「それじゃあ……さよなら」




 世界を認識する。
 肌寒い、背筋が凍えるような心地がした。
 乾いた脳髄が思考する。
 薄ら寒い、正気が削ぎ落とされる心地がした。

 目覚めて六秒。
 尾上世莉架は己が内の空白を認めた。
 黒桐々たるがらんどう、逃れえぬ虚ろ。
 それは闇より深く、白より澄んだ、耐え難い喪失感に他ならない。
 自覚と自認とが胸を刺す。空々しい情報の去来が脳を食い破る。


 ――眼前が白んだ。


 光景がひび割れる。風景が掻き消える。
 頭痛がする。
 痛い。苦い、苦しい。
 頭痛がする。なんだ? 怖い。
 寒い。歪む。歪んでいる? なに? 苦しい。
 頭痛がする。
 がむしゃらに手を伸ばした先に、何かがある。
 悍ましいほど手に馴染む。それは柄だ。波打つ心が理解する。

「――――――――――――――――――――――――――――」

 多分、叫んでいた。
 張り詰めた喉が、身体に異常だけを伝えている。
 制御を失った自意識は、無意識の海から掴んだ異物を引き抜く。

 絶無からあがる胎動の形は、一見して剣のようである。
 だが、剣と呼ぶには烏滸がましいほど歪かつ流麗で、目を背けたくなるほど神々しく禍々しい、埒外の異形だった。
 その名を、『ディソード』。虚と実を結ぶ、妄想狂の端末。
 尾上世莉架の心が壊れている、そしてたった今壊れ切った何よりの証左である。

 存在意義を失った尾上世莉架の世界は、目覚めて一分と経たずに崩落した。
 真のギガロマニアックスとしての、アイデンティティが始まる。





 東京、渋谷区ヒカリエ。
 流行(ムーブメント)の最先端を行く渋谷の心臓部。
 幕が下りた劇場の、その最前席に彼女たちは座っていた。
 しんとした空気は透き通る様に澄んでいて、静かで心地よく、身心を冷却させる。

 この世界で目覚めてから、優に一時間は経過しただろうか。
 眼窩の奥底が疼く中、それでもようやく尾上世莉架の情動は収まりつつあった。
 浅く呼吸をし、息を整える。

 改めて状況を再確認は済んだ。
 掲げた右の手の甲に、赤らんだ痕が浮かぶ。
 令呪――死者の証にして、葬者(マスター)の証。
 すなわちこれは聖杯戦争。
 生と願望の争奪戦に、尾上は参加しているらしい。 

「(――――願い)」

 令呪を眺めながら自問する。
 他者を蹴落とすことに躊躇はなく、我が身を危険に晒すことも厭わない。
 けれど。

「(すでに私に願いなどない)」

 生きて抗うほどの渇望は、切り離された。
 他ならぬ尾上の半身――あるいは創造主、宮代拓留の手によって。
 あの時『尾上世莉架』は死んだ。自我と、目的と、役割と、願望諸共道連れに。

「(何のために――『私』は生きればいい)」

 今更何を望むというのだろう。
 宮代拓留のために、尾上世莉架の一生があった。
 その宮代が、我が庇護から――妄想という甘えから巣立ったというのに。

 尾上世莉架は、生粋の人間ではない。
 宮代拓留の心を隙間を埋めるべく編み出されたイマジナリーフレンド。
 心を現実へ繋ぎとめるための楔である、妄想の中のお友達であった。 

 だが、あの日。
 『渋谷地震』の影響で混迷を極めたあの時。
 宮代拓留が、妄想を現実化(リアルブート)する者――すなわち『ギガロマニアックス』に成り代わったあの瞬間。
 宮代拓留に希われて実体を得た。
 自我と、目的と、役割と、願望を、その身に宿して。

「(宮代拓留にやりたいことを与えることが、私の使命だった)」

 そのための命。そのための一生。
 目的を達成するためならば、何でもやった。
 だが、その役割はとうに切り捨てられている。
 言うなれば、今の『私』はただの残骸でしかない。

