トワイス・H・ピースマン




【出典】
 Fate/EXTRA

【マスター】
 トワイス・H・ピースマン

【マスターとしての願い】
 全人類規模の戦争を起こすことで人類を成長させる

【weapon】
 なし

【能力・技能】
 医師としての優れた技能を持つ。
 そのためか回復に優れたコードキャストを有する。

【人物背景】
 実在した「トワイス・ピースマン」という人物を模したムーンセルのNPCが、生前の記憶(正確に言えばデータのオリジナルの記憶)を取り戻したイレギュラーな存在。

 彼の元となった「トワイス・ピースマン」は、かつてアムネジアシンドロームという病気の治療法を発見するなど、数々の功績を残した偉人。戦争があれば常に戦火の中に身を投じ、人命救助に尽力した戦争を憎む人物というのが表向きの評価だが、実際の彼は戦争を見るたび憎悪や焦りに襲われ心臓が活発的に躍動する“病気”に苛まれ、正義感でも義務感でもなくその痛みを和らげる為に戦地へ赴いていた。

 自身の戦争に対する常軌を逸した殺意に疑問を抱き続けるが、バイオテロに巻き込まれ死を迎える間際、彼は自分が70年代に起きた民族紛争の戦争孤児であったことを思い出し、疑問への解答として戦争の中で必死に生きようともがく命の強靭さを垣間見たことで「戦争」とそれが生む成果を否定しきれなかったことに思い至る。

 NPCとして自我と記憶を取り戻した彼は、停滞した今の世界に絶望する。戦争は欠落を齎すが、だからこそ欠落以上の成果を齎すし、齎さなければならない。然るに今の停滞した世界はどうか? それまでに積み重ねた欠落に見合うほどの成果を得られていないではないか。
 そして欠落を埋めるほどの成果を得られないならば、さらなる欠落をもってさらなる成果を生み出さなければならない。そんな偏執的な思考の下、彼は聖杯の力で全人類規模の戦争を起こすことで人類を成長させ、現在の世界の停滞を打破しようと、当時ムーンセルで行われていた生存トライアルに挑んでいた。
 霊子ハッカーの適正はあるものの、その実力は最弱クラス。 しかし死んでもまた再構成されるというNPCの特性を利用して、幾度となく聖杯戦争を戦い抜き、百を優に超える戦いを繰り返す。その過程の中で徐々に実力も磨かれていった。
 そして幾度もの繰り返しの中、偶発的にアリーナで白紙のトランプのデータを取得。それはやがて、トワイスを偽りのスノーフィールドの聖杯戦争へと誘うこととなる。


【方針】

 ガンナーに当事者としての戦争を体験させるためにも、他の参加者を発見し、戦う。
 その過程で、自らの掴むことの出来ない聖杯を勝ち取り、代わって全人類に戦争(成長)を齎してくれる後継者を見出す。
 もしも今回期待に沿う者が見つからなかった時には、自らが熾天の檻に座すことで、後継者となる次代の勝者の到来を待つ。







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最終更新:2017年03月06日 21:18