拝啓ラピスラズリ ◆DpgFZhamPE
最初の感想は、歳にしては殺風景な部屋だと思った。
物は少ない。
冷蔵庫など生活に最低限の物は確保してあるようだが、それにしても人が住むには物が少なかった。
…いや、自分に散らかし癖があるのは理解しているが、それを考慮しても物が少ない。
しかし、その分手入れが行き届いている。
扉には油が刺してあるのか、歴史を感じさせる―――悪く言えば古く、要所要所にガタが来ていてもおかしくはないこの部屋の扉も、開ける際に何の苦労も必要なかった。
少女の顔もそれなりに化粧を施され整えられている。
―――なるほど。陽気なだけの馬鹿じゃないらしい。
殺風景な部屋の壁に背を預ける女性。
サーヴァント、『キャスター』はそう結論を下した。
部屋というのは、その人物を表す。
『自室』というプライベートスペースは、言わば他人の眼に触れることがない―――世界から隔離された個人空間だ。
『誰にも見られない』という理論の元、油断した心の内が流れ出し部屋を埋める。
その流れが、部屋を綺麗に洗い流すか物を巻き込み散乱させるかは、持ち主の心次第ということだ。
そして、周りを見る限り此処は前者だ。
余程己をコントロールできる人物らしい。
「コーラでいいっすかー?」
部屋の奥から、少女の声が響く。
最初は何の確認かと思ったが、『飲み物を出すがコーラでいいか』という確認だということはすぐに理解できた。
残念ながら好き嫌いが多くてね、良ければ珈琲で頼むよ、と返答を返すと間の抜けた伸びた言葉が帰って来た。
インスタントならあるっすよー、と。
「じゃあそれでお願いするよ」
「りょーかーい」
カチャカチャ、と食器を揺らす音が耳に届く。
しばらく立つと、少女がカップに注がれた珈琲を持って、とてとてと帰って来た。
「えっと、何処まで話したっけ…」
「君の此処に来る前の最期の記憶が心臓を刺し貫かれた瞬間であること。そして、君が……信じられない話だが、魔法少女とやらであることだ」
「そう!そうっすよ!」
バンっ!と勢いよく立ち上がる。
質素なテーブルがカタカタ揺れ、カップの中の珈琲が黒い表面を揺らがせる。
少女は、此処に来る前も生死を賭けたデスゲームに巻き込まれていたらしい。
魔法少女が、三日間ごとに巻き込まれる悪夢。
多くの人が死に、その屍を乗り越えて進んだ現実。
そして。
多くの魔法少女をその手で翳した者を、倒せなかった後悔。
「まあ結局はあたしも死んじゃったんすけど」
「…笑いながら話すようなことかね」
「まあ、此処で怒っても仕方ないですし?…許せないことはまだ確かにあるけど、それはそれ、これはこれっす。
聖杯戦争とやらに持ち込んでも仕方ないことっすよ」
……変なところで物分かりの良い少女だ、とキャスターは思う。
まだまだ未熟な部分もある。
が、しかし何処か物事を仕方なしと判断する気丈さも持ち合わせている。
("こんなモノ(聖杯戦争)"に巻き込まれなければ、さぞかし大成しただろうに)
いや、既に死んでいたのだったな、と。
キャスターは脳内でそう呟く。
「えーっと、それで聖杯せんそーとやらは一つの聖杯を勝ち取る為に争う……?」
「そうだ。
最期に残った者には万能の願望器―――『聖杯』を手にする権利が与えられる。勝ち残った者にはそれを与えられるだけの価値がある」
ずず、と珈琲を啜る。
美味いか不味いかで言えば、普通だ。
特になんら変鉄のないインスタント。
ほっと息を吐きつつ、告げる。
「―――勿論、『万能』と謳うぐらいなんだ。
大抵の願いは叶えられるぐらいの性能"スペック"はある。
…無論、それが死者蘇生であろうとね」
ピクリ、と。
少女の肩が動いた。
キャスターはそれを見逃さない。その反応を待っていた。
