大事な何かが欠けたような、寂しい『空間』だと少女は思った。

 曇天なのか天井なのか分からない空の下、石のような巨大な直方体が何本も何本も視界の果てまでそびえている。彼女がいるのはその一つの真上である。
 仄かに明るい空間にいる命は、この空間を繋いだ英霊――アサシンのマスターたる少女が一人。

 滑らかな石の床は彼女の想像より広かった。
 学校の教室ほどを勝手に思い浮かべていたが、どちらかと言えば屋上ほどの広さはあるなと。
 黒いドレスの少女は遠くを眺め儚げに微笑んだ。

「アビドスの屋上…ホシノ先輩のお気に入りの場所だったっけ。」

 そう思うと、何故だか無性に寝そべってみたくなり。ごろんと横になってみる。
 ワックスが掛かったように滑らかな地面が、ひんやり冷たく心地いい。
 だが体重を沈み込ませることなど出来ない硬い石柱だ。
 寝心地はきっと最悪だし、本当に睡眠をとっていたら体が固まってしまうことは間違いない。
 こんなところで眠れる人は、少女の知る中で一人だけだ。
 炎天下と砂が飛び交うだだっ広い屋上で平気で昼寝をしていた小さな先輩。
 彼女ならあっさりと寝ていそうだなと、その緩んだ笑顔を思い出し。
 少し考えて、そうでもなかったかもとさっきまでの想像を否定した。

「ホシノ先輩は屋上で寝るときはマットを引っ張り出してたか。
 そういうところ案外几帳面というか、余念がない人だった。」

 記憶はかなり朧気だった。
 彼女の言う“ホシノ先輩”がそんなことをしていたのは、遠い昔の話になる。

 それでも、目を閉じれば思い返せる光景もある。
 砂まみれになった小さな先輩が、にぎやかな猫耳少女に小言とともに引きずられる光景。
 対策委員会の部室で、のほほんとした少女と真面目な後輩が思い思いに二人に挨拶を返し。
 青いマフラーをした少女も、続くように他愛のない言葉をつづけた。

『砂狼シロコ』が紡いだ、青春のアーカイブ。

 そこには、小鳥遊ホシノがいた。
 そこには、十六夜ノノミがいた。
 そこには、黒見セリカがいた。
 そこには、奥空アヤネがいた。
 そこには…。

「そういえば“先生”と初めて会った時も、そんなやり取りをした気がする。」

 記憶をたどりながらもう一人、忘れられない相手のことを思い出す。
 あの人をアビドスに連れてきたのは自分だったはずだし、学校を案内したのも自分だったのではなかったか。

 どんな会話をしたのかは、少女はもうよく覚えていない。
 廃坑寸前の学校の近況だったか。途方もなく膨らんだ借金のことだったか。
 それに関連づいた、とりとめもない話だったか。
 自分が何を言ったのか、その記憶は砂のように消えてしまっていたが。
 その時間がとても楽しかったことは、はっきりと覚えていた。

 ぎゅっと青いマスクを抱きかかえて。
 色を喪った黒衣の少女は、青い願いを思い出す。


 ◆◇◆


 アサシンが戻ってきたのは、シロコがこの『空間』に入ってから3時間ほど後のことだった。

 シロコの頭上で風呂の線を抜いたようにシュルシュルと空気が渦巻く。
 音が収まると同時に、寝そべっていたシロコは顔の右半分に捻じれたような傷跡のある男を見上げた。
 黒髪を短くそろえた30代ほどの男。
 ぼんやりと明るい空間に、その異様な双眸が光っていた。

 左目は白目も黒目もなく、紫の波紋は全体に覆われ。
 朱を塗ったように赤い右目には、黒い勾玉模様が瞳孔の周りに刻まれていた。
 アサシン――うちはオビトは起き上がったマスターを一瞥し、隣に腰を下ろした。

「感傷にでも浸っていたか。」

 奇妙な問いかけだとシロコは首を傾げる。
「眠っていたか」でも「疲れたか」でもなく、「感傷にでも浸っていたか」。
 まるで目に見えて落ち込んでいるかのような表現だ。ひょっとして特別な眼を持つアサシンには何かこちらの感情のようなものでも見えているのだろうか。

 考え込むシロコの黒いドレスに、温かなものが滴り落ちる。
 ぽたぽたと零れる涙が、シロコの手を、服を、地面を濡らしていた。

「…私、泣いてたんだ。」
「それも随分前からな。気づいていないだろうが目が真っ赤だ。
 …俺の配慮が足りなかった。あのような人生を生きたお前が、一人になれば“何を思い出すか”など。俺には気づけたはずだ。」

