敵の攻撃が降りかかる。
「――――過激な歓迎ですねぇ。せっかく時を越えて参上したって言うのに・・・。」
「いやー、だから迷惑がられてるんだと思いますよ(苦笑)」
「いやー、だから迷惑がられてるんだと思いますよ(苦笑)」
咆月装備であるシールドで攻撃を防ぎながら、
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(歩兵防御:あやの 再利用イラスト)
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(歩兵防御:とよのか苺 再利用イラスト)
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作戦
雪上戦闘基本事項
- 基本的な戦闘行動や戦術は、通常の陸戦とほとんど変わらない。
- 兵士や車両、機材などの装備に対して十分な防寒対策をとる必要がある。
【地形】
雪山
雪山
- 雪崩に注意し、自分たちが山間、谷間の場合戦闘は避け平原又雪崩の恐れが少ない場で戦闘
- 囮部隊で雪崩が発生しやすい場所に誘い込む
【装備】
<生身>
<生身>
- 重ね着:重ね着することで体を暖められ、さらに必要に応じて脱着すれば体温調節が容易にできる。
- 帽子の大切さ:頭部や凍傷になりやすい耳を守るため防寒用の帽子の着用を徹底する。
- 手袋:指が凍傷になったり、金属性の装備の冷たさを防ぐために着用する。
- 雪上用靴:対雪用のものをえらび、なるべく靴下を取り替えたり乾かしたり履き替えたりすることで足先の凍傷を防ぐ。
- 氷点下での防水:寒冷地でぬれたまま風に吹かれると低体温症になるので、水につかる場合はかならず防水用の装備をする。
- かんじき:雪上で移動しやすくするための靴
- スキーストック:雪上で移動する際に足にかかる負担を減らせる
- 足に唐辛子、指にはクリームや油を塗って保温に勤める。
- 靴と靴下、肌着と衣服の間など、隙間には新聞紙など紙を挟んで保温と寒気の遮断に努める。
- 金属の装備に、直に触れない。また、可能な限り金属部分を露出させず、防寒用の覆いを被せる。
- 防寒具のうち、時に衣類が濡れた場合に即座に着替えられるよう、最低でも予備の着替えを一着は装備する。
- 氷結した食糧は消化できず、寧ろ失調し下痢など体力低下・戦闘不能の原因となるので、固形燃料などで温めた食事が摂れるようにする。湯を確保できるならカップラーメンでも可。但し、直ぐに凍結するので速やかに配食できる場合以外、食事は無理。
- 通信機などの機械も、低音や付着する氷雪により機能停止する為、アンテナに電熱装置をつける等、防寒対策を施す。
- 世界忍者などが防具として鎖帷子を着用する場合は、極寒の地では通常と異なる着用法を行う。事前に暖かい室内などで素肌の上に着け、その上から肌着など着衣を着ける。鎖の網目と肌着の間の空気が体温で温もり、保温性を高める。(通常は、身体の擦過傷や汗による鎖の腐食、極寒時以外は耐え難い篭り熱の為、肌着の上に着ける。)
<機械>
- ゴム部品の取り扱い:ゴムは寒冷地では弾性が失われ、砕けることもあるのでなるべく外気や雪に触れさせないようにする。
- 燃料の凍結防止:燃料や潤滑油が凍らないように取り扱いには十分気をつける。寒冷地用のものを準備する。
- バッテリーの用意:気温が低いと出力が落ちたりするので予備のものを多くもっていく。
- 稼動時:アイドリングで十分部品を暖めてから動かす。
- 停止時:エンジンの凍結を防ぐためヒーターを装着したり、シートをかぶせる。
<武器>
- カバー:小火器のようなものは寒冷地では潤滑油が凍ったり金属・プラスチック部品が壊れたりするので、使わないときは雪や外気に触れないようカバーにしまっておく。
- 予備のパーツ:壊れた部品が速やかに交換できるように予備のパーツを用意しておく。
- 外気温への冷却:外に持ち出したときに、武器についた水分が凍るのを防ぐために少しずつ武器を冷やす。
