Ex防御1 - (2007/07/08 (日) 20:48:30) の最新版との変更点
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目の前に敵がいる。そんな、戦場で当たり前の状況を認識し是空とおるは、ひとつ首をひねって、うーんとうなった。
問題は、敵が攻撃しようと目を怪しく光らせながら迫っていることぐらいである。いや、それが最大にして最悪の問題だが。
是空は考えた。この状況をどう切り抜けようか、その作戦を考え始めた。そして思いつく。防御すればいいじゃん。
一人でうんうんとうなずくと、彼は防御のための作戦を考え始めた。
>【地形】
>≪全般≫
>・攻撃の的にならないよう、稜線や丘の上などの高所をさけ、低地を移動する。
>・地形地理や自然条件、建築物などを盾や目くらましとして使い、防御・回避を行う
>・予め攻撃が来る方向を予測しておき、遮蔽になるであろう物を見つけておく。
>・凹凸のない場所はなるべく避ける。
>
>【装備】
>・迷彩によって距離感を狂わせる
>・発煙弾、閃光弾を発射。敵の視界を奪う。
>・是空とおるの式神の煙を煙幕に使って敵の視界を奪う。
>
>≪歩兵≫
>・イヤマフを耳に装備し、銃撃時に発生する射撃音から耳を保護する。
>・ヘッドセット(ゴーグルつき):頭部を衝撃や銃弾から防御するとともに、小型無線機や小型ライト、ナイトビジョンを装備する。
>・無線機:長距離通信や、高速データ通信が可能なものを使用して連絡をとりあい、部隊間・部隊内での状況把握や連携をスムーズにする。
>・双眼鏡・目標距離測定装置:目標の正確な位置を測定できる。
>・プレート入りの防弾ベストによる高い防御性能
>・煙幕手榴弾によって敵の視界を妨害
>・迷彩服着用、フェイスペイントをしておく。
>
>【陣形】
>・敵の攻撃を集中させないようにできる限り広く分散する。
>・四方八方にちらばることで間隔をできる限り広く取る。
>・分散移動することで敵の照準を絞りにくくする。
>・有視界内では仲間との連携をブロックサインで密に取る。
>・是空とおるの式神の煙をブロックサインに使って有視界外でも連携を密にする。
>
>【体術】
>・レーザーを防ぐために煙幕や土煙を利用する。
>・相手が攻撃してきた際は体全体を攻撃線からはずすようにして防御する。
>・回避するときは常に建物の壁を背にする。
>・遮蔽物や塹壕、地面のへこみなどを利用して直接敵の攻撃をくらわないようにする
>・各員が常に情報リンクする事で、敵情報を速やかに伝達し、回避がスムーズにできる。
>・防御に使える物は全部使い、伏せの可能不可能に関わらず身を限りなく低くする。
>・敵の射戦に対して、90度に移動するようにする。
>・敵に対して装甲の厚い面を極力見せるようにする。
>・防御するため、しっかりとした足場を立ち回れるようにする
>・敵に接近して走り回ることで相手の視界から見えなくなり反撃を防ぐ
>・部隊員と死角を補い合う
>・力みすぎないよう心がける(動きに柔軟性がなくなるから)
>・相手の勢いや距離、間合いを意識する
>・自分にとってベストの間合いで戦うことを意識する
>・気を抜かず、最後までしっかり防御に集中する
>・即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持する
>・敵の攻撃を回避する時はただ後ろに下がるのではなく斜め前方か後方に移動して回り込みすぐに反撃できるように体勢を整える。
>・敵の目の動き(赤い光の動き)から回避動作を選択する
>・夜目の効く猫妖精・鼻の効く犬妖精に判断を仰ぎながら戦う
>・視界が不良でも、オペレートによって位置情報を連絡してもらうことで、統率の取れた防御動作が可能となる。
>・敵の挙動をつぶさに観察し、少しでも不審な動きをすればすぐに回避行動を行う
