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技術の掃き溜め


彼は最初の使者だった。彼は未来から技術を土産にやってきた。
現代人は悩んだあげく、その手を握る事にした。


現代人は未来へ連れていかれた。未来の技術はそれは素晴らしかった。現代人には良く感動された。


未来は現代人に技術を与えた。するとその度に技術は進化を続けた。
やがて現代人は自分から技術を生み出す事を失いつつあった。


未来は生み出す技術を失った。現代人は進歩を辞めた。
さらに産業革命、文明開化、人々は過去の栄光に舌を満たすようになった。
彼等はとっくに機械に飽きていた。


人は未来の遺産を使い、この世界から自由な世界を生み出し、そこに自分の楽園を作るようになった。


この世界は空っぽになってしまった。
人に飽きられて棄てられたここには、技術の掃き溜めしか残って居ない。
全ての技術がこの世界を延々と飛び回っている。

人々は新たな世界を生み出し、その度に似通った方法で掃き溜めを作り続けるのだろう。

まぁ、今いるこの世界を現代人がどうするかは見てのお楽しみだけれどね。

タグ:

異世界
最終更新:2014年09月18日 06:13