――答えよ。そなたが余の奏者か?
主人公が選択して契約する
サーヴァントその1。身長150cm程と小柄ながらも、身の丈ほどの大剣を自在に扱う。なんと、その剣はお手製のものらしい。
男装とのことだが、スカートの正面が
透けて見える上に、背後も危ういことになっている。
パンツじゃないから恥ずかしくないもん!
クラス セイバー |
(C)TYPE-MOON (C)2010 Marvelous Entertainment Inc. |
マスター |
主人公 |
真名 |
ネロ・クラウディウス |
宝具 |
招き蕩う黄金劇場 |
CV |
丹下 桜 |
能力
プレイヤー次第。初期ステータスとしては筋力・耐久が最も高く次いで敏捷・幸運そして、魔力となる。
技能
- 対魔力:C
本来セイバーのクラスにおいてこのスキルのランクは高いのだが、彼女には対魔力が無いためこのクラスにしてはあるまじき低さになっている。
- 皇帝特権:EX
本来持つはずがないスキルを、本人が主張するだけで短期間に限り得ることが可能。ランクがA以上の場合においては、神性すら持つことができる。
- 頭痛持ち:B
生前、母との関係が悪く母の死から頭痛に悩まされるようになったという。今ではそれが呪いとなって、精神スキル成功の妨げとなっているようだ。
略歴
幼名、ルキウス・ドミティウス・アヘノバルブス。母の奸計により、17歳でローマ帝国・第五代皇帝に即位。キリスト教をはじめ、多くの宗教を弾圧し、元老院と対立した。それらの出来事や母を殺害したことから暴君と呼ばれる。(
ランサーの言う
獣の数字とは彼女の名であるネロ・カエサル【NRVN QSR】をヘブライ語表記にしたときの数値を合計した666のことを指し、その弾圧に対する反発として悪魔と同一視されている。よって彼とは出自的に相容れない。)そんな彼女だが、
ローマの大火後などに見られるような気前の良い政策を執ることで市民から絶大な人気を誇っていた。がしかし、市民に尽くしたとしても最終的には反乱によって皇帝の座を追われ、逃亡先にて自決。その最期は潔いものではなく、何度も躊躇い泣きこぼしながらも最終的に短剣で自らの喉を突いた。こうして誰にも愛されなかった彼女は寂しい最期を迎えた。
人格
一人称は「余」。話し方は尊大だが、どこか可憐な印象も受ける。が、しかし「気性が荒い」とはアーチャーの弁。そしてその通り、なかなか物騒な発言が飛び出すことも。薔薇の花が好きで「姫」呼ばわりされると怒ることも。
そんな彼女は自称、「あーてぃすと」。表現者でもあり、芸術に深い理解を示す。でも実はサーヴァント二名軽く倒すくらいの酷い音痴だったりする。邪念が無い限り、彫刻や絵画など裸婦像のモデルにしても構わないそうだ。
本人曰く、気に入ったものは男だろうと女だろうと尽くすタイプとのこと。博愛的に節操なしに「人間」というものを愛していながらも、生前満たされなかったせいか自身に興味を持たれると喜ぶようだ。
スキル
- 花散る天幕
敵に筋力ダメージを与える。 消費MP:30
- 燃え盛る聖者の泉
ATTACKによる攻撃力を上げる。綴りはおそらく、【Tre Fontane Ardent】 消費MP:20
- 黄金律・皇帝特権
自動発動スキル。戦闘終了後のアイテム入手率が上がる。
- 傷を拭う聖者の泉
BREAKにHP吸収効果を追加する。綴りはおそらく、【Tre Fontane Curatio】 消費MP:30
- 喝采は剣戟の如く→喝采は万雷の如く
敵に筋力ダメージを与える。 消費MP:40→60
- 三度、落陽を迎えても
HPが尽きたとき、一度だけ復活する。綴りは【Invictus Spiritus】意味はラテン語でおそらく「不屈の精神」。 消費MP:50
- 時を縫う聖者の泉
GUARDにスタン効果を追加する。綴りはおそらく、【Tre Fontane Tempustis】
名が共通するあと2つのスキルと同じく名前の由来は彼女が宗教弾圧をしていた頃、殉教者パウロが斬首された際に転がり落ちた首が触れた箇所に湧いた3つの泉からだと思われる。 消費MP:50
- 童女謳う華の帝政
宝具発動中に限り、敵に筋力貫通ダメージを与える。 消費MP:80
宝具
固有結界に似てはいるが、異なる大魔術。生前、彼女がローマの大火後にローマ市中心に建設した劇場を魔力により、形成・再現したものであり彼女の持つスキル・皇帝特権と合わせて自身の願いを達成させることができる絶対皇帝圏。発動できるのは4ターン経過後。これによって相手に大ダメージを与え、尚且つ3ターンの間は筋力・耐久を低下させることができる。
しかし、戦闘中に使えるのは一度のみであるため使いどころを考えるべきである。
最終更新:2010年08月17日 21:17