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本を読む男の心中独白


本を読む男の心中独白

ミステリーを解くに当たって、結末だけを予想して、その過程にある推理内容には振れもせず、
いざ種明かしとなった時、僕は、やっぱりか、と心の中で思うのだ。

頭の回転の悪い僕では、所詮ミステリーの謎解きなど出来もしないので、
結末のみを思案するのもある意味致し方ないというものであろう。
だが、それでも僕は恥じてしまうのだ。

物語の結末のみを推量し、結果、それが的中した時、
やっぱりか、と一丁前に心の中で呟いてしまう、自分の傲慢さに対して。
そう思わずにはいられないのだ。

最終更新:2014年10月24日 07:30
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