 シロコが『空間』に居た間、アサシンはシロコの隠れ家を確保するため単独で動いていた。
 以前の隠れ家が冥界化の巻き添えに消滅したため。元々きちんとした役割を与えられていない――“何者でもない”という、実にシロコに即した役割を与えられていたともいえた――彼女には雨風しのげる場所がなく。
 佳境となった聖杯戦争を生き抜くために、安全圏の確保は必要だった。
 そのためには、アサシンが一人で動くほうが都合がよく。
 その間のマスターを守るために、彼と同じ眼がなければ出入りできない、この『空間』はうってつけといえた。

 そう提案したことを、アサシンは後悔した。
 任務こそ完璧に終えたアサシンの顔は、とても任務を成したとは思えない悲痛なものだった。
 彼女を一人にさせるべきではなかった。
 思い悩む時間を与えるべきではなかった。

 思考を巡らせるしか出来ない場所が。
 苦悩と絶望を生きた少女に手の届かない思い出(アーカイブ)を思い起こさせるのは、ごくごく自然に予想できたはずのことだった。


「大丈夫。むしろアサシンには感謝してる。
 おかげで、大事なことを思い出せたから。」

 寂し気なサーヴァントを前に、マスターは微笑む。
 英霊が後悔の涙だと認識した思いを、明に違うと否定するように。

「…その記憶を呼び起こすことは、お前にとって一番辛いことじゃないのか?」

 彼女が”何を”思い出したかなど、聞くまでもない。
 ――アビドス高等学校。
 冥界に落ちる前、あるいは世界が壊れる前。彼女が過ごした学び舎。
 彼女の青春の中心地。
 その全ては今はどこにもないことを、アサシンは知っていて。
 眼を腫らした少女が微笑んでいられる理由が、アサシンには分からない。

 小鳥遊ホシノの神秘は砕けた。
 黒見セリカは骸さえ見つからず。
 奥空アヤネは生き永らえることを拒み。
 十六夜ノノミの最期の言葉を砂狼シロコが知ることはない。

 シロコは、全てを喪ってここにいる。
 友も、日常も、誇りも、意義も、愛も、願いも、青春も。彼女には残っていなかった。

 青春は色褪せ。生きる意義を否定され。
 絶望した彼女は、”色彩”に触れた。
『神秘』は『恐怖』へとなり果て。
『少女』は『崇高』に至り。
 世界を滅ぼした彼女の傍らには、大好きだった『誰か』が『何か』へとなり果てていた。

 断片的に見えたマスターの過去は、英霊にしても残酷だと言う他なく。
 夢の中、黒衣の少女の心には、ぽっかりと空っぽの穴が開いていた。
 大切な者を失い、生きる理由を失い、願いさえ喪った。
 その喪失こそ、この主従を結ぶ縁だった。


「苦しむために地獄のような世界を生きること。
 その中で、取り戻せない夢のような過去を思い出すこと。
 …かつて、俺も歩んだ道だ。お前と俺はよく似ている。
 少なくとも夢の中、色を喪った世界のお前はかつての俺と同じ眼をしていた。」

 親友の手で愛する人が命を落とす瞬間を、アサシンは未だ鮮明に覚えている。
 同じ男を“先生”と呼んだ三人の少年少女が、悪意に踊らされその青春を喪った地獄。
 その光景は、その喪失は、骸を抱えた少年が世界のすべてを恨むほどに大きく。
 男の青い思い出も、流血と絶望の赤と黒に塗りつぶされた。
 最後の最後。同じ夢を見た後輩に出会うまで、彼の青は潰され続けたままだった。

 英霊の言葉は、シロコには懺悔のように聞こえた。
 そんな思いを抱くことはないと、その心を込めて少女は口を開く。
 シロコもまた、断片的にだがオビトの過去を知っていた。
 だから、同じ眼をしていたという英霊の言葉は実に正鵠を得ていた。

 ――して”いる”ではなく、して”いた”という意味でも。

「私も、貴方と同じだった。
 私たちは苦しむために生きているんだと。私は生きているべきじゃなかったと。
 そう思っていたから、後悔ばかりで何かを願うことさえできなかった。」

 過去形で締められた言葉に、ここで初めてオビトは自分が大きな勘違いをしていることに気づいた。
 愛を失い、かりそめの平和を求めたかつての己がそうだったように。
 少女の心には、未だ深々と穴が開いていると思っていた。

