万物の願いをかなえる
聖杯を奪い合う争い。
広義には聖杯と思われる何かが発見された際、それが本物であるか否かを確認する為に手に入れようとする競争行為全てを指すが、この項では数十年に一度、冬木市を舞台に行われるものを取り上げる。
聖杯を求める複数の
マスターと、彼らと契約した同数の
サーヴァントがその覇権を競う。
他の組が排除された結果、最後に残った一組にのみ、聖杯を手にし、願いを叶える権利が与えられる。
勝利のためには、マスターか、そのサーヴァントを倒す。もしくはマスターの
令呪を無効化し, 強制的にマスターとしての資格を失わせることが必要となる。 なお、サーヴァントを失ったマスターとマスターを失ったサーヴァントが契約を交わし、再び参戦する事も可能。
以上が聖杯戦争の“表向きのカタチ”である。
今回の聖杯戦争の元となった冬木の聖杯戦争のシステムを作り上げた御三家の本来の目的は、サーヴァントとして召喚した英霊の魂が座に戻る際に生じる孔を固定して、そこから世界の外へ出て『根源』に至る事。
小聖杯は溜め込んだ七騎分をもって大穴を空けるためにある。
つまり、本当は殺し合いなどする必要は無い。
本来の目的を隠した上でマスターを呼び寄せる為、上記のような表向きの聖杯戦争がある。
また、御影の聖杯戦争にもまた何か裏があるようだが……。
最終更新:2016年06月13日 19:57