- 金属変形への対処:撃って熱くなった銃身は雪の上においてしまうと変形したり水分がついてしまうので、扱いに注意する。
- 照準器の取り扱い:呼吸の際に息を誤って光学照準器にかけてしまうと凍って使い物にならなくなるので注意する
- 金属が氷点下では強度が低下するので注意。特に、日本刀は簡単に折れる為、要注意。
【体術】
- 雪が深く積もって堅くなっている急斜面の歩行は、足を大きく雪に沈めて体力と時間に体温を消耗する事を防ぐ為、輪カンジキを利用する。軽金属と化学製品の品でも、古来からの素材の品でも、藩国の国柄に合わせる。
- 平地や緩やかな斜面の移動には、スキーを利用する。
- 行軍時の吹雪で遭難しないように、各人がザイルを着用する。
- 固まった雪を煉瓦の代りに積み上げて戦闘時の陣地や吹雪の時の雪洞を作る為のショベルを携帯する(軍隊装備なら必須なので、言うまでも無いかもしれませんが)。
- 重量物は、橇で曳く。場合によっては、犬橇を用意する。
- 外装の色は、雪原に溶け込む白で揃える。
- 平原なら兎も角、山間部や谷間では雪崩を誘発しない為に、発砲を控える。白兵突撃時の吶喊は問題ないので、盛大に叫ぶ。
- 敵が雪崩に遭いそうな地形に存在する時には、間合いが遠く此方の砲が寡少の場合でも、先制攻撃を加えて雪崩を誘発させる。
- 白兵戦の場合、得物を構えるのは野外である点、雪上であるので森林でない可能性も高い点から、構えは右八双に揃える。集団で陣形を組む場合、肩に担ぐ右八双以外は同士討ちの危険が高くなる為。
- 射撃の場合、立射と伏射を併用し、射撃時にのみ静止する。
- 待ち伏せの時に、吐息(白くなっている)で露見しないように呼吸は深く緩やかに。
- 蹴り技は足許が雪上なので、出来るだけ使わない。
- 握り拳の拳打よりも、手刀を用いる。場合によっては、掌を相手に重ねて体移動の打撃で内臓に衝撃を伝える。
≪市街地≫
- 道路が整備されており、速やかに部隊展開が出来る
- 街路や建物を背景として敵の姿を確認しやすい。
- 隠蔽や防御に使える建築物がたくさんある。
- 放置されている車両に身を隠せる。
- 建物の中や、屋根の上で身を隠せる。
- 移動するときは常に建物の壁を背にして敵から見えにくい位置を取る。
- 建物の中に敵が潜んでいることを警戒し、身をかがめながらすばやく通過する。
- 建物が壊れているので、瓦礫の山に身を隠せる。
- 見慣れている風景なので異質な存在である根源種族は見つけやすい
- 市街地詳細地図の存在による敵の侵攻経路・展開等の予測
- 大規模な軍隊(根源種族)は市街地では侵攻展開速度が比較的鈍る
- 市外には下水など地下の通路が発達しており、歩兵には移動、伏撃、包囲、離脱など様々な局面で有利である。
- 入り組んだ路地は大型の平気には邪魔でしかない為、歩兵には攻防共に有利である。
- 屋内や狭い道では素早く接近でき、また距離を離されにくい
- 攻撃班は市街地であることを利用し、敵を狭い路地で攻撃。攻撃面を限定することで、数の不利をカバーする。
≪市街地・歩兵系≫
- 下水道や建造物内部を使って敵の側面へと移動できる
- 市街地での狙撃には主にアサルトライフルを使う。
- 市街地では機関砲は主に制圧射撃に使用し、なるべく高い場所から撃つことで効果的である。対空対地に使えフルオートも可能な歩兵携行装備では最強の装備。
- 建物などの遮蔽物を利用した待ち伏せで近距離から迫撃砲や火砲による強力な砲撃を行える。
- 手榴弾やグレネードランチャーは狭い路地や建物内部などで効果的である。
- 対戦車兵器は屋根の上などの高い位置から射撃することで命中率をあげることができ、さらに装甲の薄い上部を狙える。
- 狭い場所で対戦車兵器を使うことで、破壊した建物の壁などが破片のように飛び散り敵を無力化できる。ただし、後方爆風に気をつけ、ヘルメットや耳栓をする。
- 動かない人造物が多いので銃を固定すれば高い精度で連射しやすい
