【内容】主人公の冤罪及び、茜の早口精神攻撃
【場面】放課後の校舎内の廊下
【状況】帰り支度を整え、下駄箱に向かう茜に
    ものすごい勢いで走ってくる井草、聖、椎府、ましろ 


井草「茜、こっちに【自分】こなかった?」

茜 「【自分】さんなら、先ほどあちらに走っていきましたけど?
   何かあったのですか?」

井草「あいつ、あたいらの更衣室での着替えを覗いてたんだ。
   きっと覗き魔はあいつだったんだよ!」

聖 「ましろの着替えを覗くなんて!
   殺す!絶対【自分】殺す!」

ましろ「聖ちゃん、落ち着いて。
    わたしなら平気だから」 

椎府「ボクは、覗かれても気しないけど面白そうだからね~」

茜 「そうですか、そんなことが。
   ・・・そういうことなら、わたしも手伝いましょう。
   では皆さんは、このまま【自分】さん追って行ってください。
   わたしはこちらから周って行きますのでそれで挟み撃ちになります。
   必ず捕まえましょう!」

井草たち 「オー!」
        *
        *
        *
【場面】すっかり人気のなくなった校舎内の廊下

自分「ふ~、やっとまいたか?
   意外としつこ・・」

茜 「【自分】さん」

自分「や、や~茜さん、奇遇だね、こんなとこで会うなんて」

茜 「はい奇遇ですね、【自分】さん」

自分「な、何かあったのかな?」

茜 「はい、あったみたいですね。
   一応、話は井草さん達から聞きました」

自分「いや、その聞いたって話、多分誤解だから、絶対間違ってる!
   俺を信じて茜さん!
   俺はそんなことしてないよ~
   無実だよ~
   誤解だよ~
   見逃してくれ~」

茜 「・・・・・・良い機会です。
   きちんと言っておいた方があなたの為みたいですね」

自分「?」

【茜、深く息を吸い込む】

茜「そもそも以前から思っていましたがホントあなたという人は■■で■■な
  くせに■■なことをするし■■■だって■■■といことになるし■■■も
  ■■に■■でおまけに■でしかも■■■■■ときたらそれこそ■■■な上
  ■■のせいで楽しみにしている購買部のアップルパイはいつも売り切れだ
  しいい加減■■■■■も■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
  ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■」
      *
      *
     数分後
      *
      *
井草「あ、茜!【自分】いた?ってあれ?」

聖 「殺す!絶対【自分】殺す!」

ましろ「あら?【自分】さん、死んだ魚の様な目をして
    何かつぶやいでますよ?」

井草「茜・・・、いったい何をした?」

茜 「わたしは、ほんの軽く注意しただけです」

椎府「あはははっ、【自分】おもろー!」

自分「ごめんなさいごめんなさい
   生まれてきてごめんなさい
   ごめんなさいごめんなさい
   呼吸していてごめんなさい
   ごめんなさいごめんなさい
   購買部のアップルパイが売り切れていてごめんなさい
   ごめ・・・」

              【画面暗転】
最終更新:2007年01月15日 02:41