>・望遠ズームやセンサーを最大限駆使し敵情報を速やかに得ることで回避がスムーズにできる。
>・不正規機動(重心を揺らしてふらふらと移動する)で、予測射撃を防ぐ。
>
>≪対白兵防御≫
>・相手の攻撃が来た場合、銃や杖、刀など手持ちの装備を使って防御する。
>・攻撃の軌道を見極め上段・中段・下段の防御を使い分ける。
>・攻撃を受けても動きが止まらないように受け流す
>・一度に攻撃されないように一対一を繰り返すように立ち回る
>
>≪対爆発防御≫
>・敵の爆破系攻撃時には遮蔽物の陰に伏して耐衝撃姿勢を取る
>・(爆破系攻撃に対して)衝撃で鼓膜を破られないように口をあけておく
>
>≪オペレータとの連携による防御と回避≫
>・オペレーターからの情報で敵の陣形が判っており、敵攻撃の弱い方向へ移動する
>・オペレーターからの情報で敵の種別が判別しており、敵の攻撃に関する情報がある
>・オペレーターからの情報で敵の移動ルート及び移動速度が判別しており、最適な回避・防御行動が取れる
>・オペレーターからの誘導で、火力を展開するのに適切な配置が行われている
>・オペレーターからの誘導と地図から、最適な移動ルートがとれている
>・地形情報のオペレートをうけることで、隠蔽がとれる地形が判っている
>・地形情報のオペレートをうけることで、安定した射撃姿勢が取れるポイントが判っている
>・会話をすることで緊張をほぐせる
考えた作戦を頭の中で反芻しながら、実行するまでの手順を考え、実行に移す。逆立てた髪に青いバンダナを頭に巻いたいでたちの一見不良に見えるこの人物は頭がいいのであった。
最も。今回ウォードレスは着ていない。何でも停止する恐れがあるということである。ということはつまり生身。
レーザーなんて撃たれたら即刻こんがりと焼きあがってしまう。
防御できねぇじゃん、と聞く人のいないノリツッコミをすると、あたふたと回避行動をすることにした。回避とはつまり、敵の攻撃を避けること。敵の攻撃を見切ってよけるなんて素敵能力は是空には無い。適当な遮蔽物の後に隠れて敵の攻撃をやり過ごすことにする。
敵がいよいよ間近に迫り、腕から怪しげな光を発し始めたのを見て、一刻の猶予も無いことを知る。防御にしろ、回避にしろ、時間が無い。
半分諦めかけた彼の元に、大勢の声が何処からとも無く聞こえてきた。
【此処に応援RPを入れてください】
その声たちを聞いているうちに、是空の中に力がわいてくるのを感じた。此処で倒れるわけには行かない。
是空は敵の攻撃を受けないために、行動を開始した。
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目の前に敵がいる。そんな、戦場で当たり前の状況を認識し是空とおるは、ひとつ首をひねって、うーんとうなった。
問題は、敵が攻撃しようと目を怪しく光らせながら迫っていることぐらいである。いや、それが最大にして最悪の問題だが。
是空は考えた。この状況をどう切り抜けようか、その作戦を考え始めた。そして思いつく。防御すればいいじゃん。
一人でうんうんとうなずくと、彼は防御のための作戦を考え始めた。
>【地形】
>≪全般≫
>・攻撃の的にならないよう、稜線や丘の上などの高所をさけ、低地を移動する。
>・地形地理や自然条件、建築物などを盾や目くらましとして使い、防御・回避を行う
>・予め攻撃が来る方向を予測しておき、遮蔽になるであろう物を見つけておく。
>・凹凸のない場所はなるべく避ける。
>
>【装備】
>・迷彩によって距離感を狂わせる
>・発煙弾、閃光弾を発射。敵の視界を奪う。
>・是空とおるの式神の煙を煙幕に使って敵の視界を奪う。
>
>≪歩兵≫
>・イヤマフを耳に装備し、銃撃時に発生する射撃音から耳を保護する。
>・ヘッドセット(ゴーグルつき):頭部を衝撃や銃弾から防御するとともに、小型無線機や小型ライト、ナイトビジョンを装備する。
>・無線機:長距離通信や、高速データ通信が可能なものを使用して連絡をとりあい、部隊間・部隊内での状況把握や連携をスムーズにする。
