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───HO!HO!HO!


「あぁ、頑張れマスター! 誰からも恐れられて…誰よりも愛される魔族になるんだ」






【クラス】

アサシン

【真名】

バネ足ジャック(スプリング・ヒールド・ジャック)@史実

【属性】

混沌・善

【パラメータ】

筋力:C 耐久:C 敏捷:A 魔力:C 幸運:A 宝具:C+

【クラススキル】

気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適したスキル。
ただし、攻撃態勢に移るとランクは大きく下がる上、アサシンの場合は後述するスキルの発動時にはこのスキルの効果を完全に喪失する。


【保有スキル】

飛び回る恐怖(リービング・テラー):A
 かつてロンドンの街を震え上がらせた怪物としての象徴。
 戦闘時には一瞬にして彼本来の姿である怪人体へと変身する。
 この状態では怪異としての精神性は同ランクまでの精神干渉をシャットアウトし、更に戦闘時が夜であれば先手を取りやすくなるボーナス補正が働く。主に女性を狙ったという逸話から、相手が女性の場合更に補正がかかる。
 このスキルの効果は、NPC含む周囲へのアサシンの姿や噂の流布によって強化される。

嘲笑する悪魔(ラフィング・デビル):B
 アサシンの怪奇としての特性がスキルとなった物。
 アサシンは顕現、又は戦闘時に特徴的な笑い声で相手を畏怖させることによってサーヴァント、マスター問わず精神的ショック及び敏捷値をワンランクダウンさせる。
 更に戦闘後にはBランク相当の情報抹消効果がアサシンに付与され、敵サーヴァントは何らかの対抗手段がない限り特徴的なアサシンの笑い声しか情報が残りえない。
 ただし、このスキルの発動時にはクラススキルである気配遮断の効果を喪失する。

郊外の悪魔(サバーン・ゴースト):B
 不可解なまでに広い範囲で出現が噂され、最もバネ足ジャックの正体として有力だった人物の死後も存在が確認された逸話、即ち複数人説より獲得したスキル。
 同ランク相当の単独行動と自己改造、仕切り直しの複合スキルに加え、アサシンは魔力の許す限り自身の分身を作り出すことができる。
 生み出された分身のステータスは全ステータスがD又はEランク相当だが戦闘も可能。
 そして後述の宝具と組み合わせると、分身体との位置の入れ替えや緊急時の囮として扱うことができる。



【宝具】

『暗黒霧都(ザ・ミスト)』
ランク:C 種別:結界宝具 レンジ:1~10 最大補足:50人
 宝具発動時、レンジ内にアサシンの魔力で作られた霧を発生させる。
 発生した霧は触れた者の魔力を自動的に放出消耗させていく。また、サーヴァントであれば耐久値を1ランクダウンさせ、防御・遮蔽・回避系のスキル及び宝具の判定にマイナス補正をかける。
 更に霧の中にいる誰に効果を与え、誰に効果を与えないのかは宝具の使用者が選択可能。
 霧によって方向感覚が失われるため、脱出するにはランクB以上のスキル"直感"、もしくは何らかの魔術行使が必要になる。
 スプリンガルドが活動していた当時のイギリスの霧の都を再現した結界宝具。

『怪奇譚-怪人は月輪に跳ぶ-(スプリンガルド・オーバードライブ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大補足:50人
 バネ足ジャックとしての能力の全て。
 その能力は二つに分けられる。

 まず人でありながら火を噴き、氷の手で軍の兵士たちを蹴散らしたという逸話の正体。
 その正体は一対の魔眼でありこれがサーヴァント、バネ足ジャックの主武装となっている。
 魔眼によって視界内のサーヴァントにランク相当の火炎又は氷結攻撃を与えることができる。
 予備動作は殆どなく視界内に収められるだけで発動条件を満たす。

 そして軍の包囲や大型の機関車も飛び越え一瞬のうちに姿を消したという異常な跳躍力。
 この人間には明らかに不可能な跳躍と姿の消失の正体、それは次元跳躍。
 跳躍時アサシンは文字通りこの世の次元すら飛び越え、存在しない幽霊(ゴースト)となる。
 この時のアサシンにはあらゆる干渉が不可能となり、遍く距離・障害を飛び越える概念存在と化す。
 故に本来ならば侵入不可能な場所(人の精神など)への侵入や、
 前述のスキル郊外の悪魔と組み合わせる事によって跳躍と同時に分身体と位置の入れ替え、ある種の瞬間移動のような芸当さえ可能となる。
 制約としては必ず跳躍の動作を行わなければならない(そのため着地の僅かな瞬間は実体化してしまう)事と、分身体がいない地点に跳躍は不可能という事である。
 この宝具の効果は、対象が「怪人」の存在を強く意識しているほどに強まり、「バネ足ジャック」の名を看破している状況下において最大の補正を受ける。


【weapon】

女性の衣服を引き裂いたと伝えられる強靭なかぎ爪。
また、ナイフを扱ったという逸話からサーヴァントに通じる程度のナイフも生み出せる。
何より一番の武器は怪人体の長大な手足だろう。


【人物背景】

19世紀ヴィクトリア朝、切り裂きジャックの犯行よりはるか以前、
ロンドン中の話題をさらった謎の怪人「バネ足ジャック」
異常な跳躍力にてロンドンの街を跳ね回り、人々を脅かしまわったという。
その正体は不明。異常な跳躍力を持つ怪人であることはすべからくハッキリとした情報はない。
本聖杯戦争でも怪奇としての側面が色濃く出ており、ブギーマンやスレンダーマンなどの怪物が存在としては近しい(本人談)
少年としての姿もスキルの自己改造によって作ったスキルであり、正体はマスターにも明かしていない。
実は当時最先端の工学技術の仮装を纏った人物の悪戯に尾ひれがついたのかもしれないし、或いは次元跳躍という異能に目覚めただけのただの人間だったのかもしれない。
或いは本物の怪異だったのかもしれないが…彼は詳しい正体を明かそうとはしないだろう。
怪物とは、正体不明でなければならないのだから(本人談)

【サーヴァントとしての願い】

もっとメジャーに恐れられる怪異になる。切り裂きジャックは絶対殺す。

【外見】

オッドアイで茶髪の美少年(少年体)
黒衣に漆黒のシルクハットとマントと仮面を纏い、長大な手足を有した怪人(怪人体)
最終更新:2022年05月27日 21:43