「……宮代拓留がそう望むなら、そもそも私が現実へ戻るわけにはいかない」

 声に出し、確認をする。
 久しく叫んだからか、少ししわがれた違和感が残る。
 彼のやりたいことに背くわけにはいかない、改めるまでもない鉄則。
 ――ああ、苛々する。
 何に対してだ。
 分からない。
 手が何かを握ろうと空を切る。
 ああ、そうだ。『ゲロカエルん』は捨ててしまったんだった。
 宮代の『家族』を手にかけた時点で定まっていた、ある種の決別。

 ただ、それでも。
 今ここに、『私』がいるのだとしたら。
 そんな風に心が訴えているような気がして――。

「…………」

 隣に座る少女は何も言わない。
 白髪の少女だった。
 年端もいかない体躯は、ともすれば自分よりも幼く見える。
 遮光でもしているような黒く簡素なワンピース、手首を揺蕩う真紅のリボン、表情のない目元――。
 まるでお人形さんのようだ。

「(…………いや、私が言えた義理ではない)」

 尾上世莉架は内心で舌を打つ。
 状況は何ら進展しない。
 尾上は小さくため息をつき、幕の下りた劇場を見上げる。
 そんな尾上の横顔を、白髪の少女――ムーンキャンサーのサーヴァントはアメシストのような深い紫の瞳で見守る。
 無垢で、純粋で、神秘的で、さながら子を見つめる母のような面持ちだった。





「ぶっちゃけ篝ちゃんは思うのです。世莉架は未練タラタラです」

 目覚めてから三週間。
 渋谷区の一角、オフィスレディの趣を漂わせる、程よくこじんまりしたアパートの一室。
 放課後の弛緩した空気が部屋中を支配する中、白髪の少女は出し抜けにそんなことをピシャリと言った。

「ヒューマンの女は恋を上書き保存するという風に聞いています。
 それなのにあなたときたらいつまで過去の男を引きずっているのですか」
「急になんなのさ~」

 二週間を過ぎたあたりから、ムーンキャンサーは随分と世俗に飲まれてしまった。
 本人に曰く、「篝ちゃんの研究の一環なのです」。へえ。
 拠点として腰を据えてるワンルームで、ムーンキャンサーはちびちびと缶コーヒーを飲みながらこちらに好奇の目線をくれている。
 出掛かった亡羊の念を胸の内に留めて、机に突っ伏しながら尾上は返す。

「うー。なに、恋バナでもしたいの?」
「篝ちゃんこれでも、星の行く末を見守るコズミック系ヒロインですので。人間の尺度でものを語ろうとは幾星霜早いといえましょう」
「ムンちゃんばっかり聞いてきてズルいよ」

 ぐへー、と。
 身体は脱力したまま、なんとなく自らの手の甲に目を向ける。
 令呪、マスターの証。――しかし、ムーンキャンサーの言の通り、尾上の心境に進展など何一つとしてなかった。
 この心はきっと恋なんていう単純な一言では済まされない。
 それでも確かな執着がわだかまる。
 コーヒーを飲み終えたのか、真向かいに座るムーンキャンサーが甲高い音を立てながら缶を置く。

「宮代拓留と言いましたね。世莉架のアベックは」
「そんなんじゃないったらー。前から言ってるけどさ、タクじゃないんだから『クールキャット』で情報収集しない方がいいよ?」
「なんと。世莉架の愛読書に裏切られてしまいました。これはガビーンですね」
「センテンスが死んでるねムンちゃん」

 死語を喜び勇んで拾いにいかずともいいのに。言語も死後の国に来るのかな?
 アパートの押し入れの奥底に眠る『クールキャット』とは、ナウなヤングにバカ受けな青年ファッション誌だ。
 尾上の愛読書ではなく、槍玉にあげられている宮代の愛読書である。
 情報強者もこじらせればこの始末。
 近場の公園に住むホームレスから譲り受けたり、書店で見かけたのでなんとなく買ってしまっただけで、決して尾上の趣味でなかった。
 はあ、と小さく呼気を零して、尾上は仕切りなおす。