仕方なしとある意味達観していた少女が見せた、聖杯への欲求。
「君が言うデスゲームの死者を蘇らせることも可能だ。
―――君の手が届かなかった。守れなかった。救えなかった。助けたかった。
そんな"誰か"を、この世に呼び戻すこともできる。ああ、一人だけとは言わないよ。
苛酷なゲームを生き残るんだ。生き返らせるのが二人だろうと三人だろうと、聖杯にとっては誤差に過ぎないだろう。
なんなら十人でも二十人でも構わない」
少女の手が揺れたのを、見た。
『許せないことはまだ確かにある』。
そう語った少女の瞳に浮かんでいたのは、大人びた達観ではない。
―――諦観だ。
少女は、失われてしまったモノに対し『既に起きてしまったこと』と悟り、諦めている。
……その根底には、まだ怒りが燻っている。
仲間。友達。家族。
どのような間柄だったかは知らないが、奪われた者への悲しみと、奪った者への怒りがまだ少女の底で火種を作っている。
其処に、火を灯す。
薪を焼べる。
油を注ぐ。
その燻っている小さな火種を煽り、大火とする。
喪われたモノに、まだ手が届くぞと。
『奪われる側』のままでいいのかと。
歪んだ世界に、搾取されるだけの存在でいいのかと。
少女の瞳が、下を向く。
キャスターの口角が不気味に吊り上がる。
飢えた人間の前に、毒物が添えられた食物を差し出すように。
馬の前に、人参を垂らすように。
奪われ続けた少女の怒りを、悪辣な願望器で掬い上げる。
「―――そうっすね」
来た。
釣り上げた。
キャスターはそう確信した。
「きっと、みんなが生き返ったら楽しいんだろうなって、思う。
またカラオケ行ったり。美味しいモノ食べたり。…未来を熱く語ったり、体験したことのないことを一緒に体験できると思うと、きっと、それ以上のことはないんだろうなって思うっす」
少女が、ゆっくりと立ち上がる。
瞳は前髪に隠れてその表情は読み取れない。
キャスターを見下ろす形で、少女は目の前に座るキャスターを見据える。
「でも」
「でも」
「でも」
「それと同じくらい、駄目だって思う」
少女の顔は、笑っていた。
絶望から諦めた顔ではない。
悪辣な奇跡に縋る顔ではない。
その顔は。
キャスターの見たことがない、人間の尊厳に満ちた顔で。
「ベルっちも、みんなも、きっともう会えないけど。
みんな、精一杯生きて、それで眠ってるんす。
あたしの都合で、こんな理不尽なゲームの賞品で叩き起こしたら、怒られちゃうっすよ」
違う。
それは本心ではない。
心はまだ、再開を望んでいる。
理不尽に奪われた未来の続きを望んでいる。
キャスターは職業柄、読心術に長けている。
年端もいかない少女の心など、手に取るようにわかる。
だからこそ、理解できた。
少女はまだ―――奪われたモノに対する心の整理など、ついていない。
だが。
「…そうか」
そう言うのならば、"そういうことにしておこう"。
この聖杯戦争を生き残るならば、嫌が応でも己の心と向き合わねばならない。
その頃に―――少女が底無しの願望に沈むように、誘導してやればいい。
キャスターは、そう結論付けた。
「それに」
「それに?」
「よし、決めた!キャスっちさんにだけ見せてあげるっすよー。
変・身っ!」
質素な部屋に似合わない、何処から取り出したのかわからかい青い宝石を掲げ、まるで少女アニメの主役の様に叫ぶ。
……見たところ少女はもう高校生を越えているだろう。
恥ずかしくないのかい―――と、口に出そうとした、瞬間。
閃光が、走った。
「うおまぶし」
口に出した言葉は、そんな短絡的な反射の言語だった。
眼を細める。
閃光の眩さに慣れた頃には―――少女の姿は、完全に変貌していた。
艶やかな黒髪。虎の尻尾。民族衣装のような、青い宝石が装飾された服装。
目の下の泣き黒子―――これは変わっていない。
