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橙の灯いろしぼれり牡蠣の上
飴山實


入海の寒き汐時牡蠣を割る
百合山羽公


幼妻酢をもて牡蠣を殺しけり
塚本邦雄


朧夜や垣根に白き牡蠣の殻
寺田寅彦


牡蠣をむく火に鴨川の嵐かな
高浜虚子


菊枯れて牡蠣捨ててある垣根かな
室生犀星


船底を牡蠣は妖しく繁殖てゆく
富澤赤黄男
最終更新:2021年04月06日 17:00