「アサシンは、それが違うってことを知っているはず。
 私も知っている。
 幸せになりたい願う気持ちを否定しないで。
 苦しむために生まれてきたなんてことは絶対にないって。
 そう”先生”が教えてくれたから。」

 英霊の認識は、当たっていて。同時に途方もなく間違っていた。
 英霊が死を目前に己の”夢”を思い出し。希望を託して逝くころには、心の穴は埋まっていたように。
 アトラ・ハシ―スの箱舟で”先生”の真意に触れ。崩壊する箱舟から生きることを許されたシロコの心の穴は、既に埋まり始めていた。

「”先生”か。」

 そう呟くオビトは、いったい誰のことを思い出していたのか。
 己が命を奪う原因となった、彼自身の”先生”のことか。
 あるいは、世界を救った3人の忍に”先生”と慕われる彼の親友のことか。

 その人物こそ、シロコの心の穴を埋めたきっかけなのだと。
 心の穴が広がらないよう、守り続けた”大人”なのだと。
 英霊の胸中に、顔も知らない誰かへの敬意が湧きあがった。

 立派な人だったのだろうな。
 そう呟く英霊に、今にも泣きだしそうな顔で少女は頷く。
 その涙が後悔によるものでも喪失によるものでもないことは、今はもう聞くまでもなかった。


「それに私は今でも。アビドス高等学校の砂狼シロコだから。」

 額に2と書かれた青い覆面を、ぎゅっと大事に握りしめる。
 女子高生には似つかわしくない物騒な品も、彼女にとっては大切なつながりを思い出すかけがえのないものだ。
 自転車と運動が大好きな、仲間のために銀行を襲うことも厭わない。
 そんな生徒であると、彼女はとっくに証明されていた。

 彼女の心を殺す罪も責任も、その全てを”大人”が持っていった。
 マフラーを無くした少女は、人知れず生徒に戻っていて。
 否。”大人”に言わせれば、ずっと彼女は生徒だった。

 箱舟から生き永らえ、未だ青空を生きる自分から大切なものを渡されて。
 その直後に冥界に送られ、戦いを駆けることになった彼女にはそのことにずっと気づけずにいた。

 一人静かに、聖杯戦争とはかけ離れた安全な場所で思うことで。
 ようやっと彼女は、自分にとって一番大切なもの思い出すことができたのだった。


「それで、お前は何を思い出した。」

英霊は、マスターの眼を正面から見据える。
思えば、こうもはっきりと彼女の顔を見たのは初めてだったかもしれない。

「”願い”。
 聖杯に手を伸ばしてでも叶えたい。たった一つの願いを。」

 そのマスターは、青い眼をしていた。

 オビトを変えた少年と同じ色。
 砂狼シロコの色。
 あるいは、オビトの“先生”と同じ色。

 彼らのように澄んだ青ではなかった。
 一度『色彩』に触れたその色は、曇天のように微かに濁っていて。
 だけどもまだ涙が乾ききってないその瞳には、ほんの一筋雨上がりの空のような光が宿っている。

 ひときわ強い願いを抱く、普通の女の子がそこにいた。


「初めて会った時。お前は己の願いを「分からない」と言ったな。」
「うん...願いなんてとっくになくなったと思ってた。
 幸せになんてなっちゃだめだと思ってた。
 間違いばかりで、悔いてばかりで、望まない結末ばかりで。」

 ――それでも。少女の中には願いがあった。
 何を望む。そう問いかけるサーヴァントに、マスターは強く答える。

「“また会いたい”。
 ホシノ先輩に、ノノミに、セリカに、アヤネに、“先生”に。
 もう二度と会えないと思っていたみんなと、あの透き通るような空の下で。」

 手の届かない思い出を前に、少女が抱いたのは後悔ではなく。
 願いと聞いて真っ先に思い浮かぶような。ごくありふれた祈り。
 世界に絶望した少女がそんな純粋な祈りを口にすることが。
 願いさえ忘れた少女が未来に希望を抱くことが。どれだけ奇跡的なことだろうか。

「私は、私が失った全てを取り戻す。」

 私たちの、青春の物語(ブルーアーカイブ)を。
 その願いに、英霊は満足そうに微笑んだ。

「仮に生前の俺がマスターならば、そうは願わなかっただろうな。
 無限月読の成就を――“現実を戻す”ことではなく、“偽りの平和”を望んだはずだ。」
「私も少し前だったら。別のことを願ったと思う。
“死なせてほしい”って。
 責任の取り方も知らない子供の私には、それしかできることがなかったから。」

