マジカル・ガール アンド ザ・グリムリーパー ◆Mti19lYchg



 大鳥居あすかは本を読みながらスノーフィールドの騒々しい中央公園から道を外れ、静かな建物の脇道へと移動する。
 今は誰とも会いたくない。特に聖杯戦争の最中は。

 手に持って読んでいる本は、適当に購入したものでタイトルも知らない。
 だが、こうして本を読んでいれば聖杯戦争の事を忘れられる。

 あすかは既に記憶を取り戻している。だが、戦いに対して準備する気などまるでない。
 何故かサーヴァントが姿を現さないという事もあるが、それ以上に戦いをする気が全くないからだ。

 だが、こうしていてもいずれ聖杯戦争の参加者である事実は知られるだろう。
 そうして否応なく戦う羽目にあう。

 かつて、というほど過去でもない中学生の頃。
 あすかは魔法少女として戦い、両親を殺され、仲間を失い、世界を救った。
 もう十分だ。一生分戦った。それなのになぜこんな戦いに巻き込まれているのか。

 ――分かっている。理由なんてない。

 偶々手に入れた「白紙のトランプ」とやらでこのスノーフィールドに召喚され、マスターとしての資格を得た。それだけだ。
 それでも、自由意志ががある分この都市の中、NPCとして埋没していくよりはましなのだろう。

 ――本当に?

 戦い苦しむよりは、いっそこのままNPCとして暮らしてゆけば良かったのだろうか。
 そうだ、いや違う。
 二つの考えがあすかの中で混じりあう。

 あすかは思考の海に没入していながら、歩く。その最中、違和感に気づいた。
 誰とも通りすがっていない。いくら脇道でも一人ぐらいはいるはず。
 そう思ったあすかは本より視線を上げる。映る視界には髑髏の仮面を付けた男達。
 そして、地面に血を流して伏せる人影。

「お前ら!!」
 あすかは変身用のカランビットを取り出し、絶叫する。

 戦いを避けつづけた猶予期間(モラトリアム)は、突如として終わりを告げた。

 一瞬で変身したあすかは、襲い掛かるサーヴァントに対し手中にあるマジカル・カランビットを横なぎに振るう。
 通常ならば、装甲車でさえ切り裂くカランビットをサーヴァントの一体が曲刀で受け止め、逆に隣にいたサーヴァントがナイフを突いてきた。
 あすかはスウェーバックで辛うじて避けたが、背後のサーヴァントが指で石を弾き、あすかを狙い射撃を行う。
 あすかは倒立後転して躱し間合いをとった。

 こいつら、一人一人が並の魔法少女以上の戦闘力だ。
 あすかには既に聖杯戦争の知識が与えられている。サーヴァントと呼ばれる連中は人類史にその名を馳せた英雄たち。
 その実績に恥じない戦闘力にあすかは戦慄していた。

 続いてサーヴァントたちは遠巻きにあすかを囲み、指弾、ナイフを投擲してくる。
 それに対し、あすかはマジックシールドを展開。
 あすかの使うマジックシールドは戦車砲にも耐える強度を持つが、それは魔力の無い攻撃に対してのみ。
 敵の魔力が付与された指弾でシールドが削られ、投擲されたナイフが突き刺さる。
 身動きが取れないあすかに、他の個体と比べても一際巨大なサーヴァントが、引き絞った右腕を展開しているシールドに叩きつけた。
 シールドはあっさりと砕かれ、打撃を喰らったあすかは吹き飛ばされ、十数mほど地面を転がりようやく停止した。

 こんな所であっさりと死ぬのか。
 仰向けで天を見上げるあすかの心には恐怖など微塵もなく、どこか感情が麻痺し、ぼんやりとした気持ちだけがあった。
 とても死にそうにない先輩魔法少女や軍人が、戦場でいとも簡単に死んでゆく様を幾度も見てきた。
 そして遂に自分の番が回ってきた、ただそれだけだ。
 そういう奇妙なバランス感覚というべきか、逃避というべきか、よく分からない楽観的な気分に支配されていた。

