コレット・ブルーネル




【出典】テイルズオブシンフォニア
【マスター】コレット・ブルーネル
【マスターとしての願い】
 聖杯戦争に巻き込まれた人々を、可能な限り元の世界に生還させる。
 ……もしも聖杯に余力があれば、テセアラを衰退させず、自分が犠牲にならなくてもシルヴァラントを再生させられる手段を得たい。

【weapon】
 チャクラム(破損中・使用不可)

【能力・技能】
 天使化した影響で魔術を扱えるようになっており、元は純粋な人間ながら一流魔術師にも遜色しない魔力供給をサーヴァントに可能とする。
 視覚と聴覚以外の感覚や声を失っているため、事実上当人の戦闘力は失われているが、天使の羽を用いた飛行等一部の能力は残されている。また、天使化の影響で食事と睡眠が不要(正確には、不可能)。
 但し、『夢幻召喚』すると――――

(なお当企画内では、参戦時期直後の救いの塔で発声できなくなっていたコレットの声がロイドに聞こえたのは、アストラル体(霊体)となっていたイガグリ老やアリシア同様、クルシスの輝石の侵食によって心身分離に近い状態となっていたためであると解釈し、それに近い状態にある現在のコレットは同じく半霊体かつ因果線で繋がっているライダーにのみ、その術を知らずとも本来の声が届く範囲内で念話が可能となっている)


【人物背景】

 衰退世界シルヴァラントにおけるマナの血族の末裔。宝玉「クルシスの輝石」を握って生まれたことで神子として育てられ、十六歳のある日に神託を受け世界再生の役目を背負うことになる。
 神子という立場からイセリアの学校では浮いている存在であったため、友達になってくれたロイド・アーヴィングに単なる幼馴染以上の仄かな想いを抱いていた。

 世界再生の神子として各地の封印を解き、救いの塔を目指す旅に出ることになったコレットは、ロイドを始めとする仲間達と共に故郷イセリアを出発。人類を虐げる邪悪な闇の一族・ディザイアンによる妨害を受けながらも、それらを退け世界再生のために旅を続ける一行の前に、やがてコレットの命を狙う暗殺者・藤林しいなが現れるようになる。
 人間でありながら世界再生を拒もうとする彼女の存在を不可思議に思っていた一行は、後に恩義ある町のためディザイアンと戦った成り行きで同行することになったしいなからシルヴァラントと隣り合うもう一つの世界・テセアラの存在を知らされる。
 現在シルヴァラントが衰退し滅びに向かっているのはテセアラにマナを吸われているからで、コレットの世界再生の旅が完遂されてしまえばその関係が逆転してしまう故に、現在のテセアラを守るために差し向けられた刺客こそがしいなの正体だったのだ。

 真相を知ったコレットはシルヴァラントもテセアラも、等しく救われる方法がないものかと心を痛めるようになるものの、二つの世界を等しく救う具体的な解決策が見えないまま、救いの塔へ――世界を再生する天使となるために、人間としての死が定められた場所へと向かうその時を、迎えつつあった。
 ……永遠の別れが訪れることを、ロイドに云えないまま。



 封印を解くに連れて天使として肉体が変化し始めると、紫色に輝く光の羽を纏って空を飛べるようになるなど超常的な力を得、視覚や聴覚も強化されたが、代わりに味覚や痛覚に触覚、眠気や疲労、果ては言葉など人間としての営みを徐々に失っていくことになった。
 最終的には精神や記憶まで喪失し、世界の再生と引き換えに、コレット・ブルーネルという人間の少女は事実上の死を迎える運命を定められている。
 そんな宿命の中で育てられた影響からか自己犠牲心や責任感が非常に強く、原作中での選択肢では一貫して「危険よりも人の命を気遣う」ことを好む。


【参戦方法】
 救いの塔に赴く前日、ハイマで偶然拾った白紙のトランプに導かれて参戦


【令呪】
 うなじの下側(胸のクルシスの輝石の対となる位置)に刻まれた、三つに分割可能な形で描かれた八枚羽型


【方針】

 聖杯戦争に巻き込まれた全員の脱出を最大の目標とし、そのための手段を模索。他の可能性が見つからない場合には、最終手段としてサーヴァントのみを倒すことで聖杯獲得を狙う。
 当面は志を同じくする同盟相手を探したい(……が、コレット自身は喋れないため、他者に悪印象を持たれ易くなるスキルを持つ上に指図されることが死ぬほど嫌いなライダーに交渉役を任せるしかなく、やや苦戦が予想される)。
 なお、コレットはライダーが擬似サーヴァント――未だ生きた人間であることを告白されておらず、現時点ではその事実を認識していない。







タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2017年03月06日 21:25