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ノウン


ノウン・トルース・ウラノス

ウラノス空艇騎士団」に所属する飛空機乗り。
青の塗装が施された魔導戦闘機『ヘリオス』を駆り、戦場の空を舞う。
高い身分の出自でありながら一兵卒同様に前線で戦う様は、他の戦空機乗りたちの戦意高揚に一役買っている。

彼の家系は、ウラノスの《真実を知る一族》の中でも
戦時体制にある現在のウラノスの指導的立場にある男 「ヘルーシャ・トルース・ウラノス」が当主を務める
トルース家であり、本来なら戦場に出ずとも良いほどの高い地位を持っている。
しかしノウンは兄が政治、自身は戦場の最前線でウラノスを勝利へと導くため戦空機へ乗ることを決め、
正式に軍事教練を受けるまでの数年間、個人で戦空機の操縦技術を学び、
開戦以降は熟練の操縦士として各地を転戦し続ける。

大戦後期、空にあるウラノスの首都「ルークフォン」へと呼び戻された際、
帰郷の途上で悪魔に襲われてしまう。
戦空機の装備では悪魔を倒せないため離脱を試みたノウンは、数時間に及ぶ飛行の末、どうにか難を逃れる。
しかし、首都ルークフォンへのルートを大きく外れてしまった彼は、
最寄りのウラノスの大地へと一時的に着陸し、休息を取ることにした。

そのウラノスの大地というのが、嘗て天人を統括していた《真実を知る一族》の一つ
ウラノス家に連なる女性「クラミエール・ウラノス?」が軟禁されている場所であった。

破損した機体の修理で暇を持て余したノウンは、ここがどういった土地なのかを現地指揮官に尋ねる。
するとノウンは、この土地が嘗ての指導者であるクラミエールと、その同調者を幽閉している場所である事を知る。
兄であるヘルーシャの統治に移行する以前、幼い頃に式典などで彼女を目にしただけだったノウンは、
多少の好奇心も手伝って、屋敷兼牢獄のクラミエールの住まいを訪ねようと思い立つ。
当然、現地指揮官らは反対したが、ノウンは現指導者たるヘル―シャの弟にして、戦場の英雄と称えられる自身の立場を使って、強引にクラミエールとの面会を取り次がせた。

この数日間の出会いが彼に今回の戦争と兄への疑念を持たせるきっかけとなった。
戦況が悪化するにつれ、地上に降下した大地に残る天人は徐々に戦意を削がれ、
戦いは終局へと近づく。
ひとり、またひとりと倒れてゆく仲間、戦場からの逃走、兄との決別――。
それらの末にノウンは、今一度クラミエールの元へと訪れる。

最終更新:2016年08月28日 23:23
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