 そうして、あすかが目を閉じようとした時。

「お前の戦争は、まだ終わっていない」

 鋭く、冷たい男の声があすかの真上から響いた。

 アサシン『百の貌のハサン』に命じられたのは、マスター候補であろうこの少女の抹殺だ。
 細心で用心深いアサシンのマスターは、魔力を持つ少女をマスターになり得ると判断。サーヴァントがまだ召喚されていないと推測される今、総掛かりで排除を決断した。
 アサシン達が遠巻きにマスターである少女を囲み仕留めようとした時、それは突如として虚空より現れた。
 首元まで覆われたボディースーツを着た、金髪碧眼の男。
 その瞳は殺気に満ち、アサシン達を見据えている。
 アサシン達がひるんだ一瞬、男は手にある手榴弾のピンを抜き、投げつけた。
 手榴弾から一気に煙が噴出、辺り一面が覆いつくされ、鎧を装着するような音が男のいる位置から響く。

「サーヴァントだ、油断するナ゛ッ!?」
 声を発したアサシン――ザイードという固体名を持つ――は頭部を撃ち抜かれた。
 近くにいたアサシンのまとめ役でもある女アサシンは眉間にしわを寄せた。
 この状況では、我々は人影を見ても敵味方の判断はつかないが、奴にとって声がする場所はすべて敵の位置だ。
 それに気づかず不用意に発言するなど何たる低能か。
 内心で罵倒しつつ、アサシン達に半円状の包囲網を敷くように手話で指示する。
 煙がわずかに落ち着いた瞬間、女アサシンは近接戦に優れたアサシン達を先頭にサーヴァントとその側にいるであろうマスターに対し、一斉攻撃の号令を告げた。

 先陣を切り突入したアサシン達は、それを見、一瞬で感じ取った。それは人の姿をした悪魔、そう呼べるほどの殺気の塊。

 男のサーヴァントは鎧――それはSAAと呼ばれる近未来のパワードスーツ――を着こみ、右手にカービン・ライフル。左手に狗――ジャッカル――の意匠の盾を持っていた。

 男から右側にいる巨体のアサシンが飛び上がり、剛力まかせにダブルハンマーパンチを振り下ろす。男は当たる直前、胴体に蹴り。
 水平に吹き飛んだアサシンが他のアサシンを巻き込んで激突。地面に転がるアサシン達に対し、男はシールドの内側にセットされた銃を向け、引き金を引いた。
 戦車砲のような轟音が鳴り響き、一条の閃光が走る。
 軌道上に居た複数のアサシンは、まるでコルク栓を抜いたような円状の痕跡を残し、身体の一部を残して消滅した。

 右側のアサシンが男の注意を引きつけている間、左側のアサシン達がマスターを狙い壁際から移動してゆく。
 男は身動き一つせず、装着しているヘッドギアの左側にあるカメラを、視線入力によって左側頭部まで移動させる。
 カメラからあすかに迫るアサシン達にレーザー照射がなされ、目標をロック。背中のミサイル・ポットから多弾頭誘導弾が発射された。
 ミサイルは空中で分解、内部から分かれた小型ミサイルが予め定められた目標に向かう。
 アサシン達はそれぞれ回避しようとしたが、誘導弾の弾速と数に対応しきれず、次々と爆破されていった。

 女アサシンは、爆風から顔を手で覆い相手の戦力が、計算以上であると認めざるを得なかった
 複数ならばサーヴァントはマスターをかばい切れず仕留められる。そう思ったが火力が違いすぎる。
 あれは単独で現在で言う重戦車以上の火力を備えている。
 それにこの心の底から震える感覚は『記録』にあるあの『王の軍勢』に優るとも劣らない。
 たった一人で万軍の、それもサーヴァントの軍勢に匹敵する威圧感を我々に与えているというのか。

