1-060S ジタン

Chapter 1

フォワード
風 コスト:2
ジェノム パワー:4000

ジタンは対戦相手の効果によって選ばれない。
ジタンはコスト4以上のフォワードにブロックされない。

アンタッチャブルとアンブロッカブル、風を代表する能力を2つ備えた2弾環境までの覇者であり未だに風の代表格といってもいい強力な一枚。
単純にブロックの困難なカードがアンタッチャブルを持つため、普通なら通用する「大型ユニットを壁にして展開していく」という戦法が取れず、
ブロックできないならと除去をしようにも対象に取れないと2つの能力が強力に咬み合っておりこのカードを止めるには3コスト以下のブロッカーが必須といえる。
1~2弾当時はその3コスト以下のカードの種類やカードパワーもたかだか知れており、そんな中でこのジタン対策のためだけにデッキパワーを落としてでもそれらのカードを積む必要があったためそれだけでジタンを積んでいるデッキは有利、
更にデッキパワー的にあまり多数採用できないそれらの低コストキャラクターをピンポイントで除去する風雷というデッキが非常に流行った。

また、単純に攻めるだけでなく守りにおいても1-039U スノウ等一部のパワーカードの存在を否定しかねないレベルの力を発揮し、除去できないブロッカーとしても要所要所で活躍していた。

現在は水単など普通に3コスト以下のカードを主軸としたデッキが流行っていたり、3-009C バーサーカー等、普通に(デッキパワーを落とさずに)採用圏内になる低コストカードが増えたこと、対象を取らない除去の種類の増加などで相対的に弱体化した。
しかしながら、それでも根本的なカードパワーが失われたわけではなく今でも後半のつめの場面などではこのカードによって勝敗が決るのも珍しくはない。
なによりこのカード自体が2コストであることが重要であり、たとえジタン自体がバーサーカーの前で立ち往生していても相手バーサーカーがジタンを止めるために他の攻防に参加できなければ十分仕事をしているといえる。
相手が3コストカードを壁に立たせ続ける必要がるなら実質的に1コスト分高い仕事をしているといえる訳で、2コストカードのする仕事としては十分すぎるほどである。

地味に自身のサイズが2コスト水準の4000ある点もポイント。
1-069R マリアがいれば一般的な(土以外の)同コスト帯には勝てる上に、上で書いてるスノウや1-071U ユフィなどの相手の小型アタッカーの前には対処困難な壁として立ちふさがる。
混色であれば1-089C ゴーレム2-072U クリュプスによって土属性の2コスト帯までは一方的に勝てるようになるため、より強気に攻めていくことができるようになるだろう。

カード別Q&A


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最終更新:2012年01月23日 19:09