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ACTA条約 - (2012/08/06 (月) 05:50:52) のソース

**注意
&bold(){デマに踊らされてないでまず条文を読め。}

**概要
-[[模倣品・海賊版拡散防止条約 (ACTA) 最終会合後条文案 第2章第5節の翻訳>>http://miau.jp/1286794800.phtml]]

小泉政権が提唱した『海賊版防止条約』
内容は、実は日本基準の規制が多い。問題は大雑把に言えばただでさえ厳しい日本の著作権が条約として固定されてしまう事。
ヨーロッパの反対により、やや緩めにまとまる。
→それでも反対運動が起こったためにEUは圧倒的多数で否決。豪州もやや否定的なため、発効の用件である六カ国批准は難しい情勢。

2012年7月31日に参議院を通過。

[[山田奨治 BLOG ACTA(偽造品の取引の防止に関する協定)はホントの所、何が問題なのか (2012,07/02(Mon)) >>http://yamadashoji.blog84.fc2.com/blog-entry-569.html]]
[[山田奨治 BLOG ACTAノート>>http://yamadashoji.blog84.fc2.com/blog-entry-577.html]](条文の詳解)
[[第280回:海賊版対策条約(ACTA)に関するQ&A>>http://fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/2012/08/post-1f17.html]](↑の+α)
★[[ACTA:参議院外交防衛委員会ダイジェスト>>http://yamadashoji.blog84.fc2.com/blog-entry-578.html]](ACTAの参院審議。山本一太議員が無双)
[[ACTAについて外務省に確認(国会答弁の疑問点含む) >>http://tentama.livejournal.com/1280.html]](てんたまさんの取材記事)

**要するに何が変わるの
ぶっちゃけ、ネットに関わる部分は今の日本とほとんど変わらないです。ただ気になるのはこの辺。
※山田奨治 BLOG ACTAノートより
>>第26条 職権による刑事上の執行
>>各締約国は、第23条(刑事犯罪)1から4までに定める刑事犯罪であって自国が刑事上の手続及び刑罰を定めるものに関し、適当な場合には、自国の権限のある当局が捜査を開始し、又は法的措置をとるために職権により行動することができることについて定める。
>小倉秀夫弁護士は、7月18日放送のJ-WAVE JAM THE WORLDで、これを著作権に当てはめると非親告罪化になると指摘した。「職権により行動」は確かにそのような解釈は可能であり、そうだとすれば日本の著作権法の原則に大きな変更を求めるものになる。ただし捜査当局が「職権により行動」するのは「商業的規模」の侵害に限られる。文末が断定表現なので、この条項を満たすように国内法を整備・運用することが締約国の義務になる。ACTA交渉責任者の説明が聞きたい部分。
福井健策弁護士はこの部分について以前、原案と異なり「又は」なので法的措置を執るための行動を可能にしなくても捜査を開始できればいい、つまり現状行われている告訴前の先行捜査が可能ならそれでいい事になるので非親告罪化に当たらないとツイッターで指摘。
どっちが正しいかは不明。

**経緯っぽい物
★[[第251回:ウィキリークスで公開された模倣品・海賊版拡散防止条約(ACTA)関連アメリカ公電>>http://fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-71b0.html]]
リーク文章からの交渉経緯解説。

[[東欧:日本主導「模倣品・海賊版拡散防止条約」に強い反対 - 毎日jp(毎日新聞)>>http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20120222k0000m030029000c.html]]

[[WIRED japanese edition ACTA:海賊品に対する協定にさらなる打撃 (2012年6月29日)>>http://wired.jp/2012/06/29/acta-2012/]]

https://twitter.com/hideharus/status/220499275380047873
江口秀治 Hideharu Eguchi ?@hideharus
>EUサイトから。同議会はACTAを否決(賛成39、反対478、棄権165)/European Parliament rejects ACTA
>http://www.europarl.europa.eu/news/en/pressroom/content/20120703IPR48247/html/European-Parliament-rejects-ACTA #知財ネタ #著作権

[[「模倣品・海賊版拡散防止条約(ACTA)」を、欧州議会本会議で、反対多数で否決(2012/7/4)>>http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM04052_U2A700C1FF2000/]]
こっちが日経の記事
反対478、 賛成39、棄権146 しかも署名済みの通商条約が否決されたのはEU初めて

84oca 84@oca
>EUと豪州で否決された場合、残りは日本(提唱国)・米国・カナダ・韓国・シンガポール・ニュージーランド・モロッコの7ヶ国か。(引用者注:署名国)
>この内2ヶ国が否決すればACTAは発効しないことが確実になる。
>ここ数年の政治情勢やEPA絡みで行くと、カナダとニュージーランドでは否決されそうな予感。
>2012年6月29日 - 5:09 webから
-この後メキシコも署名するが、議会が批准を拒否する中の署名だった
tentama_go/てんたま 2012/07/17(火) 22:55:06 via Tween
>メキシコがACTAについて上院が批准を拒否したにも関わらず署名。
>これについて上院と下院の全ての議員が政府のしたことを批判し、“上院の批准なしには条約が発効していない”ことを指摘。
>この場合メキシコは必要な国数のどっちに判断されるんだろ・・ http://t.co/xwmMgs7D

>山田奨治 Shoji YAMADA ?@yamadashoji
>【速報】 #ACTA 動き出す。参議院外交防衛委員会に付託(7月25日付)。 #著作権 #特許 #actanihon #actajp
https://twitter.com/yamadashoji/status/228270951958208512

>衆議院議員 斎藤 やすのり ?@saitoyasunori
>https://twitter.com/saitoyasunori/status/230844116597108736
>#ACTA これ米国主導で、日本が事務局という位置づけ。米国が世界の著作権・知的財産権の覇権を握っちゃおうという野望に日本が乗った。
>国民に知られると騒動になるので、しらっと通そうとしている。これはプレ #TPP 。ここからは推測。ACTA批准は日本のTPP加盟の条件のひとつ?
>
>https://twitter.com/saitoyasunori/status/230841205766885377
>衆議院議員 斎藤 やすのり ?@saitoyasunori
>#ACTA  けさの「国民の生活が第一・きづな」の合同国対会議で外務政策、党総合政策担当者に私がまとめたACTAの懸案事項というペーパーを渡し、党内で議論をして反対するように提言。
>民主党を含めて党内外に呼びかけます。

**なんかデマが撒かれた話
2012年春辺りに入ってから?
なんかACTAについてものすごい勢いでデマが広がった。
条文を読みもせず煽りまくったブログがあったらしい。

>てんたま ?@tentama_go
>ACTA絡みはもう情報確度がめちゃくちゃですね・・・根も葉もない情報だらけに。常時監視は実際には開示の話しか条文にはないし、5月は単に署名の締め切りで発効は6ヶ国批准と条件全く別だし、挙句の果てに外務省へ米国から抗議とか、ソースなしの情報がどんどん拡散しちゃってる・・・ 
>
>てんたま ?@tentama_go
>手ブロの方が自分で条文を読んで、誤解に気づかれた様子?RT @Portfolio_RT412: なんか情報錯綜していない?汗 ということで例のACTAの手ブロ、どうやら非公開になるみたいですよん。「条文を読んで下さい!」だそうです。振り回されずに主体性を持つことも大事ですね 
>
>てんたま ?@tentama_go
>あ、ホントだ。 >件の記事を一旦下げさせて頂きます http://tegaki.pipa.jp/677929/22407663.html … 拡散元のブログが記事を閉じたので、ACTAの誤解もこれでおさまっていくことを期待です。条文になるべく自分で目を通すというのはACTAに限らず大事