- 市外には下水や路地など隠蔽された通路が発達しており、歩兵には移動、伏撃、包囲、離脱など様々な局面で有利である。
- 入り組んだ路地は大型の兵器には邪魔でしかない為、歩兵には攻防共に有利である。
≪全般≫
- 攻撃の的にならないよう、稜線や丘の上などの高所をさけ、低地を移動する。
- 地形地理や自然条件、建築物などを盾や目くらましとして使い、防御・回避を行う
- 予め攻撃が来る方向を予測しておき、遮蔽になるであろう物を見つけておく。
- 凹凸のない場所はなるべく避ける。
【装備】
≪全般≫
≪全般≫
- 銃身への迷彩:草原、森、砂漠などの地形に応じて銃身にカモフラージュペイントを施すことで周囲の背景にとけこんで目立ちにくくなる。
- 迷彩によって距離感を狂わせる
- 発煙弾、閃光弾を発射。敵の視界を奪う。
≪歩兵≫
- イヤマフを耳に装備し、銃撃時に発生する射撃音から耳を保護する。
- ヘッドセット(ゴーグルつき):頭部を衝撃や銃弾から防御するとともに、小型無線機や小型ライト、ナイトビジョンを装備する。
- 無線機:長距離通信や、高速データ通信が可能なものを使用して連絡をとりあい、部隊間・部隊内での状況把握や連携をスムーズにする。
- 双眼鏡・目標距離測定装置:目標の正確な位置を測定できる。
- プレート入りの防弾ベストによる高い防御性能
- 煙幕手榴弾によって敵の視界を妨害
- 迷彩服着用、フェイスペイントをしておく。
≪WD≫
- WDの装甲と人工筋肉、繊維装甲フレーム贅肉内部機器などなどによる防御
- WD装備であるシールドによる高い防御性能
- WDの各種センサー系を利用しての敵攻撃の観測
【陣形】
- 敵の攻撃を集中させないようにできる限り広く分散する。
- 四方八方にちらばることで間隔をできる限り広く取る。
- 分散移動することで敵の照準を絞りにくくする。
- 有視界内では仲間との連携をブロックサインで密に取る。
【体術】
≪全般≫
≪全般≫
- レーザーを防ぐために煙幕や土煙を利用する。
- 相手が攻撃してきた際は体全体を攻撃線からはずすようにして防御する。
- 回避するときは常に建物の壁を背にする。
- 遮蔽物や塹壕、地面のへこみなどを利用して直接敵の攻撃をくらわないようにする
- 各員が常に情報リンクする事で、敵情報を速やかに伝達し、回避がスムーズにできる。
- 防御に使える物は全部使い、伏せの可能不可能に関わらず身を限りなく低くする。
- 敵の射戦に対して、90度に移動するようにする。
- 敵に対して装甲の厚い面を極力見せるようにする。
- 防御するため、しっかりとした足場を立ち回れるようにする
- 敵に接近して走り回ることで相手の視界から見えなくなり反撃を防ぐ
- 部隊員と死角を補い合う
- 力みすぎないよう心がける(動きに柔軟性がなくなるから)
- 相手の勢いや距離、間合いを意識する
- 自分にとってベストの間合いで戦うことを意識する
- 気を抜かず、最後までしっかり防御に集中する
- 即座に行動できるよう自身の姿勢を意識し、常に維持する
- 敵の攻撃を回避する時はただ後ろに下がるのではなく斜め前方か後方に移動して回り込みすぐに反撃できるように体勢を整える。
- 敵の目の動き(赤い光の動き)から回避動作を選択する
- 夜目の効く猫妖精・鼻の効く犬妖精に判断を仰ぎながら戦う
- 視界が不良でも、オペレートによって位置情報を連絡してもらうことで、統率の取れた防御動作が可能となる。
- 敵の挙動をつぶさに観察し、少しでも不審な動きをすればすぐに回避行動を行う
- 望遠ズームやセンサーを最大限駆使し敵情報を速やかに得ることで回避がスムーズにできる。
- 不正規機動(重心を揺らしてふらふらと移動する)で、予測射撃を防ぐ。
- 歩兵はI=Dも利用しつつ防御
- シールドを使って防御
- シールドを斜めに傾けることで 受け流す効果も発生させる
≪対白兵防御≫
- 相手の攻撃が来た場合、銃や杖、刀など手持ちの装備を使って防御する。
