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ダーティリィ

花は、自分の美以外の全てに我慢が出来ないのです。
―――――『壁に描かれた花』 ニーケッヒ・ヴァーグリア著

 ダーティリィは黒の大陸での沼地などに生息する多年草の植物。
 いくつか類似の種があるが濃い紫色の花弁は全てにおいて特徴となっている。
 香りは甘く、高濃度に抽出したものを密室で散布すれば幻覚や洗脳といった麻薬症状を引き起こすといわれているが、
 高濃度の香りを集めるには必要数が多いこと、集めても純度を保ったまま抽出するのに多額の金が掛かること、
 そこまでやっても出来るのは微量であり元が取れないことからこの花で生産される薬の流通量は極めて少ない。

 ただし花自体はどの沼地でも比較的簡単に手に入るため、その甘やかな香りは香水などに使用されることは多い。
 紅茶などにも使用され、他にも加工の余地は十分に有るとみて構わないだろう。

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最終更新:2011年09月19日 16:31
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