パンドラ

【クラス】キャスター
【真名】パンドラ
【容姿】
柔和な白い肌に艶やかな銀色の髪、湖のように蒼い瞳の少女。
白を基調としたドレスローブを身に纏い、見る者には儚くも美しいといった印象を与える容姿の持ち主。
【性質】混沌・中庸
【ステータス】
筋力D 耐久C 敏捷C 魔力A+ 幸運E 宝具EX
【スキル】
陣地作成:B
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。“工房”の形成が可能。

道具作成:E
魔術的な道具を作成する技能。彼女自身がそこまで興味がない為にランクはE。

神授の智慧:A+
ギリシャ神話の神から与えられた、神に造られし者としての様々な智慧。
英雄独自のものを除く、ほぼ全てのスキルにB~Aランクの習熟度を発揮できる。
また、マスターの同意があれば他サーヴァントにスキルを授けることも可能。

齎禍の機知:B
開けてはならないと言われた匣を開いてしまった好奇心。
彼女はこのスキルがある限り、良識や命令よりも自らの好奇心や直感を最優先に行動してしまう。

【宝具】
「災禍の匣(パンドラ・ボックス)」
ランク:EX
種別:対界宝具
レンジ:不明
最大補足:不明

原初の災厄が封印されし神造の匣。パンドラの匣という言葉の由来そのもの。
彼女はその力を宝具として行使するに当たって、射程領域、解放期限、魔力上限を予め設定しなくてはならない誓約を設けている。
それは元来制御するなど不可能なこの力を強引にでも制御する為であり、そもそも誓約がなければ彼女自身もマスターも呑み込まれ兼ねない故である。
匣の蓋を開くことで、その中に閉じ込められていたものを解放する。それは疫病、呪詛、悪意といった死以外の負の概念。
射程領域内を高濃度の呪いで満たし、その内部に存在するもの全てを、物質的にも精神的にも壊死に至らしめる。
サーヴァントや高位の魔術師であれば抵抗は可能かもしれないが、それでも心身を蝕む呪いを完全に遮断し続けるのは難しいだろう。
そして、この宝具の尤も恐るべき点は、聖杯戦争など関係ない、無辜の民を蹂躙するにあたって真価を発揮することにある。
また、この宝具が発動している間、その力の影響下にいるものは全て、幸運の値がD~Eランク相当にまで低下する。

【概要】
神々によって造られ地上に送られ、この世に災厄を解き放ってしまった女。実は神に利用されただけの人、おのれゼウス。
彼女自身は奔放な一面もあるものの、基本的に人を愛し、争いを好まぬ性格の持ち主。故に誰よりも自身の宝具を忌む彼女であったが。
宝具の力のみを見込まれての召喚に応じた彼女が聖杯に願うのは──「解き放たれた災厄を、もう一度匣の中へ戻す」こと。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2016年07月05日 15:12