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その光景は、地獄だった。
地を這う触手、もがれていくサーヴァントの身体。
そして漂う腐った死体の匂い。

――怪物だ、勝てるわけがない。
入った時の威勢は等に消え、残っているのは絶望のみ。

逃げようとするも、すでに足に食種が絡みついている。
そして最後に聞いた言葉は――

「いただきます」
撒き散らされたのは、葬者の肉片。


乾いた血で汚れた階段を上がり、ノックをする。
「終わったよー」
「おぉお疲れ、って食べちゃったのか」
「ごめんね、お腹空いてたから」
「いいさ、弾はいくらだってあるからね」

人の臓物で汚れた室内。
壊されたベッドの上に座る少年。
その内心は見た目より幼く見え、さらに顔の継ぎ接ぎが彼を人でないことを確定させている。
その名は――真人。

「でも不思議だね、私のことが"こう"見えるなんて」
「君の姿は本当はそうではないんでしょ?フォーリナー」
真人が見つめる先にいるのは、自身のサーヴァント、フォーリナー。
先程の化生の存在、血肉に塗れた侵略者。

しかし、真人に目に映る彼女はそうではない。
緑の髪に、獣の耳のようなものをつけた白ワンピースの少女。
たしかにワンピースの下から触手が動いていているものの、化生の類の見た目とは思えない。

「思ったけどさ、その能力で作ったのって、すぐ死んじゃうんでしょ?作る意味あるの?」
フォーリナーは疑問を投げる。
「なんてかって言われると…面白いから」
真人の能力、無為転変。
触れたものを化生の類に変える能力。

「そっか、そうなんだ」
フォーリナーは何処かへと消えていく。
さしずめ、もう一度来る主従を待ち構えるのだろう。
既にこの家は怪物に出る廃墟として有名だ。
NPCと葬者もサーヴァントも、真人の遊び道具かフォーリナーの食事となる。
言ってしまえだトラップハウスだ。

「…でもやっぱ、わからないな」
真人のフォーリナーに対する疑問それは。
「…なんで人間に恋したんだ?」
彼女の携えた、純朴な感情だった。


戦い続ける、愛のために。
戦い続ける、郁紀の為に。
この純朴な恋心のために、勝ち続ける。

宇宙から来た侵略者が知った、たった一つの恋心。
もう一度会える運命を信じたくて、戦い続ける。
私と郁紀の子と一緒に――生きれる日を信じて。

フォーリナー――沙耶。
純粋な恋心に殉じて、聖杯を勝ち取りに向かう。


【CLASS】フォーリナー
【真名】沙耶@沙耶の唄
【ステータス】
筋力A 耐久C 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具EX
【属性】混沌・悪
【クラススキル】

領域外の生命:EX
宇宙の彼方より来たれし侵略者の斥候。
愛のために己の力を振るい、殺し続けた侵略者。

【保有スキル】

擬態:C-
別のなにかに変化する能力。
フォーリナーの場合、姿を少女の物に変更出来るが、
効果は自身のマスターと特定の条件を持つ人間にしか効果がない。

陣地作成:A
 侵略者として、自らに有利な陣地を作り上げる。
 家や屋敷と行った、人の住処を侵略し、自身の戦闘に有利な物に変えられる。

【宝具】
『沙耶の唄(SONG OF SAYA)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:∞ 最大捕捉:∞
自身の恋人のために世界を生まれ変わらせた――そんな現象に由来する宝具。
発動後、会場――いや、世界全体がフォーリナーに包みこまれる。
そして、全てを同種族の別の"ナニカ"に生まれ変わらせる
フォーリナーが任意で発動は不可、令呪3画の魔力を要し、またフォーリナー自身、この宝具の発動を拒んている。
――だってそれは、愛する人への裏切りだから。
【weapon】
触手
【人物背景】
宇宙からの侵略者。
恋心を知り、それをできない無念さに打ちひしがれていたとき。
――愛する人と出会った
【サーヴァントとしての願い】
郁紀と幸せに暮らす
【マスターへの態度】
今のところ特に問題はなし、しかし、時々自身に見せる懐疑的な目線が気になる。

【マスター】真人@呪術廻戦
【マスターとしての願い】
虎杖悠仁を何度も殺す
【能力・技能】
魂に介入し、変質させる術式、無為転変。
そしてそれを必中に変える領域展開、自閉円頓閉
【人物背景】
呪霊の総大将、負の感情の集合体。
生まれたばかりの赤子のように幼く、好奇心旺盛で、残酷で酷薄。
【方針】
噂を利用して参加者を狩り続ける。
もちろん、自分もたまには外に出て活動する。
【サーヴァントへの態度】
化性の類としての共感。
それと同時に、人間に恋をしたという事実の拒絶。

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最終更新:2024年05月26日 19:01