【11月1日】 『めっちゃ公用語』
タルト「今日から十一月! 今月もめっちゃ張り切っていくで!」
美希 「出たわね! タルトのインチキ関西弁が」
タルト「インチキやなんて失礼やなぁ、これはれっきとした――――」
せつな「スウィーツ王国の言葉なのよね。自分の耳で確かめたのに信じられないわ」
祈里 「そうよね。めっちゃプリキュアとか言ってたし……」
せつな「どこをどう間違ったら、あんなパラレルが生まれるのかしら?」
ラブ 「まあまあ、楽しいからいいじゃない!」
タルト「せやせや。世の中、一つや二つくらい、わからんことがあった方が面白いんや」
美祈せ『絶対、一つや二つではすまないと思う……』
【11月2日】 『アロマテラピー』
美希 「今日は、元気になるアロマで一日頑張ろっと!」
せつな「良い匂いだとは思うけど、薫りで元気になったりするものなの?」
美希 「ちゃんと、医学的根拠もあるそうよ」
祈里 「香りは自律神経を安定。肌に塗ると保湿だけじゃなくて、体内に取り込まれて色んな効能があるの」
せつな「私も教えてもらっていいかしら」
美希 「任せて! せつなに合いそうな薫りはね~」
ラブ 「仲良く楽しく作るのも、元気の秘訣だよね」
【11月3日】 『幸せの体系』
四人 「今日は文化の日!」
せつな「みんなで、映画を観に行きたいわ」
ラブ 「映画って、観るのも楽しいけど、見た後で感想伝え合うのが楽しいよね」
せつな「でも、文化って具体的に何から何までをそう呼ぶのかしら?」
祈里 「後天的に学ぶことができる、集団が創造し継承している認識と実践の体系って書いてあるわ」
せつな「なんだか難しいのね」
ラブ 「ん~幸せ! って感じることができるものは、みんな文化だよ」
美希 「クスッ、ラブはわかりやすいわね」
せつな「でも、私もそう思うわ。それじゃ、行きましょう!」
【11月4日】 『ドーナツハウスで紅葉狩り』
カオルちゃん「公園の木々が色づいてきたねぇ。ハァ~ア、秋って感じ」
ミユキ「紅葉を見ながら食べるドーナツもおつなものね」
カオルちゃん「ミユキちゃん、今日は練習しなくていいの?」
ミユキ「休憩時間なのよ。疲れた時には、綺麗な景色と甘い物が一番ね」
カオルちゃん「変わらぬ日々に、ささやかな変化を与えてくれる。季節っていいよね」
【11月5日】 『幸せの三原則』
シフォン「シフォン、いっぱいお昼寝したぁ~!」
ラブ 「おはよう、シフォン。それじゃ、あそぼっか!」
カオルちゃん「先にドーナツ食べてく? 寝る子は育つ、よく食べる子はもっと育つってね」
ラブ 「そんな格言あったかなあ。でも、賛成! いただいてくね」
祈里 「赤ちゃんに必要な睡眠は、大人の二倍から三倍と言われてるの」
美希 「本当に、寝ている間に育つのね」
せつな「寝顔も可愛いけど、起きてる時間は精一杯遊びましょう」
ラブ 「ごちそうさま。行こう! みんな、シフォン」
【11月6日】 『山の味覚』
ラブ 「みんなで、山登りに行こうよ! お弁当持って、レッツ・ゴー!」
せつな「街でこんなに綺麗なんだから、山の紅葉はさぞかし見事でしょうね」
ラブ 「ルンルン! 栗に、アケビに、キイチゴでしょ。それと山ブドウ」
美希 「ガクッ! ラブは食べ物が目的なのね」
タルト「せやけど、山で取れる新鮮な果実ってえぇ~な~」
祈里 「楽しみね、でもキノコは見分けが難しいから注意してね」
美希 「アタシは、登山して帰ってきたら体重増えてた、なんてことにならないように注意しよっと」
ラブ 「結局、美希たんも食べるんじゃない」
【11月7日】 『もの思いの秋』
キュアパイン「イエローハートは祈りの印! とれたて・フレッシュ・キュアパイン!!」
祈里 「はぁ~。今さらだけど、どうしてわたしなんかがプリキュアに選ばれたのかな?」
ラブ 「向いてないなんて言ったら、あたしも同じだよ。どんくさいし、運動苦手だし」
せつな「被害に合うのは人間だけじゃないから、他の命も同じように愛せるブッキーが選ばれたんじゃないかしら?」
ラブ 「なるほど、ブッキーは動物が大好きだもんね!」
祈里 「どうなのかな? わたしの好きな動物さんって、やっぱり、わたしに取って都合の良い動物だけなのかも」
美希 「アタシならそんなことで悩まないわ。そんな優しいブッキーは、やっぱりプリキュアに必要なのよ」
【11月8日】 『落ち葉舞う季節』
せつな「公園で、とっても綺麗な落ち葉を拾ったのよ」
美希 「この時期、公園の地面は落ち葉のカーペットに覆われるのよね」
せつな「どうして、枯れて落ちるだけの葉っぱなのに、こんなに綺麗なのかしら?」
祈里 「それは諸説あって、よくわかってないみたいなの」
タルト「わからんからこそ、大自然の神秘なんや。頭で考えるんやない、心で感じるんや」
せつな「大きさも色も形も不揃いなのに、集まっても綺麗なんて不思議ね」
ラブ 「みんなバラバラなのに、一つ一つ綺麗で、集まるともっと。それって人間もそうだよね」
祈里 「生き物全部よ、ラブちゃん」
タルト「ええ話やけど、ワイをスルーせんといてえや……」
【11月9日】 『大体で良いんだ』
ウエスター「俺もドーナツを作ってみたぞ。サウラー、味見してみろ! あれ、どこ行った?」
サウラー 「部屋に避難しておいて正解だったね。毒ダンゴならぬ毒ドーナツといったところか」
ウエスター「おお! 見つけたぞサウラー。食ってみろ! 今回は自信作だ」
サウラー 「その黒い色と、焦げた臭いと、いびつなカタチを説明してくれたら考えよう」
ウエスター「黒いのはチョコレート味。匂いはこのくらいが香ばしいんだ。カタチなんて食べたら同じだ」
サウラー 「ぐぼおっ! ウエスター、ちゃんとレシピはもらったんだろうな?」
ウエスター「もらったが読んではいないぞ。男の料理は勘と勢いが大事だからな」
【11月10日】 『帰郷』
祈里 「今日はツバメさん達とお話したの。さむ~い冬を越すんですって」
美希 「ツバメは寒さに弱いって聞いたことあるわね。冬の間はどうしてるの?」
祈里 「オーストラリア辺りまで避難するそうよ。冬が終わると、また日本に戻ってくるの」
せつな「そんな……。休む場所すらない海の上を、何千キロも旅するなんて」
ラブ 「ずっと、オーストラリアで暮らそうとは思わないのかな?」
祈里 「生まれ故郷の日本が、それでも好きだからなんだって」
最終更新:2011年11月25日 01:43