「そうはいっても、この三週間あんまりぱっとしなかったし」

 三週間。
 成果は得られずとも、行動は起こしている。

 己を定義したかった。
 空白な自分が耐えられなかった。
 アイデンティティを埋める。考えうる最大の急務。
 指折りしながら、この色褪せた三週間を振り返る。

「学校、つまんなかったね」
「次はUMAを探してみるのはどうでしょう」
「タクの新聞部はあんまりそっち方向じゃないんだよねー、でも久々に都市伝説を漁るのも……まあ、悪くないかもね」
「はい、色んなことをするのは良い兆候です。篝ちゃんは人々の活動を応援します」
「ゲーセンでも遊んだなー。タクはあんまああいうとこ好きじゃなかったし」
「はい。プリクラなるものに映りませんでした」
「落書きしてあげたじゃん」
「顔が赤ペンで潰れてましたが」
「そだった?」
「イエス、ヒーコーのおかわりで許してさしあげます」
「んー、また今度ね。そういや帰りに食べたクレープ美味しかった?」
「あの甘味ですね。舌の肥えた篝ちゃんはコーヒーのほろ苦さに至福を感じますが、しいて伝達するならば次はパフェを所望します」
「あとは……『外』ではムンちゃんが敵をばっさばっさしてたっけ」
「『中』も大概ですが、あそこはいけません。生命力が枯渇しすぎています。
 アウロラ★エマージェンシー警報発令、ウルトラCです。思わずさっくり謡っちゃうところでした」
「……まあ、死後の世界のさらに極北だからね」

 それからも、三週間でやり切ったことを列挙する。
 戦争のただ中ではあるものの、なんだか普通の学生生活を送っているようなラインナップ。
 途中、いくつかの妨害はあったものの、そつなくこなし、それとなく消化した。
 最後の指折り。
 昨日のイベントを振り返り。
 鼻白む様相で、結論を下す。


「でも、ダメみたい」

 諦観を帯びた、されども静かな呼吸で吐き捨てる。
 タクが『あの時』言っていた、『普通の女の子』にはそれでも近づけない。
 収穫はゼロ。
 悶々としたしこりは残留したまま今に至る。

「私はやはり、あちら側には行けない」

 名前も思い出せないけれど、ある葬者(マスター)と対峙した。
 熱があった。想いがあった。
 譲れない決意があった。揺るがない自己があった。
 泣きたくなるほどの恐怖を抱えながら、願いのために立ち上がる、心があった。
 『思考盗撮』で読み取れた欠片の数々は、手を伸ばしたくなるほど煌めいている。

「普通の人間にはなれない。宮代拓留の元へは帰れない」

 『普通』の人間が分からなかった。
 悩んで、苦しんで、それでも笑って過ごしているのが理解できなかった。
 そのマスターも殺してしまったけれど、あの人こそ正に、『人間』の鑑だと思う。

 沈痛な面持ちで会話を打ち切る。
 分かり切った話の再演だ、叙情も出尽くしていた。
 不本意ながらも戦の道連れになるムーンキャンサーにも同様の吐露は既に終えている。
 あれはまだ、彼女が物静かだった時の、ある意味では神々しい名残のあった時代の話だから反応は薄かったが――。

 ムーンキャンサーは突如として二層のリボンを世莉架にけしかけ、両頬を捕らえた。
 取り立てて害意を読み取らなった世莉架も為すがままに受け入れ、「ふぁにしゅるのしゃー」と空気の漏れた文句を表す。
 座った状態からわずかに体が浮き、世莉架の足が地を離れる。
 ムーンキャンサーは呆れたような、慰めるような、曖昧だが穏やかな瞳で世莉架を射抜く。

「世莉架。何か思い違いをしているようですので、改めましょう。
 そして何度も同じ思いつめ方をされても困りますので、切っ掛けを授けます」

 一体いつまで同じ話で紙幅を費やすつもりですか、と。
 業を煮やすような口ぶりで、まったくもうと鼻を鳴らす。
 『思考盗撮』は最初期に諦めた。ムーンキャンサーの思考はアラヤに属するものではない、階層の違う言語(と、あえて呼ぶのならだが)だったからだ。
 それにもかかわらず、随分と人間らしい所作を覚えたものだと、他人事のように感心しながら、世莉架は言葉を待つ。

「世莉架は未練タラタラです。よくよく思い知りました。――振り切れないというのなら、いっそのことしがみつけばいいじゃないですか」
「……ふぉういう意味?」
「『いつかまた君に会いたい』。それは知性体の精神活動として、極めて正常な働きということです」
「……ふぁんたんに言ってくれるにゃ」