- 攻撃の軌道を見極め上段・中段・下段の防御を使い分ける。
- 攻撃を受けても動きが止まらないように受け流す
- 一度に攻撃されないように一対一を繰り返すように立ち回る
≪対爆発防御≫
- 敵の爆破系攻撃時には遮蔽物の陰に伏して耐衝撃姿勢を取る
- (爆破系攻撃に対して)衝撃で鼓膜を破られないように口をあけておく
《対詠唱》
- 魔法を分散させて当てる事で敵の動きを止める
- 理力使い部隊により、相手の理力攻撃・詠唱戦行為を妨害、拡散させて防ぐ。
- 敵が先ほどにこちらの理力攻撃を止めた姿を見ている。実例が目の前にあったので、対処方が全く無いわけではない。
- 先ほどの詠唱戦行為に使った魔法陣を防御に転用、そのままぶつけて相殺する。
- 理力使い系のアイドレスが理力障壁を展開し、敵の攻撃を僅かでも防ぐ
- 風を追うものの能力により、敵の技を無効化する
- 前方に詠唱によって防御壁を展開する
≪オペレータとの連携による防御と回避≫
- オペレーターからの情報で敵の陣形が判っており、敵攻撃の弱い方向へ移動する
- オペレーターからの情報で敵の種別が判別しており、敵の攻撃に関する情報がある
- オペレーターからの情報で敵の移動ルート及び移動速度が判別しており、最適な回避・防御行動が取れる
- オペレーターからの誘導で、火力を展開するのに適切な配置が行われている
- オペレーターからの誘導と地図から、最適な移動ルートがとれている
- 地形情報のオペレートをうけることで、隠蔽がとれる地形が判っている
- 地形情報のオペレートをうけることで、安定した射撃姿勢が取れるポイントが判っている
- 会話をすることで緊張をほぐせる
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雪国は視界が悪い、そのため攻撃の命中率は下がる。
敵の猛攻を受けながらWD部隊は的を散らす為に散開する。あるものは建築物を盾に、またある者は凹凸の地形に身を隠し、またある者はWD咆月の装備であるシールドで身を隠していた。
敵の猛攻を受けながらWD部隊は的を散らす為に散開する。あるものは建築物を盾に、またある者は凹凸の地形に身を隠し、またある者はWD咆月の装備であるシールドで身を隠していた。
新しいWD咆月の性能は当社比で約二倍であり、当然装甲も飛躍的に向上している。そのうえ新しく製作されたシールドも装備されている。
「あの(大気圏突入)恐怖を乗り越えて、ここまで来たんだ!!こんなところで敵の功撃なんかに負けてられないんだ!!!」
「よく言った!!男だぜ!!!!」
「よく言った!!男だぜ!!!!」
刹那、爆音が隣りから発生する。
「―――――――敵の照準が正確になってきている?。」
「相手もバカじゃないって事ですね。天候が良くなっていますし」
「相手もバカじゃないって事ですね。天候が良くなっていますし」
シールドも建築物も無限の攻撃に耐えてくれるわけではない。視界に慣れてきたのか敵の命中率が上がってきている。
そうと分かれば判断は迅速にすべきだ。無線で情報をやる取るすると今度はWDの機動性を活用し攻撃の回避に専念し始める。
そして、敵が我らを見失えばまた、建築物やシールドを利用しての防御へと切り替える。
【応援があればこちらにお願いします】
敵の攻撃の手が緩まり始める。ようやくこの時が来たか?
何も彼らがこの地に降り立ったのは攻撃を受ける為でも、避ける為でもない。
勝ちに来たのだ。勝利を、笑って終われるエンディングを、勝ち取る為にここまで来たのだ。
何も彼らがこの地に降り立ったのは攻撃を受ける為でも、避ける為でもない。
勝ちに来たのだ。勝利を、笑って終われるエンディングを、勝ち取る為にここまで来たのだ。
―――――――――――――――反撃の時はもうすぐだ。
SS:周船寺竜郎
作戦:作戦ライブラリ切り出し作業 周船寺竜郎
編集、ページ作成:高渡&川原
作戦:作戦ライブラリ切り出し作業 周船寺竜郎
編集、ページ作成:高渡&川原