が。
明らかに、完全に、姿を変えていた。
…なるほど確かにこれは変身だ。
「それで、何の手品だいこれは」
「戦場に舞う青い煌めき!」
「聞いてるか?」
ビシッ!と、まるで戦隊もののような、熱いポーズを決める。
残念ながらキャスターは"そっち側"の趣味はないため、テンションは上がらないが。
少女のテンションは上がっていた。
「その名も!」
「魔法少女…ラピス・ラズリーヌ!」
「―――である!」
…お茶の間に静かな空気が走り抜けた。
うむ。
これは確かに魔法少女である。
さて、どう反応を返すべきか―――
● ○
「ごげ」
潰れた蛙のような声を挙げる。
鮮血が飛び散る。
散った血液は口内に飛んだ。
―――ああ、美味い。
素直に、そう思った。
「あさ、あ、あさささあさ、アサシン―――」
その肩から飛び出た刃は、正確に『アサシン』と呼ばれた存在の霊核を貫いた。
紛れもなく、即死だ。
キャスターが追撃する必要性もない。
二秒とかからぬ間に、アサシンと呼ばれたその身体は塵と化した。
「よわ」「雑魚やね」「ケハハ」「エトしゃん!」
刺し貫いた、その下手人。
小さな身体から飛び出た幾つもの触手が口を作り、舌を作り、独りでに喋り出す。
異形の怪物。
赫く染まったその右目が、異物性を主張する。
「うわ、え、いや」
アサシンの、マスターだったもの。
その男が、後退りする。
完全に腰が抜けている。
その二つの脚は完全に意味を失い、力なく垂れている。
「助け、おれはもう、マスターじゃな」
「それで?」
ザシュリ。
キャスターの触手から飛んだ弾丸が、男の顔半分を吹き飛ばす。
ごへ、と無様な断末魔と共に飛び散った脳髄が地面を揺らす。
「あらあらあらあら」
「勿体無い」
その脳髄を両手で掬い上げ、口へと運ぶ。
食感は大福のようで、味はまるで何年も寝かされた味噌のように濃厚だ。
……味噌の味など知らないが、比喩的表現として。
今のキャスターは、単独行動だ。
高い単独行動スキルにより戦闘も可能としている。
……しかし、失った魔力は補充せねばならない。
だからこうして、ディナーと洒落込み補充している訳だ。
「……つまらんねえ」
己のマスターを思い浮かべ、そう呟く。
あれは、駄目だ。
奪われる側のままでいる彼女は、使えない。
……いや、そうではない。
はっきりと言ってしまおう。
奪われる側のままでいることを良しとしている、あの性根が気に喰わない。
だから。
遊んでやろう、と思った。
彼女のその心が折れるまで。
彼女のその理想が堕ち、悪辣な奇跡に手を伸ばすまで。
ひたすらに、扱き下ろしてやろう。
マスターである少女には、己はしがない作家である、大した宝具も持たない三流キャスターである―――そう告げている。
勿論、長く遊ぶためだ。
自分の魔力が人殺しに使われていたと知ったとき、あの魔法少女はどんな顔をするだろうか。
…何処まで、"魔法少女"でいられるだろうか。
「さあさ私のかわいい脊髄ちゃん。
踊って見せなよ、そう、中身が溢れるぐらい激しくね―――」
うふふ。
あはは。
闇夜に、人喰い作家の詩が響く―――
【出展】東京喰種:re
【CLASS】キャスター
【真名】芳村愛支
【属性】混沌・悪
【ステータス】
筋力D(A) 耐久D(A) 俊敏C(B) 魔力C 幸運D 宝具C
【クラス別スキル】
道具作成:A
魔力を帯びた器具を作成できる。
彼女の場合、人体改造。
後述の「隻眼の骨」スキルに由来する。
陣地作成:E-
魔術師として自分に有利な陣地を作り上げる。
彼女の場合、魔術師ではなく作家であり、このランクの低さのため陣地すら作成できない。
【保有スキル】
隻眼の喰種:A
右の眼を赫く染める、人外。
この眼を見たものに精神的恐慌状態を与え、筋力と俊敏の値を一時的にダウンさせる。
