旧き魔術と霊力


旧き魔術と霊力

旧き魔術とは、魔術師(以下、行使主体者)の生命力を消費して世界の生命力(以下、霊力)を引き出し、
これを予め組まれた術式に沿うよう行使主体者の生命力を用いて加工、行使主体者の認識を世界に顕現させる技法である。

同じような技法の一種として超能力が存在するが
こちらは個人の先天的な才能に依存し、行使できる者が限られるのに対し、旧き魔術は誰にでも扱えるよう体系化された技術である。
発動に必要な霊力の倍以上の生命力を消費するものの、行使主体者の認識次第で様々な応用が利く。

上図及び以下の文は、超能力発動のプロセスを簡略的に説明したものである。


1:行使主体者が脳器官から魂への回路を生命力で拡張

2:拡張された回路を通して生命力を転送

3:魂で生命力を霊力に変換

4:霊力が三次元へ降りてくる
※ここまでは超能力と同様。

5:生命力を用いて霊力を「術式」へと加工、様々な作用を起こせるよう下準備をする

6:『世界/世界精神』に行使主体者が行った術式に関する情報が伝達される
※行使主体者による伝達の意志の有無は無関係。

7:『世界/世界精神』が送られてきた術式に対応する認識を行使主体者を含め、内包する存在やその魂から検索

8:術式に合致する認識があった場合、行使主体者が加工した霊力へそれを伝達

9:加工済み霊力が現実に作用、術式に対する認識を具現化する

10:旧き魔術が発動

最終更新:2025年01月01日 13:17