このシナリオでは集会所に集合した後、単位進行でイベントが進行する。
NPCは12人
- 巫女さん(1)
- 石屋父娘(2)
- 磯野一家(3)
- ジャーナリスト組(2)
- アン社長とターニャ(2)
- 猟師(1)
- ゲームクリエイター(1)
1クォーター:
・特に何もなし
2クォーター:
・特に何もなし
3クォーター:
・【イベント】『巻き込まれた者達の事情』
4クォーター:
・【イベント】『トイレの行方不明者』
・【イベント】『深海の魔術師』
・【イベント】『娘の介護』
・【イベント】『酔っ払いの酒不足』
5クォーター:
・【イベント】『死の絶叫と消える光』
・【イベント】『停電』
6クォーター:
・【イベント】『銃声と絶叫、消える闇』
・【イベント】『復旧』
7クォーター:
・【イベント】『中庭で倒れし影』
・【イベント】『上階できしむ音』
8クォーター:
・【イベント】『頭を失いし死者』
・【イベント】『吊られし者』
9クォーター:
・【イベント】『狂気の宴』
10クォーター:
・【イベント】『分かたれし夜』
■イベントリスト
●『巻き込まれた者達の事情』
①石屋奈々子(医者の娘)が喘息の発作で苦しそうにし始める。
この為、医者父娘は2Fの個室へと移動する。
②医者父娘がいなくなった後、磯野カツオ(家族子)がトイレに行きたいという。
巫女さんが引率し、他に行きたい人を訪ねる。
NPCでは磯野家とジャーナリストの二人が同行する。
全員行った後、慌ててゲームクリエイターの人が後を追いかける。
③アンとターニャがトイレへ行くふりをして、集会所から抜け出し
祭具殿へ行く。
④猟師が酒を探しに出る。
●『トイレの行方不明者』
発生条件:【イベント】『巻き込まれた者達の事情』にてトイレにいったPCがいる場合
- 男子トイレか女子トイレの、どちらかに入ったジャーナリストが行方不明になる。
行方不明になるのは、PCが入らないほう。
ここにPCが男女一人ずつトイレの中へ行っている場合は、
男ジャーナリストが最初にトイレを出て犠牲になる。
◆犯行の方法
・男ジャーナリスト(トイレの中)
この場合、トイレに最後まで残る。
用が終わった後、家から生えた触手に絡めとられ、床下へと引きずり込まれる。
・女ジャーナリスト(トイレの中)
個室で用を足しおわった直後、触手に絡めとられ、床下へと引きずり込まれる。
・両方確保している場合
最初に男ジャーナリストが出る。
出たところを巫女さんに口を押さえられ、床下へと突き落とされる。
◆起こりえる不慮の事態
・男性トイレと女性トイレを確保した上で、全員一緒にトイレから出る
→犠牲者はでない
・両方のトイレのドアを開けっ放しにする
→《聞き耳》判定可能。成功すると薄く悲鳴のような声が聞こえる。
(この行動を起こす時点で、音には注意すると判断する)
この直後に聞こえた側のトイレに乗り込み、ドアを蹴破ると。
該当する犠牲者の体に触手が絡みつき、床下へ飲み込まれようとしているのを目撃できる。
◆トイレの怪
口のように裂ける床、犠牲者の体を引きずり込もうとする触手。
これらを目撃したPCはSANチェック(0/1D4)
また犠牲者を救出する場合は、【STR】12との対抗判定となる。
(腰・両足に触手がまきついている 1本につきSTR4と換算)
勝利すると、犠牲者を救出する事ができる。
この状況が発生した場合、状況終了と共に【イベント】『停電』が発生する。
●『深海の魔術師』
発生条件:【イベント】『巻き込まれた者達の事情』にてアン・ターニャと共にいったPCがいる場合
彼女達はまず、PCに何故ついてきたのかを尋ねる。
もし祭具殿の資料を調べに来た事を答えた場合は、PCが村で起きた事についてどれだけ知っているかを尋ねる。
この質問への返答により、発生する事は変化する。
◆共通
この場所は他の場所よりも安全だと教える。
また、巫女にはこの場所にいる事は黙っているように言う。
◆知らない・ごまかす場合
真偽にかかわらず、彼女は追及しない。
彼女達も調べものをするが、PCはPCで好きに調べてくれという。
調べたいことをPCが教えた場合、見つけたらついでに教えると言う。
進んで協力する事はない。PCが尋ねても適当に誤魔化して教えない。
◆死因・化膿について知っている。
この返答をした場合、PCを友好的な探索者として認める。
ここに来た理由を尋ねれば、150年位前に持ち込まれた古い本を探しに来た、と答える。
またPCへの助言として、発生した雪や吹雪は、山の神話や事件についてはまったく関係ない事を教える。
理由を尋ねても答えない。信じないほうが良い内容だから
◆死因・化膿が発生した原因について知っている。(要するに膿の母について知っている)
◆魔女の存在と今おきている事件の理由について知っている
この返答をした場合、PCは神話的知識を知っており、かつこの場所にいる事から、
現状に対する危険度の認識を、『正しく』把握していると判断する。
発生した雪や吹雪については、今回の事件とは直接関係ない事を教える。理由は被害の拡大を防ぐためだが、
この山の神話とはまったく関係ない事を告げる。
理由を聞いた場合、彼女が発生させたことを告げる。
方法を聞いたら、知りたいのかを確認した後。イタクァを召還してまとめて山を低温と雪を呼び寄せたと告げる。
おかげで魔力のほとんどをもっていかれたとも。
身元を聞いた場合、ミスカトニック大学神秘学部のやとわれ講師件スポンサーだと告げる。
(銀の黄昏については特に言及しない)
※この条件を満たしている場合、事件はかなり核心に近づいている……が
現在のシナリオ状況を考えると、すでにこのイベントが発生しえる状態である。
祭具殿に隠されているのは、以下のモノである。
300年前の事件、その顛末についての記載
この時現れた神をコノハナサクヤ、共に現れた者をその神子とみなした村人は、
当時の神主の託宣により神社の場所を動かし、神として祭ることになった事が告げられている。
読むためには、《日本語》と《考古学》もしくは《歴史》の組み合わせ判定が必要である。
また時間経過として、2クォーター必要とする。
赤埴家で執り行われる神事についての記載。
この神社が人の穢れを集め、払う為の神社であること。
年毎に行われる儀式と意味について記されている。
幣殿に地下にある本殿への道がある事が記載されている。
これは近年作成されたもので、読みやすい。読むのに制限はない。
また時間経過として、1クォーター必要とする。
童話調の表紙で書かれており、中身も童話そのもの。
ただしこの童話は、150年前の事件について童話化されたもの。
150年前にやってきた魔女が起こした事件、顛末。
そして後世へ間違いなくおきる事件への対策が記されている。
この本を正しく理解する事ができれば、『火産霊の審火』の呪文が取得できる。
読解にはINT×3の判定に成功する必要がある(考古学はいらない)
目を通すだけなら時間経過は特に必要としないが、
読解するには時間経過として2クォーター必要とする。
●『娘の介護』
●『酔っ払いの酒不足』
●『死の絶叫と消える光』
●『銃声と絶叫、消える闇』
●『中庭で倒れし影』
●『上階できしむ音』
●『頭を失いし死者』
●『吊られし者』
●『狂気の宴』
●『分かたれし夜』
最終更新:2014年04月21日 19:12