>・双眼鏡・目標距離測定装置:目標の正確な位置を測定できる。
>・プレート入りの防弾ベストによる高い防御性能
>・煙幕手榴弾によって敵の視界を妨害
>・迷彩服着用、フェイスペイントをしておく。
>
>【陣形】
>・敵の攻撃を集中させないようにできる限り広く分散する。
>・四方八方にちらばることで間隔をできる限り広く取る。
>・分散移動することで敵の照準を絞りにくくする。
>・有視界内では仲間との連携をブロックサインで密に取る。
>・是空とおるの式神の煙をブロックサインに使って有視界外でも連携を密にする。
>
>【体術】
>・レーザーを防ぐために煙幕や土煙を利用する。
>・相手が攻撃してきた際は体全体を攻撃線からはずすようにして防御する。
>・回避するときは常に建物の壁を背にする。
>・遮蔽物や塹壕、地面のへこみなどを利用して直接敵の攻撃をくらわないようにする
>・各員が常に情報リンクする事で、敵情報を速やかに伝達し、回避がスムーズにできる。
>・防御に使える物は全部使い、伏せの可能不可能に関わらず身を限りなく低くする。
>・敵の射戦に対して、90度に移動するようにする。
>・敵に対して装甲の厚い面を極力見せるようにする。
>・防御するため、しっかりとした足場を立ち回れるようにする
>・敵に接近して走り回ることで相手の視界から見えなくなり反撃を防ぐ
>・部隊員と死角を補い合う
>・力みすぎないよう心がける(動きに柔軟性がなくなるから)
>・相手の勢いや距離、間合いを意識する
>・自分にとってベストの間合いで戦うことを意識する
>・気を抜かず、最後までしっかり防御に集中する
>・即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持する
>・敵の攻撃を回避する時はただ後ろに下がるのではなく斜め前方か後方に移動して回り込みすぐに反撃できるように体勢を整える。
>・敵の目の動き(赤い光の動き)から回避動作を選択する
>・夜目の効く猫妖精・鼻の効く犬妖精に判断を仰ぎながら戦う
>・視界が不良でも、オペレートによって位置情報を連絡してもらうことで、統率の取れた防御動作が可能となる。
>・敵の挙動をつぶさに観察し、少しでも不審な動きをすればすぐに回避行動を行う
>・望遠ズームやセンサーを最大限駆使し敵情報を速やかに得ることで回避がスムーズにできる。
>・不正規機動(重心を揺らしてふらふらと移動する)で、予測射撃を防ぐ。
>・是空とおるの式神能力による煙で射撃軌道を読む。(短期予知)
>・是空とおるの式神能力による煙をまとい、敵射撃に対して的を絞らせない。
>・是空とおるの式神能力による煙で土煙に紛れ、回避をしやすくする。
>
>≪対白兵防御≫
>・相手の攻撃が来た場合、銃や杖、刀など手持ちの装備を使って防御する。
>・攻撃の軌道を見極め上段・中段・下段の防御を使い分ける。
>・攻撃を受けても動きが止まらないように受け流す
>・一度に攻撃されないように一対一を繰り返すように立ち回る
>・是空とおるの式神能力による煙で敵視界を遮る
>
>≪対爆発防御≫
>・敵の爆破系攻撃時には遮蔽物の陰に伏して耐衝撃姿勢を取る
>・(爆破系攻撃に対して)衝撃で鼓膜を破られないように口をあけておく
>・是空とおるの式神能力による煙で味方を優しく包み、衝撃をいなす。
>
>≪オペレータとの連携による防御と回避≫
>・オペレーターからの情報で敵の陣形が判っており、敵攻撃の弱い方向へ移動する
>・オペレーターからの情報で敵の種別が判別しており、敵の攻撃に関する情報がある
>・オペレーターからの情報で敵の移動ルート及び移動速度が判別しており、最適な回避・防御行動が取れる
>・オペレーターからの誘導で、火力を展開するのに適切な配置が行われている
>・オペレーターからの誘導と地図から、最適な移動ルートがとれている
