墓場より◆v1W2ZBJUFE




「ああ…うん。確か私は遠足の土産の買い物に付き合っていたら………しかし今度はアメリカか」

我ながら忙しいものだと思う。しかし地球に来てからというものロクな目に遇っていないぞ。
やはりこの姿になったのが原因か。もうこうなったら元の姿に戻してくれと聖杯に願おうか?それも良いかもしれないな。
それにしても英雄(ヒーロー)か、私が戦う相手としては相応しい。そうは思えど不満はある。

「ジャミラ辺りを連れて来れば良いだろうに……」

元の姿に戻してもらう。この願いで知り合いの事を思い出し、私はしみじみと呟く。アイツなら全力で聖杯とやらの為に暴れるだろう。

「それにしても、私のサーヴァントとやらは何処だ?」

私1人でもおさおさ引けは取らんが、やはり戦力は多い方が良い。

「私だ」

「ぬおっ!?」

後ろからいきなり話しかけられて私はびっくりして飛び上がった。
小言の一つも言ってやろうと思って振り返って─────私の動きは静止した。

「お…お前は!?」

私のサーヴァントとやらは私の良く知る存在だった。“あの男”を全国のちびっ子がドン引きするやり方で倒し、この私も空気読まなかったとはいえ倒してのけたその実力は本物だ。

「ゼットン!?」

バーサーカーかアーチャー辺りと思ったら、クラスはアサシンか…。まあウルトラマンに対する刺客みたいなものだしな。
それにしても私は兎も角、何で此奴がここに居る?怪獣墓場は英霊の座とは別物だろう?

一応の理由としてはムーンセルによる観測はウルトラマンの戦った地球までにしか及んでおらず、JK怪獣がまったりして居る怪獣墓場は観測されていなかった。
だが、メフィラス達が遠足で地球に来た時に、ムーンセルはJK怪獣達を観測、そこからメフィラス達の足跡を辿り、怪獣墓場を観測したのだった。
後は単純な話で、怪獣版の英霊の座といえる怪獣墓場を観測したことで、JK怪獣を召喚出来る様になり、メフィラスが『白紙のトランプ』に触れたことで、JK怪獣との『縁』が発生。JKゼットンがサーヴァントとして現界したのだった。

「なんだか判らないが、まあ良いさ。お前しか頼れないしな。宜しく頼む」

ピポポポポポポポポポポ………ゼットーーーン

無言のまま電子音と鳴き声を返すゼットン。やっぱコイツ苦手だ、何考えてるか判らないし。
それでも此奴しか頼れる奴はいないんだよなあ
私は盛大に溜息をついた。

【クラス】
アサシン

【真名】
ゼットン@ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POPComiccode

【ステータス】
筋力:D(A+++) 耐久:D(A+++ 敏捷: D(A+++) 幸運:D 魔力:C 宝具:A++

【属性】
中立・中庸

【クラススキル】
気配遮断:D
サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。

【保有スキル】

怪獣:D(A++)
神秘に依らずして自然の理を超えた超常存在として生まれたものに備わるスキル
怪力、頑健、天性の魔、恐慌の声を併せ持つ複合スキル。


対英雄:D(A++)
ウルトラマンを完封してのけた逸話から得たスキル。英雄(ヒーロー)と対峙した時に大幅な補正を得る。


女子高生化:B
何の因果か女子高生位の年恰好になっている。ステータスやスキルががランクに応じて下がっている。




【宝具】
最後の怪獣(宇宙恐竜ゼットン)
ランク:A++ 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大補足:自分自身

真名解放することで、宇宙恐竜ゼットンとしての本来の力により近づく宝具。本来の大きさになることや、本来の身体能力は発揮出来ないが、ステータスと女子高生化以外のスキルが括弧内のものに修正される。
但し燃費は最悪で、Aランクの狂化を得たサーヴァント並みになる

【weapon】
強力な身体能力。胸の結晶体から放つ火球。瞬間移動。エネルギー吸収及び増幅しての放出。障壁展開。物質透過etc……。

【人物背景】
初代ウルトラマン最後の対戦相手、宇宙恐竜ゼットンが死んで怪獣墓場送りになって女子高生化したもの。
基本無口で、喋ったとしても辿々しい。
メフィラスに『空気読まない』とか言われているが、「よそう、我々宇宙人同士が……」なんて台詞宇宙恐竜に言っても意味が無いと思う


【方針】
メフィラス任せ

【聖杯にかける願い】
?????



【マスター】
メフィラス星人@ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POPComiccode

【能力・技能】
グリップビーム:
家屋サイズはあるメトロン星人の円盤を一発で撃墜出来る。
元のサイズになることもできたが、何故かこの地では出来なくなっている。

瞬間移動:数キロ単位を移動可能。

身体能力:
元がウルトラマンと引き分けになる位なんで結構強い。

魔力の様なものも一応は持っている。

【weapon】
自分の身体とグリップビーム

【ロール】
ニート

【人物背景】
ウルトラマンと戦った初代メフィラス星人。引き分けて帰ったはずなのに何故か怪獣墓場でJK化。
嫁はエレキング。二代目の話をされるとキレる。ラッキョウが嫌い。
本来は知的な筈なのだが何故か二代目並みにコミカルな言動をする。


【令呪の形・位置】
左掌にラッキョウが三つ

【聖杯にかける願い】
無い

【方針】
情報を集めてからゼットンの能力で不意打ちして行く。

【参戦経緯】
2巻の遠足でお土産を物色していたら『白紙のトランプ』に触れた

【運用】





【把握媒体】
キャラクターはウルトラ怪獣擬人化計画feat.POPComiccode 単行本一巻だけで把握可能。参戦時期は二巻まで読めば把握可能

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2016年12月03日 20:15