 現実から目を背けた男と、現実から解放されることを望んだ女。
 そんな姿はもうどこにもなく。
 同じ傷跡を抱えた主従が、願いを叶える地獄に身を投じる。
 地獄のような現実にも、希望や願いはあると、二人はとっくに知っていた。

 「互いに、随分と願いが変わり続けたものだ。」
 「そういえば、アサシンの願いは何?
 まだ聞いてなかったはず。」

 仄めかす言葉を前に、そういえば自分は彼の願いを知らないなと少女は思い至る。
 今更か。そんな皮肉めいた返しと共に、英霊は願いを口にした。

「お前と同じだ。俺の場合は再会ではなく贖罪のためだがな。」

 うちはオビトの罪は、シロコより遥かに重い。
 暗殺者の金型には収まりきらないはずの、虐殺と戦乱の大罪。
 彼は“大人”だった。自分の責任は自分で背負わねばならない。
 その贖罪をかつての大戦で英雄たちの勝利に貢献したことで果たしたという者もいるかもしれないが。
 より多くを救える可能性を前に、手を伸ばさな選択は彼にはない。

「俺が奪ったすべての命を、取り戻す。
 それが俺の、“責任”の取り方だ。」

“先生”のようなことを言うなと、シロコは男の姿に懐かしさを覚え。
 そういえば、自分が誰かの“先生”になることは終ぞなかったなと、少し煤けた背中でオビトは思った。

 ◆◇◆

 人を導く者は、己の死体を跨がれる事があっても、仲間の死体を跨いだりはしないらしい。

“先生”の生き様に、いつか言った言葉をオビトは思い出していた。
 苦悩に塗れた子どもを生かし。命を賭して…命尽きた後も守り抜いた。
 立派な大人だ。名も知らぬ相手を英霊は称える。

 もし自分がそこにいたとして、そんなことが出来ただろうか。
 子どもの苦しみに手を差し伸べ、背負うべきでない『責任』を引き受けることが。

 オビトの“先生”なら。息子のためにその命を賭した黄色い閃光なら、“大人”と同じ選択をしただろう。
 あるいは、後悔を噛み締め生きながら3人もの優秀な次世代の忍に“先生”と慕われる彼の親友も。同じことをしただろう。

 彼らのように立派な“大人”であると、オビトは胸を張って言うことができなかった。
 出来ないなりに彼女のために戦おうと、英霊は静かに決意した。

 険しい道の歩き方を教えることは出来なくとも。
 痛みを引き受け前を歩くことをできなかった自分でも。
 少女を道に戻すくらいのことは、出来るはずだから。


 ◆◇◆

 ビルの屋上から鉄格子越しに見下ろす景色に、出来がいい世界だなと少女は思った。
 日はすっかり沈んでいても、世界有数の経済大国の首都が眠ることはない。
『空間』から出てきた彼女らの閉じた感覚に、星々のように輝く街の明かりと絶えることはない雑踏が流れてくる。

 冥界のど真ん中にもかかわらず、その音と光はどうしようもなく“生”を実感させた。
 葬者でなかったら、ここが冥界に創られた世界だと疑いすらしないだろう。
 聖杯戦争の参加者でなければ、ここが死地だと死ぬまで知ることはないだろう。

 皮肉な思いもそこそこに、彼女たちは生きることを考える。
 具体的には、今日の夕飯のことを。

「次の隠れ家に行く前に、飯でもどうだ。」

 生前から食事など不要な人生だったのに、随分らしくない提案だなと。口にしながらアサシンは苦笑する。
 誰かに感化されている自分は、嫌いではなかった。

「幸い俺の懐は温かい。金の心配はしなくていい。」
「ん、なら遠慮なく。」

 シロコは街を見渡し、「決めた。あそこにしよう。」と町の一角を指さす。
 二人の視線の先には、小さなラーメン屋台があった。
 青い半纏の店主らしき者が、せわしなく働いている様子が小さく見えた。
 遠目だからか、茶色の毛をした懐の深い犬に見えた。

「屋台か。お前がいいなら構わないが。
 冥界化が予想より早いせいで数日まともに食べてないんだ。高い店でも構わないんだぞ。」
「大丈夫。あの店は美味しい。私が保証する。」
「別に味を疑っているわけでは無いんだがな。
 …というか、ひょっとして俺も食べる流れか?」