>・地形情報のオペレートをうけることで、隠蔽がとれる地形が判っている
>・地形情報のオペレートをうけることで、安定した射撃姿勢が取れるポイントが判っている
>・会話をすることで緊張をほぐせる
考えた作戦を頭の中で反芻しながら、実行するまでの手順を考え、実行に移す。逆立てた髪に青いバンダナを頭に巻いたいでたちの一見不良に見えるこの人物は頭がいいのであった。
最も。今回ウォードレスは着ていない。何でも停止する恐れがあるということである。ということはつまり生身。
レーザーなんて撃たれたら即刻こんがりと焼きあがってしまう。
防御できねぇじゃん、と聞く人のいないノリツッコミをすると、あたふたと回避行動をすることにした。回避とはつまり、敵の攻撃を避けること。敵の攻撃を見切ってよけるなんて素敵能力は是空には無い。適当な遮蔽物の後に隠れて敵の攻撃をやり過ごすことにする。
&ref(http://tkt.lix.jp/bbsz/data/IMG_000381.jpg)
敵がいよいよ間近に迫り、腕から怪しげな光を発し始めたのを見て、一刻の猶予も無いことを知る。防御にしろ、回避にしろ、時間が無い。
半分諦めかけた彼の元に、大勢の声が何処からとも無く聞こえてきた。
その声たちを聞いているうちに、是空の中に力がわいてくるのを感じた。此処で倒れるわけには行かない。
是空は敵の攻撃を受けないために、行動を開始した。
&ref(http://tkt.lix.jp/bbsz/data/IMG_000373.jpg)
&ref(http://tkt.lix.jp/bbsz/data/IMG_000380.jpg)
ss:かすみ イラスト:竜乃麻衣 ヴァンダナ あやの 作戦:小鳥遊 敦
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戦場の中を、我関せずといった表情でゆっくりと歩く影がある。
幅広の帽子を目深に被り、トレンチコートに身を包んだペンギンが、タバコをくわえて戦場を歩いている。人は、彼を
ハードボイルドペンギンと呼ぶ。
&ref(http://tkt.lix.jp/bbsz/data/IMG_000374.jpg)
タバコの煙をゆっくりと吐き出したペンギンは、戦場を
ぐるりと見回した。人々の叫び声と銃声と剣戟の音が響く中、
ペンギンは自分のほうにやってくる敵の一群をみた。
彼らは目を光らせ、まっすぐペンギンに向かって迫ってくる。
腕をペンギンにむけ、その腕の先が怪しく光り始めた。
「やれやれ。敵が攻撃に来るか・・・わざわざ殺されに、ご苦労なことだ。どれ。ひとまずやつらの攻撃を凌ぐのが先だな・・・」
そういったペンギンは、頭の中でいかに敵の攻撃を防ぎ、
回避するかということを考えていた。
その頭の中で数々の作戦を考えたペンギンは、それを実行
するまでの手順を考え、再び敵を見た。もう距離がだんだんと
せばまっていく。その様子を見て、くちばしの先で軽く笑うと、
ペンギンは攻撃の回避、防御の行動を取った。
いかにペンギンであろうとも、この大量の敵が一度に攻撃を
仕掛けてまっすぐ、そして速く迫ってくるこの状況では、
防御や回避をするしかないのだ。
「数で迫ればいいってものじゃないんだがな・・・わかちゃいねぇな」
つぶやいたペンギンは、適当な遮蔽物の後に隠れた。
少し、ダメージを受けるかもしれない。覚悟したペンギンだったが、そのとき何処からか大勢の声がした。
[[応援RPはこちら>http://www29.atwiki.jp/feg2/pages/108.html]]
その声はペンギンを励ましていた。その声たちに耳を傾け、
少し微笑んだペンギンは、攻撃に耐えて見せると誓った。
ss:かすみ イラスト:とよのか苺
(全体編集:川原雅@FEG、高渡@FEG、とよのか苺@FEG)
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