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アズー

Azel
――人間の娘の美しさに魅惑され、地上に降り立ったとされる〝天使だった〟存在。



容姿

【白皙の青年――腰までの紫の髪に深いエメラルドの双眸、爪先には黒のマニキュアが施され】
【190に届きそうな長躯に、首元を灰色のファーで覆った黒いベルベット地のローブを纏っている】
【背には8つの細身の翼。高位の天使である事を示す其れは本来白色であるはずだが】
【彼の翼は煤けたように黒く穢れてしまっていて――堕天使の証へ成り果てていた】

性格

元天使である故の矜持があり、高慢な態度が目立つ。
積極的に戦いを仕掛けるタイプではないが、好戦的でないという訳でも無く。売られりゃ買う。
普段こそ怜悧な体で会話に望むが、寵愛する少女の事となると過保護馬鹿に早変わりする。

種族

堕天使。様々な世界を放浪しながら存在し続けている。
白に害をなそうという意思は無いものの、自らの堕天を決定した元老院を未だ強く恨んでいる。



堕天

古くより白の大陸に住まうものなら、彼の堕天の過去とそこに秘められた理由を知っている者も少なからずいる。
人を愛した故に罰せられたという事実を、正しく知っている者ならば――彼を強く非難する事はしないだろう。
だが遥か過去の話であるために、伝記の上では大罪を犯した穢らわしい存在であると捲し立てられており、教科書にもその悪名が記される程。

人間の少女

誰もが羨んだ地位を打ち捨ててまで禁を犯し、全てを捧げる事を誓った唯一人の相手。
100年前はともかくとして、今では存在すら曖昧とされている〝人間〟の少女。
彼女に関する一切の情報は、彼によって徹底的に隠匿されている。
それを強い加護の決意と取るか、行き過ぎた束縛と取るかは――その者次第、であろう。

ただ一度だけセイレーンの前に見せた姿は、長い黒髪に黒の瞳で、漆黒のウェディングドレスを纏っていた。
100年の時を超えた、18歳の人の少女――シレーナ。言葉はもう操れず、意識は混濁している。

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最終更新:2011年10月08日 01:02
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