ズェピア・エルトナム・オベローン




【マスター】
ズェピア・エルトナム・オベローン@MELTY BLOOD(漫画)

【参加方法】
かつて黒の吸血姫との契約において、術式に白紙のトランプを用いた……気がしている。
あるいはタタリという噂を具現する固有結界が、白紙のトランプという噂とそれに伴うサーヴァントを像にしたか。

【令呪】
赤い丸二つと、三日月が歪んだ笑顔の様に並んでいる。
それぞれの記号で一画。
本編におけるタタリのデスマスクと同じ形。

【マスターとしての願い】
今度こそ第■法に至り人類滅亡の未来を回避する


【weapon】
エーテライト
第五架空元素という存在を編んで作られたナノ単位のモノフィラメントを所持。
医療用に開発された擬似神経でもあり生物に接触すると神経とリンクして擬似神経となる。
他人の脳に接続すれば、対象の思考や精神を読み取り、行動の制御(活動停止、リミッター解除)など可能。
肉体や神経の縫合、ワイヤートラップ的な設置他、用途は多岐に渡る。
戦闘では鞭のように使用する、相手の思考を読み行動を縛る、悪性情報の実体化など。

【能力・技能】
死徒二十七祖第十三位、『ワラキアの夜』。
かつて『黒の吸血姫』との契約ほか様々な保険により『タタリ』という一つの現象にまでなったのだが、『白の吸血姫』の手により一個の死徒に再び堕ちた。
そのため後述する固有結界は現在駆動できないが、それでも二十七祖の一角にして元アトラシアとして卓越した戦闘技能を誇る。
錬金術師としてのエーテライトの扱いや並行・高速思考、吸血鬼としての爪や怪力を武器とする。

『固有結界・タタリ』
周囲の人間の心のカタチをカタチにする固有結界。
ある周期で出現する現象であり、特定コミュニティ内の人間(それに匹敵する知能を持つ者を含む)の噂・不安を煽って増大、集束させ、その内容を元に、不安や恐れのイメージを具現化、自身に転写して顕現し、噂通りの能力を持つ吸血鬼「タタリ」として具現化する。出現したタタリはその一定地域内を殲滅する。
簡単に言えば、噂やら都市伝説を広め、イメージされた通りの姿・能力に変身することができるという能力。
記憶も含めて本物と寸分違わぬ偽物を作り出すことも可能で、存在しないはずの者、既に死んだ者になることも可能。
具現化される噂や都市伝説に制限はなく、場合によっては「願い」めいたものもその対象となりうる。しかし、「具現化」=「吸血鬼タタリの(嗜好・知識を取り戻した上での)復活」であるため、具現化された話がどんなものでも「発生源の住人を皆殺しにする」ものに変えられてしまう。
タタリである死徒ズェピアは既にこの世に存在せず、「タタリ」も一晩しか持たないが、出現したタタリを退けようとも、起動式の条件さえ満たせば再び出現できるため、永遠に存在し続ける。
この固有結界を保持した名残として、恐怖の具現・都市伝説である口裂け女を彼は自在に操ることができる。

アルクェイドによって死徒ズェピアへと戻されたため現在この固有結界は駆動できない。
だが何らかの形で再び『現象』になることができれば……?

【人物背景】
MELTY BLOODのヒロイン、シオン・エルトナム・アトラシアの三代前の祖先(曾祖父)に当たる人物で、五百年前のアトラス院で院長を務めた天才錬金術師。
未来を求めるという過程で初代アトラシアが辿り着いた「人類滅亡」に、彼もまた辿り着いてしまう。それに抗おうと数多の策を講じて実行に移そうとするも、その悉くが失敗に終わる。
覆す方法を模索し続けるもその度に「より明確な滅亡」という計算結果を見せつけられ、最後には発狂してしまった。
死徒となって自身の存在を強化したズェピアは滅亡回避のために第六法を目指すも敗北、肉体は消滅し、構築していた霊子が霧散する。
しかし、それ以前に完成させた「タタリの駆動式」と「霊子の航海図」、アルトルージュ・ブリュンスタッドと交わした「契約」他多数の保険により、意識も記憶もへったくれもない霊子たちを留めて漂流させることに成功、自身を現象へと変える。現在の彼は「特定の時間・地域に固有結界タタリを展開する現象(人々の噂や不安を元にそれを様々な形で具現化する)」であり、タタリとして虐殺を行ないつつ、より強大な存在である真祖の肉体を得て再び第六法に挑もうとしていた。
「ワラキアの夜」という通り名の由来となった15世紀のワラキアを皮切りに、幾度か顕現。一度前は3年前のイタリア。自分を滅ぼしにきたリーズバイフェ・ストリンドヴァリとシオンを返り討ちに仕留めた。シオンから吸血し、彼女を半死徒に変えている。
そして日本三咲町へと舞台を移し、遠野志貴、シオンと交戦。様々な条件が重なり敗北、消滅を迎えようとした瞬間に参戦。

ゲーム出展とすると剪定事象が混在するため、漫画版のシナリオを仮に編纂事象としズェピアの出展とする。

【方針】
聖杯狙い。
『口裂け女』の噂を広め、『口裂け女』を産み出し、勝利で幕を閉じる。
『タタリ』とやることは変わらない。







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最終更新:2017年03月04日 19:03