美希ちゃん。
わたしね…、ほんとは行かないで…って止めて欲しかったの。
だって男の子から誘われたんだよ?
それもわたしだけなんだよ?
心配……に、ならないのかな。
わたしってまだ―――
子供なのかな。
『わたし、人が多いとこ苦手だし.....』
『ずっと苦手のままだとこの先辛いわよ?』
『でも...』
『大丈夫!お土産話、待ってるから!』
美希ちゃん…。
お願い美希ちゃん。
もっと、そばに居て。
もっと近くに。
わたしにはあなたが必要なの…。
今も。この先も。ずっと、ずっと―――
『でも、困った事があったらすぐ連絡ちょうだいね。』
時間差で届いたメールをそっと、美希ちゃん専用フォルダへ移動した。
(大好きだよ美希ちゃん.....)
最終更新:2009年11月16日 22:30