 こくこくと頷くシロコ。
 こういうあどけないところはまだまだ子供だ。

 そんな思いと共にオビトが向ける視線は、とても穏やかで温かなもので。
 あるいは、“先生”になることがなかった彼がそんな眼をするのは、初めてのことかもしれなかった。


【CLASS】
アサシン
【真名】うちはオビト@NARUTO
【ステータス】
筋力B 耐久C 敏捷A+ 魔力B++ 幸運E 宝具B
【属性】
秩序・悪・人
【クラススキル】
気配遮断 B+ サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。
単独行動 A マスター不在でも行動できる。ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。
忘却補正 C- 本来はアヴェンジャーのクラススキル
心に空いた穴をずっと忘れられずにいた。哀れな男。
【保有スキル】
六道の眼B++ 特別な眼を持つことを示すスキル アサシンは右目に写輪眼・左目に輪廻眼と呼ばれる目を持ち、相手の動きを見抜き幻術にかけるなどその機能は多岐に渡る。
アサシンは本来の左目を他者に譲渡しているためランクが低下している

柱間細胞EX 膨大な陽のチャクラを秘めた細胞を移植した体を持つ。このスキルによりアサシンの魔力は上昇しているほか、宝具のデメリットを打ち消している。
魔力放出に類似した複数のスキル混成スキルであり 木遁と呼ばれる植物を操る術を例外的に使用可能としている。

人柱力(偽)A- 『尾獣』と呼ばれる存在をその身に宿したことを示すスキル。その身に巨大なエネルギーを持つ存在を封じることを可能にする。オビトの場合は、一時的かつ不完全なものだったが『国造りの獣』を封じたため相応のランクを与えられている

【宝具】
『万華鏡写輪眼・神威(まんげきょうしゃりんがん・かむい)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:10 最大補足:1人
自分自身及び視線にあるものを生物・物体・エネルギーを問わず異空間に飛ばす。飛ばしたものは術者の任意で異空間から取り出すことも可能である
攻撃を当たる部分のみを異空間に飛ばし物体をすり抜けることも可能だが、永続的に使い続けるのは5分程度が限界となる 
本来は使用するごとに失明のリスクのある能力だが、柱間細胞によりそのデメリットを打ち消している。

『六道十尾柩印・国神宿(偽)(りくどうじゅうびきゅういん・クニカミヤドシ)』
ランク:A 種別:対軍/対界宝具 レンジ:99 最大捕捉:1000人
生前一時のみ体に封じた尾獣『十尾』
自然エネルギーの集合体であるこの怪物を体に宿す封印再現宝具
この宝具を使用後はオビトの肉体そのものがひび割れた灰色の体に変化する
宝具適用中は自然エネルギーに類しないあらゆる攻撃に耐性を得て、対象を消滅させる攻撃が可能になる代わりに、自身の体をすり抜けさせることが不可能になる
この宝具が解除された場合。具体的には内部に取り込まれた十尾を排出された場合、このサーヴァントは消滅する。 オビト消滅後も十尾は残り続ける可能性がある

【weapon】
刀 ひょうたん型のうちは
【人物背景】
うちは一族の青年
元々は誰にでも優しく仲間思いの少年だったが、親友が愛する人を殺害する光景を見たことを機に『本当の平和』は現実にないと悟り、世界を幻術に包むために行動する。
最終的にその全てが他者の思惑通りだったと知り。反逆。
親友に力を託し、自分と同じ夢を見た若い忍に言葉を送り死亡した
【サーヴァントとしての願い】
自分が起こした大戦で失ったものを戻すこと
【マスターへの態度】
良好な関係 互いに気を使いあっている。
”先生”でない自分には、子供と接するのは少し難しい。


【マスター】
シロコ*テラー@ブルーアーカイブ
【マスターとしての願い】
自分が失った世界を取り戻す
アビドスの皆と、先生と再会する
【能力・技能】
キヴォトス人の持つ神秘の強さ 頑健さ
『色彩』により神秘が反転していることにより、『死の神』としての性質を得ている
【人物背景】
キヴォトスを生きた少女
あるいは”死の神”

”大人”に生きることを望まれ、”先生”へと託された
1人の未来ある生徒

令呪はアビドスの校章に似た、二重の三角の中にある太陽
【方針】
先立つものがない。何よりまずはそこから
【サーヴァントへの態度】
いい人 誰かを思い出す
かなり良好な関係性である
【備考】
参戦時期は『あまねく奇跡の始発点』を終え、シロコから覆面を受け取った直後

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最終更新:2024年05月20日 17:43