精神耐性スキルで軽減可能、Bランクで無効化できる。
また、人肉を喰すことで霊基の回復速度を上げ一時的な火力増強を施し、同ランクまでの単独行動スキルとしても働く。
キャスターは人と喰種の間に生まれた「天然の半喰種」であるため、ランクが高い。
もし隻眼の王と名乗る者ならば―――その者は、規格外のEXを有しているだろう。
逃亡:A
名称通り戦闘から離脱する為の能力。喰種としての上等手段。
同ランクまでの仕切り直しと戦闘続行を得る。
半身を切断されようとも逃げ延び、生き延びるスキル。
無力の殻(偽):A
芳村愛支は、大成した作家である。
またの名を『高槻泉』。
自ら愛支の名を名乗るか宝具の解放の『瞬間(解放した後は構わない)』を視認された場合以外の者に対してサーヴァントの能力やステータスを偽装し、そして作家という殻を使い無力さを演出する。
隻眼の骨:A
観察眼と人体改造の複合スキル。
作家として物事の顛末を見通す眼を持っており、そのお眼鏡に叶ったものは『骨』と呼ばれるものを移植され超回復と変化を繰り返す化物になる。
【宝具】
『燦々と煌めく赫梟(ワンアイズ・オウル)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:0 最大補足:0
液状の筋肉とも呼ばれる喰種の捕食器官『赫子』を全身に纏った姿。
その姿は巨大な化物そのものであり、その外見から『隻眼の梟』と恐れられた。
ステータスを()内にまで上昇させ、人間に対する特攻能力を得て、人間に対する攻撃に有利な判定を得る。
肩部から背中にまで生えたブレード、首回りに生えた突起物を高速で弾幕のように射出する。
射出は『羽赫』の基本攻撃。
赫子を道具作成スキルと認識し、それによって身体を包む赫者のためキャスターとして具現化した。
肉の壁に覆われている本体が深い傷や苛立ちを負った時、戦闘の一時的な間にのみ狂化:Bを得て更に強化される。
また、部分的展開も可能であり、その場合は肩周りから鋭い触手や弾丸を放つ。
『名無きに贈る世界への物語(ノーネーム・ビレイグ)』
ランク:C 種別:対世間宝具 レンジ:-- 最大補足:--
これは、芳村愛支ではなく高槻泉としての宝具。
彼女が今まで、書いてきた作品。
彼女が最期に、この世に “生まれ間違え” 血肉を貪る孤独な同胞のために書いた作品。
それら全てを、彼女―――『高槻泉』としての逸話として、この宝具に昇華させた。
一冊の本のような造形をしており、彼女が続きを書くことで能力を発揮する。
具体的には、書かれた内容通りに世間の、世界の下準備が整っていく。
―――これは。
彼女が死した後の世界を任せたいと思うような逸材に出会った時のみ、筆は進むだろう。
【人物背景】
職業は小説家であり、ミステリーを中心に執筆しており、高い人気を持つ若手小説家。
巧みな表現や洗練な文体、緻密な心理描写と過激な残虐描写が特徴的で彼女の作品にはファンも多い。
黄緑色の髪が特徴的な小柄な女性。
非常に整った容姿をしており、作品より彼女個人のファンもいるという。
性格は明るくよう気に加え、飄々したどこか掴み所がない変わり者。
プライベートは結構だらしなく自宅は割りと散らかっている。
非常に優れた洞察眼を誇る。
幼少期は「施設の子供」と自称していたものの、実態はストリートチルドレンに近く、カネになると判断し作品を編集者へと持ち込み、16歳の頃には人気小説家になっていた。
その正体は喰種組織『アオギリの樹』の創設者『隻眼の梟』エト
アオギリを率いるリーダー『隻眼の王』とCCG上層部からみなされている最強の喰種。
人間と喰種の間で産まれ落ちた天然の半人半喰種のハーフ。