 作戦の失敗を悟った女アサシンが、残ったアサシン達に撤退を指示しようとした時。
「ブースト」
 男は既に背中のバーニアを吹かし、女アサシンに接近していた。
 防ぐ間も無く、女アサシンの首は男の持つカービン・ライフルの銃剣によって切断された。

 あすかは仰向けの状態から身を起し、カランビットを構え周囲を警戒する。
 だが、ただの一人もサーヴァントが近づいてくる気配がない。
 それでもあすかが警戒し続けた数分後、ミサイルの爆煙が、風で払われてゆく。

 そこにあったのは、まるで巨大な獣が得物を喰い散らかしたかのようなサーヴァントの屍達。
 一個小隊規模のサーヴァント達は、たった一人の相手により――殲滅されていた。

 それは一人の人間では到底為し得ない殺戮。故に男はこう呼ばれる。
 大量虐殺を意味する『Slaughter』を越えた『Genocide』と。

 あすかと向かい合う男に装着されているSAAが外され、虚空へと収納されてゆく。 
 その男の冷静な佇まいから、あすかは悟っていた。
 あすかのサーヴァントは記憶を取り戻した時点で、既に召喚されていたのだ。
 そして、常にあすかの側にいて、霊体の状態で気配を絶ち見守っていた。

「……私の戦いは終わっていないって、どういう事?」
 あすかは、男に対し尋ねた。
 それは、戦いたくない、もう魔法少女になりたくないあすかにとって、聞き捨てならない言葉だから。

「……逆に問うが、何故お前はその武器を手放さなかった」
 男の返事に対し、あすかは右手に持つ武器を見つめた。
 魔法少女に変身するアイテムの、マジカル・カランビット。
「戦いを終わらせたい者が、武器を持つ必要などない。お前は戦いの答えを得ているのに、そこから目を背けている」

 そうかもしれない、とあすかは思った。
 戦いから離れようとしても、戦いの方から追いかけてくる。
 もし、本当に戦いを止めたいのなら、武器をすて殺されるに任せればよかったんだ。
 だけど、答えなんて――

「……あんたは何で戦うんだ?」
「その答えを見つけるためだ」
 間髪入れずに男は答えた。余りにも冷たく、悲しい口調だった。
「お前がどうしようと、俺は俺の戦争を始める。
 お前が望むなら、どこかに避難し俺だけに戦争を任せれば良い。戦いから逃げても構わない。だが――」
 男は、あすかの目を正面から見据えて言った。
「生きろ。立ち向かう事を諦めるな」

 あすかは共に戦った魔法少女たちを見てきた。軍人を見てきた。
 だが、これほど深く、冷たく、悲しい瞳を持った男を見たことは無い。
 その瞳を見て、あすかは宿命の声が、戦いの答えが聞こえた。そんな気がした。

 あすかは、実はアニメの魔法少女になるのが夢だった。
 魔法を使い、人々を救う。そんなおとぎ話。
 だが精霊達の住む『地冥界(ディスアス)』の侵略が始まって、夢が現実のものになってしまった。
 現実はアニメのように滅多に死人が出ないわけがない。敵である魔法少女の親が狙われ、殺されるなんて事もある。
 現実になってしまった夢に、あすかは苦しみ、憎悪し、否定しようとした。

 それでも戦いは、悪意はやって来る。
 だけど、普通じゃない事をすれば普通じゃない苦痛が返ってくる。
 だから自分の手の届く範囲内で何かを守れればそれでいい。そう思っていた。
 だが、それは違った。確かに心の奥にあった声を無視していた。

 多分、彼は私には想像できない何かを背負い、戦ってきたのだろう。
 それも、理由もないまま。それがどれほどの苦痛だったろうか。
 それに比べれば、確かに私には理由があった。

 宿命の声は「死んだ者の分まで生きろ、戦え」。
 そして戦う理由は「夢の代償」だ。
 いつか夢見た「魔法少女になって悪と戦う」という。
 それが現実になってしまった以上、私に出来るだけの事を。

