ジェロニモ




【クラス】
キャスター
【真名】
欠伸をする者@Fate/Grand Order
【パラメーター】
筋力C 耐久D 敏捷B 魔力B+ 幸運C 宝具B
【属性】
中立・善
【クラススキル】
陣地作成:B
魔術師として自らに有利な陣地を作り上げる。
閉鎖的な工房ではなく、地の利を活かした即席の野営地を作り上げる。
全員の戦闘力にボーナス。

道具作成:C
魔力を帯びた道具を作成できる。
精霊に祝福を与えられた武器などを作成する。

【保有スキル】
血塗れの悪魔:B
キャスターにあるまじき武勇伝を誇る。
弓、槍、ナイフなどどれを取っても熟練の腕前。近接戦闘力に大きなボーナス。

シャーマニズム:B
アパッチに伝わる精霊との対話。
契約により彼らの力を借りることができる。

守護の獣:B
ジェロニモと共にいるコヨーテの精霊。
少々悪戯好きなところが玉に瑕。

【宝具】
『大地を創りし者(ツァゴ・デジ・ナレヤ)』
ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:100人
アパッチ族に伝わる巨大な《コヨーテ》を召喚する。
召喚されるなり、彼に煙草を奪われた《太陽》が彼を追いかけ始め、結果的に広範囲に渡って強烈な陽光によるダメージを与える。
と同時に、守護者であるコヨーテによって味方側の力を増幅させる。
アパッチ族の伝承を小規模ながら実現する大魔術。

【weapon】
ナイフ

【人物背景】
ジェロニモは北米先住民族の一つ、アパッチ族の戦士である。
「欠伸をする」というのんびりした名前であった彼の人生が一変したのは、二十歳のときである。
母親、妻、三人の子供をメキシコ兵に惨殺された彼は、演説をぶち上げて戦士としてメキシコ軍へ報復を行った。
優れた戦士であり、何より復讐の念に燃えていた彼は槍が折れ矢が尽きても、自身と相手の血で真っ赤になりながら、ナイフ一つでメキシコ兵と戦い抜いたという。
恐慌をきたしたメキシコ兵が「ジェロニモだ!」(聖ジェローム。獅子のように戦うことで名を馳せた聖人)と叫んで以降、彼の名はジェロニモへと変わった。

ジェロニモは決して野蛮で残忍なだけの人間ではなかった。
冷静であり慎重、降伏も辞さないが、誇りは決して捨てない。
ジェロニモと彼の率いるアパッチ族三十五人を捕らえるためにアメリカ政府は五千の兵を動員したという。
アメリカとメキシコ、二つの軍と戦ったジェロニモは四度降伏した。
最後の降服の際、二年経てばアリゾナに戻してくれると約束したが、それは反故にされ結局アリゾナに帰ることはできなかった。
以後、ジェロニモは生涯米軍の虜囚として扱われた。その間、1904年のセントルイス万国博覧会などで人間動物園として展示されるなどした。
生まれ故郷のメキシコ国境へ帰りたいというジェロニモの願いは叶えられず、オクラホマのシル砦でその一生を閉じた。

【サーヴァントの願い】
編纂される歴史において、故郷の土地がこれ以上奪われないように。
……剪定される歴史の中に一族の青年が栄える未来があってもいいのではと思い始めてもいる。







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最終更新:2017年03月06日 21:22