高槻泉は彼女の表の顔にすぎず、名前も偽名で所謂ペンネームである。
本名は芳村エト(愛支)、名には「多くの愛がこの子を支えてくれますように」という願いが込められている。
上記の飄々した性格はあくまでも彼女の一面にすぎず、その内面には他者の心の傷を執拗に抉り玩具のように弄ぶのを好む悪辣な本性を隠し持つ。
真っ直ぐ正義感溢れる者を「だからこそ折れた時が見物」と評し、暇潰しのような感覚で複数の人間や喰種の人生を壊している。
その本性を知った人物からは「救いようがないゴミ」と侮蔑されている。
一方で作戦で戦死した仲間達を想う言葉を口にしたり、古くからのマネージャーである塩野には恩人として感謝の念がある事が見受けてられ、残酷なだけではない複雑な一面を見せている。
父である芳村は危険に巻き込まれないように彼女が赤ん坊の時に、
24区の知り合いノロイ(後のアオギリ幹部ノロ)に預けた為に両親の事は芳村が残した母の手帳でしか知らず、親の顔を知らないまま育つ。
その後、14歳の頃に各地のCCG捜査局を襲撃し多数の喰種捜査官を殺害し続けた。
数度に渡る襲撃により、真戸暁の母やウリエの父などを含む多くの捜査官を殺害し多大な被害を齎したが、
遂に後の特等捜査官である黒磐によって赫包に致命傷を負い窮地に陥るが自身に成りすました父の助けによって辛くも延命、以後姿を晦ました。
敗北によって個の限界を悟り、組織の力を持つ為に時期は不明だがアオギリの樹を設立し、表向きは包帯で全身を隠した謎の幹部エトとしてタタラ、ノロイと共に行動をしている。
その傍らで自筆の小説を作成し、人気小説家・高槻泉としての顔を作り上げてきた。
アオギリの構成員はエト=隻眼の梟という事は一部のメンバーにしか知らず、部下にも正体を隠しており、
CCG上層部もアオギリ幹部エト=隻眼の梟ということは掴めていないものの、その強大な力から事実上アオギリを率いる『隻眼の王』を『隻眼の梟』と見て捜査している。
歪んだ経緯から生まれた内面は彼女の小説にも現れており、短編以外の作品の主人公或いは大事な人は必ず死亡するという共通点がある。
この点を気づいた人物は彼女の内面には「正体不明の哀しみ、怒り、空虚、暗い感情を抱え、何にも期待せず、全てに絶望し、あらゆるものに対する強い破壊衝動が渦巻いているのでないか」と分析している。
【サーヴァントとしての願い】
全ては終わったことなので、良し。
……だが。聖杯とやらが本物ならば、手っ取り早くこの"歪んだ鳥籠"をぶっ潰してやるのも良いか。
【出展】
魔法少女育成計画restart
【マスター】
ラピス・ラズリーヌ
【参戦方法】
自宅周辺、人助けの際にお礼にと頂いた模様。
【人物背景】
つややかな切り揃えられた黒髪に虎をモチーフとした民族衣装のような衣を纏った少女。
外見だけ見ると、神秘的な雰囲気を持っているが、実際はノリが良くおちゃらけた性格。「~っすね」といった軽い口調で喋り、決め台詞や決めポーズをノリノリで連発したり、周囲曰く喋ると台無しなタイプ。
能天気な言動が目立つが、聡明さも備えており、ふとした時に核心を突くこともある。
先代ラピス・ラズリーヌから名前を受け継いで技術を学んだため、戦闘技術・罠を見抜く洞察能力は高い。
彼女が呼ばれたデスゲーム。
血を血で洗った、暗殺者を探せ。
彼女は、その死亡直前より参戦した。
【weapon】
【能力・技能】
魔法用に定めている宝石の座標まで瞬時に移動できる能力。仲間に持たせておけば、即座に合流することができ、宝石を投擲などすることで、通常では移動不可能な場所までテレポートできる。応用で高速移動なども可能。
【マスターとしての願い】
特に、なし?
【方針】
とりあえず他のマスターと話し合いたい。
最終更新:2017年01月27日 02:58