」「フィールドに出た時」の能力は誘発しない。
《[[橘 天音]]》をコピーしたところでそのままでは《[[田中 冴子]]》同様の状態にある。
変化した後は別対象のコピーになるまで永続するので、イベントに戻って除去を回避するという事は不可能である。
また、イベントとしての扱いは残っているので《[[ハプニング]]》や《[[シャドウブレイド見参!]]》の影響は受ける。後者は特に危険。
別カードセット時の能力コピーはあくまでキャラクターに能力を付与するタイプの効果である場合に限る。
《[[線香花火]]》のようにキャラクターセットではあるが、能力自体はアイテムそのものだけが持っているものはコピーできない。

FAQへたびたびこのカードへの質問が飛んでは公式がトンチンカンな解答を出していた事で有名。
想定していなかった使われ方、コピーの仕方が多かったのか多くの解答は2nd発売後に発表されている。&s(){それも多数間違っていたが}
おそらく制作陣は基礎構造からは作っていないため、TCGにおける解決・処理あたりの知識が乏しく、上手い表現が出来なかったのであろう。

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