 男は踵を返し、立ち去ろうとしたが。
「待った」
 あすかは背を向ける男に対し声をかけた。
「私も戦うよ。生きるために、聖杯を悪用しようとする連中を倒すために」
 あすかの言葉に対し、男は頷いた。
「その前にまだ名前を聞いてない。私はあすか、大鳥居あすか。コールサインは『ラプチャー』」
 男は振り向いた。
「ミルズ、グラハルト・ミルズ。クラスはライダーだ」



【CLASS】
ライダー

【真名】
グラハルト・ミルズ@redEyes

【ステータス】
筋力C 耐久C 敏捷B 魔力E 幸運B 宝具B

【属性】
中立・中庸

【クラス別能力】
対魔力:E
 魔術に対する守り。
 無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する。
騎乗:A
 騎乗の才能。幻獣、神獣ランクを除いた全ての乗り物を自在に操れる。

【保有スキル】
直感:A
 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を“感じ取る”能力。
 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。
罠作成:B
 その場にあるありあわせの物や人間から罠を作成する技能。
一人の軍隊:A
 単独で一軍に匹敵する軍人の称号。
 同ランクの単独行動と同じ効果を持ち、その他気配遮断、破壊工作、無音暗殺術、騎乗、戦術、射撃、狙撃、爆撃、CQBなどにおいてBランク以上の習熟度を発揮できる。
千里眼:C
 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
ジャッカル:A
 特殊部隊ジャッカル隊員が全員抱く誇り。
 『不可能』を『可能』にするという強い意志は作戦成功率を上昇させる。

【宝具】
『SAA XSP-180 MK54 聖騎士(パラディン)』
ランク:C 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大補足:1人
 パワードスーツに分類されるSAA(特殊強襲用装甲)の宝具。装着すると対魔力、筋力、耐久値が1ランク上昇し、さらに敏捷値に+補正が追加される。
 標準装備主火器は15.2mm徹甲重機関銃、携行用電磁レールガン『ハイパー・ヴェロシティ・アームガン』、通称『ハイヴェロアーム』、熱伝振動ブレード。
 その他状況に応じてEMリアクティブアーマー、ミサイルポッド、六連装ガトリングガン、シールド付属電磁レールガン、銃剣付属カービン・ライフル、対SAA用拳銃、近接対戦車兵器「タンクバスター」などがセットされる。
『戦場の死神(ジェノサイド)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大補足:200人
 最早現象の領域に達した彼の異名。
 戦場を固有結界に近い殺気で覆い尽くし、範囲内に「威圧」の効果を与え敵軍の士気や命中率を低下。さらに範囲内の敵の位置、攻撃のタイミングを視覚に頼らず把握する。
 逆にこの範囲内でミルズは、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。

【WEAPOM】
無銘・拳銃
 口径は.45。
無銘・突撃銃
 口径は5.56mm×45。
無銘・狙撃銃
 口径は7.62mm。装填されているのは対SAA用徹甲弾のため、サーヴァントでも侮れない貫通力を持つ。
無銘・ナイフ
発煙手榴弾
手榴弾
 以上はSAA非装備時に用いる。マスターへの譲渡も可能。

【人物背景】
 SDI計画をさらに大規模な形で実現した軍事衛星群『オービターアイズ』により人工衛星、ICBMの使用が不可能になり、戦争が有視界戦にまで退化した現在の地球とは異なる近未来。
 国家、民族も再構成された世界での一国家、レギウム共和国の特殊部隊、ジャッカルの隊長。
 単騎で戦車、SAAクラダーを含めた機甲一個中隊を殲滅するという常人を超えた戦闘力を持つ。
 尋常ではないその戦力から『戦場の死神』『ジェノサイド』と呼ばれ、レギウム軍兵士のカリスマ的存在でもある。

