【真名】

ハデス=ペイルライダー@ヨハネの黙示録+ギリシャ神話

【クラス】

ライダー(プリテンダー)

【属性】

中立・中庸

【パラメーター】

筋力:D 耐久:B 敏捷:D 魔力:D+++ 幸運:E 宝具:EX


【クラススキル】

対魔力:C
 魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。
 大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:A
 本来ならEXあるが『ハデス』を羽織って顕現した為、このランクになっている。


【保有スキル】

病魔:A
 彼の別側面が持つ『感染』とは異なるスキル。
 病を拡散させるのではなく、病をエネルギーとするもの。
 プリテンダーのマスター・七実は重度の病魔に侵されている為、それが魔力に変換される。
 悪い意味で魔力源には困らないだろう。

無辜の世界:EX
 『死』や『疫病』に対する人々の恐れが生み出したイメージが色濃く反映されたスキル。
 イメージがあまりにも雑多な為に召喚時はプレーンな存在になる。
 今回は『ハデス』を羽織って顕現した。基本的にライダーのクラスで表記される。

冥界の水仙:A
 女神ペルセポネーを惹きつけた花。
 即死耐性などの加護を与えるスキル。
 時間をかけて加護を付与すれば一時的に、ハデスが持つとされる隠れ兜の性質を得られる。
 一定時間、気配遮断スキルを収得し、姿形を完全に視認不可にする。


【宝具】

『来たれ、荒廃よ、来たれ(ドゥームズデイ・カム)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:- 最大補足:-
 ハデスが持つ馬車を再現した宝具。
 かの有名なペルセポネーの略奪の際、ハデスは大地を裂き、馬車に乗って現れたという。
 豊穣神の側面もあるハデスは、馬車で大地を自在にかき分け、蹂躙し、引き裂き――荒廃させる。
 固有結界や陣地の突破以外にも空間そのものを駆ける。


『剣、饑饉、死、獣(ケルベロス)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:99 最大補足:999
 他者に「死」を与える数多の物を具現化させ、その力を行使するスキル。
 ハデスを羽織って顕現した為、彼のイメージが最も強い猛獣、三つ頭の猛獣が再現される。


【weapon】

大鎌
 本来、ハデスは二叉の槍『バイデント』を所持しているが、
 昨今の風評被害とペイルライダーの影響から青白い鎌を武器にする。


【人物背景】

『ヨハネの黙示録』に記述されている終末の四騎士の一人。
神から地上を分割統治する権利と地上の人間を殺す権利を与えられし死の天使。
小羊が解く七つの封印の内、四番目に登場するのがペイルライダーである。

これは本来なら英霊でもヒトでも悪霊でも幻影ですらない。
生命体ではなく『疫病』という概念そのもの。
人類の『疫病への恐れ』を象徴するもの。この世から『疫病』が絶えない限り滅びはしない。

故に本来なら、召喚されることも、人格も、姿形すらない、
知識の塊・聖杯戦争に忠実なロボットのようなものとして活動する。

ペイルライダーが召喚される事自体、
イレギュラーだが、更にイレギュラーな事に
冥府神のハデスの役割を羽織って顕現した事により、稀有な事に形と人格を得る。

ただし、この『ハデス』は無辜の人々のイメージ像であり、本物のハデスを羽織っている訳ではない。
ギリシャ神話関係者からすれば一目でハデスではないと分かるし。
ハデスの逸話を知る者からすれば要所要所で違和感を覚える。

根本としては病そのもの。
故に、病に侵されても最強である鑢七実に魅入られている。
……皮肉だが、女性の対応が不器用なのは、ハデスの人格に引っ張られているせいらしい。


【外見】

肌は色白で、痩せこけた顔をした男。
ペールブルーの長髪と黒衣を纏う。
昨今のハデスに対する風評被害と死神のイメージとして顕現した形


【サーヴァントとしての願い】

七実の病となって生涯を共にしたい
最終更新:2022年05月27日 21:15