『バラモスゾンビ』
名前の通り、上の世界で勇者に敗れた「
バラモス」
ゾーマの魔力で蘇りゾンビとなった姿。
グラフィックはスカルゴン、ドラゴンゾンビ、スカルドンの色違いで、身体の色は紫色。
ポーズはともかくとして、どう見てもバラモスの骨には見えなく骨格が元のバラモスと全く違う点にツッこんではいけない。
テリーのワンダーランド3Dで再登場した際には生前のバラモスが腐敗したそれらしい姿になった。
死してゾンビ化してまで勇者と闘うとするバラモスの成れの果て。
ゾーマ戦直前の三連戦の、3番目の相手として戦うことになりマップの特定地点に足を踏み入れると突如現れる。
HP「900(FC)/3000(リメイク版)」
MP「0」
攻撃力「360」
防御力「0」
素早さ「0」
毎ターン「HP自動回復50」がある(GBC版除く)
防御力は0で、攻撃手段は2連続の通常攻撃のみという単調さであるが、攻撃力は全モンスター中でもゾーマに次ぎ2番目に高く、そこから繰り出される2回攻撃は尋常な威力ではなく油断しているとあっという間にやられてしまう危険がある。
対策としてはスクルトで限界まで防御力を上げてから攻撃すればオッケー。
ドロップアイテムは『はかいのつるぎ』で「1/256」の確率で入手できる。
GBC版ではモンスターメダル収集のため「氷の洞窟(隠しダンジョン)で通常の敵として単体で出現する。
モンスターズシリーズには長らく登場してこなかったが、今作で遂に初登場しモンスターズ入りを果たした。
姿は長らくスカルドン等の使い回しグラフィックだったが、テリー3Dからは新規グラフィックになり、バラモスが腐敗し骨が露出して体が爛れた姿になり、ようやくバラモスがゾンビ化した姿になった。
ちなみにむき出しになった骨の色は、ドラクエ3で登場していたものと同じ色をしている。
しかし、スタンダードボディのバラモスに対し、ゾンビは何故かギガボディの巨大モンスターとなっている。
ちなみにテリー3Dの版バラモスゾンビは「ロトの紋章」を意識したようなデザインであり、恐らくはデカさもそれに倣ったものと思われる(例としと、ダイの大冒険からの逆輸入の呪文や特技もある)
「レジェンドクエストIII」の第7章『遺志を継ぐ者』で登場。
バラモスブロスのお供としてドラゴンと共に登場する。
攻撃手段は「ボーンスラッシュ」
ドラゴンゾンビの「ボーンネイル」のと同じ。
そして「いてつく風」の2つ。
その後はビクトリーのレジェンドクエストIIIで再登場したが、なぜかゾンビではなく、生前の姿と同じになっていた。
異なる点は紫色のバラモスでローブも紫である。
使用技が3つになり「イオナズン」も使ってくる。
ゲームブックやCDシアターにおいても復活したバラモスとして登場する。
……のだが、あっさりと倒されてしまうという典型的な「再生怪人=弱い」というパターンで描かれている。
特にゲームブックでは妖精の笛で眠らされている間に倒されるというあんまりな扱いである。
ロトの紋章では冥王ゴルゴナの手によって蘇り、序盤の大ボスとして存在感を発揮する。
巨大な体躯を誇り、通常攻撃しかしてこないゲーム中とは違い、メラゾーマ、イオナズン、メダパニ、激しい炎などを操る。
更には闇の衣までまとっているという始末で明らかに生前よりパワーアップしている。
なお、同作品内ではゲーム中での復活はなかったように描かれている。
最終更新:2013年01月23日 19:15