 元は単なるガソリンスタンドの店員だったが『戦場の死神』の異名を持つアラン・クルサード大佐に資質を見いだされ、レギウム軍の精鋭部隊であるレインジャー連隊に入隊。
 そこで兵士としての才能を開花してゆき、親友と呼べる者もできるが、時代はミルズを一兵士に留まることを許さなかった。
 大佐は弱体化し、その癖プライドだけは高い現在のレギウム共和国を心底嫌悪し、さらにドラグノフ連邦との戦争が近いことを察知していた。
 その為、自ら武装蜂起を行い、ミルズに自分達を倒させる事で、自分以上の兵士を創り上げドラグノフ連邦に対抗しようとしていた。
 だが、ミルズは大佐を殺す事は出来なかった。自分の生きるべき居場所を与えてくれたのは大佐だったのだから。
 だが、大佐は語る。ミルズの生きる場所は軍隊ではなく戦場だと。
 それでも頭を振るミルズに、大佐は自分の考えを押し付けてしまった、と言った。
 しかし、このままでは結局大佐が率いる兵士たちに殺されてしまう。
 大佐は銃口をミルズに突きつけ、引き金を引く瞬間に言った。
 ――生きろ、と。
 そして、ミルズは大佐を殺し――『戦場の死神』の名を受け継いだ。
【サーヴァントとしての願い】
 戦争。そして「戦うための答え」を見つけ出す。


【マスター】
大鳥居あすか@魔法少女特殊戦あすか

【人物背景】
 かつて世界を救った魔法少女『伝説の五人(マジカル・ファイブ)』のまとめ役。
 魔法少女名は「ラプチャー☆あすか」。柄に指を通す輪がついている湾曲したナイフ「マジカル・カランビット」で変身する。
 敵が着ぐるみのようなマスコットの姿をしていたため、街中で着ぐるみをみると人を襲う姿を幻視するというPTSDの疑い有り。
 初めは魔法少女達と人間界に侵略する地冥界(ディスアス)との戦いであったが、次第に精霊たちと結びついた国やゲリラを巻き込んでの戦場に投入されてゆく。
 最後には阿蘇山火口の『冥獣王(ディスビスト)』をそれまで残った魔法少女五人で倒したが、魔法の存在は消えず、国家、テロリストと結びついた精霊、魔法少女達の新たな戦争が始まってゆく。
 そんな中、あすかはそれまでの魔法少女の犠牲を目の当たりにし続けた事で、もう戦わないと決めていたが――。

【WEAPON】
マジカル・カランビット
 変身にも用いる主武装。
 切断時に特殊な光子が発生し、ありとあらゆる物体を切り裂く。
 魔力を帯びた武具なら防御可能。
ラプチャー・タロン
 マジカル・カランビットに魔力を注ぎ、巨大化させる。高速回転させた投擲に用いる事も可能。

【能力・技能】
マジックシールド
 脳波が魔法少女のシステムにより増幅され、疑似プラズマ・カーテン系のハニカム形状をした多層シールドを形成。
 通常兵器なら戦車砲にも耐えるが、魔力を帯びた武器なら破壊可能。
相貌失認誘発フィールド
 姿を見た人間の視覚情報に介入し、魔法少女「ラプチャー」と変身前のあすかと顔の認識の区別を付けなくさせ、正体を掴まなくさせる。
 魔力を持つ人間には無効化される。

【マスターとしての願い】
 生きる。悪人に聖杯を渡さない。


【把握用資料】
redEyes
 現在21巻まで発売。特にミルズの過去編である6~8巻はキャラの把握に必須です。 
魔法少女特殊戦あすか
 現在3巻まで刊行。ちなみにどんな作品かは以下の帯の推薦文を見れば大体想像がつくかと。
「虚淵玄驚嘆!「魔法少女にこんな残酷な運命を背負わせるなんてひどいよ! あんまりだよ!」」

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最終更新:2017年02月04日 07:21