 世莉架を挟みながらも宙を波打つリボンを強引に引きはがし、世莉架は虚空を掴む。
 視野の奥底、脳髄の先鋭、虚数の大海から、妄想の大剣『ディソード』を引き抜く。
 いつしか、尾上の手には剣が握られている。
 小柄な尾上が扱うには大振りな、身の丈ほどある剣だ。
 尾上は不可思議な剣を、しかし手足の延長のように自然な姿で構える。
 刀身に流れる桃色の発光線は己が血流を示してるような生々しさを浮かばせる。
 現実化(リアルブート)された『ディソード』は衆目に晒され、改めて白髪の少女の目に留まった。
 されど意に介す様子もなく、滔々と言葉を紡ぐ。

「ここは仮初の夢です。世莉架――やり残したことは本当にないのですか」
「やり残しだと」
「言い換えましょうか。やるべきことではなく、やりたいことがきっとあるはずです」

 ムーンキャンサーはどこからともなく、一枚の紙切れを取り出す。
 紙切れには格子状に描かれたマス目があった。
 周囲にはヒナギクの花が散りばめられた、華やかな装飾。
 左上から一つ、二つ、三つと、人の顔が烙印されている。
 スタンプだ。

「すでに殺したマスターだな」
「はい、篝ちゃんからのサービスです。ツケといてくださいな」

 興が削がれた心情と同調するように、妄想の端末が霧散する。代わりに、サーヴァントから押し付けられた紙切れを受け取った。
 記憶と照合し、ややデフォルメされている感はあるが、撃退した葬者で間違いない。
 どういう意図かは判じかねるが、どうやらこれはスタンプカードのようだ。


「これは篝ちゃんも人から教わった施術ですが、――行き詰った時は、人と触れ合うのが良いみたいです」

 無理に会話をする必要もありませんし、世莉架が殺されることだってあるでしょうね、と。
 ムーンキャンサーが非情に言い放つのを聞き届け、しかして世莉架は言葉を一度飲み込む。
 スタンプカードのマスに目を遣る。
 対話が成立するにせよ、しないにせよ、誰かと触れ合うたびに欄が埋まっていくとでもいうのだろうか。

「ただただ燻っているよりは、幾らかその『命』も輝きを取り戻すことでしょう」

 他人と自分との境界線を探ってみる。
 相手を分かること、今の自分を分かってもらうこと。
 そうすることで、線が引かれる。線が引かれることで、人は安心できる。
 『思考盗撮』だけでは描き切れない、彼我の交差点を模索するうちに、自分の理論が築かれる。

「まずは定義することです、あなたの理を。瞼の裏の残像を、具現しましょう」

 一瞬の空白。
 しんと張りつめた静寂。
 尾上の瞳の奥が、かすかに揺らぐ。
 ムーンキャンサーの瞳は、宇宙のように底知れない深さがある。

 瞼の裏の残像。
 理想と空想のブレンド。
 尾上は反芻するように口を動かす。
 思考、想像、妄想。
 組み立てられたプロセスは瞬く間にスキップされる。
 決まり切った答えが、巡り巡る。

 でもこれは罪だから。
 永遠の蜜月を望むことは許されないから。
 ――道理にもとるこの妄想を誰かと共有することで、何かが進むとでも言うのだろうか。

「宮代拓留ではない。あなたのやりたいこと――是非、見つけてください」

 そしてどうか、良い記憶を。


 尾上世莉架。
 どうか、次はうまくやってください。



【CLASS】
 ムーンキャンサー

【真名】
 篝@Rewrite(Rewrite Harvest Festa)

【属性】
 中立・中庸

【ステータス】
 筋力C++ 耐久D 敏捷D++ 魔力A 幸運C 宝具EX

【クラス別スキル】
対魔力:C
 魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。
 大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。

単独顕現(月):D
 月の触覚。ガイアの抑止力。多元世界の――世界線の観測者。
 『庭の文明』にただ一つ生まれた生命である証。
 単体で現世に現れるスキル。千里眼:EXを包含する。
 本来は獣の座に贈られるスキルの亜種。

【固有スキル】
鍵:A
 『自然の雫』の亜種スキル。
 アラヤの理から逸脱するガイアの具現。
 星の祀ろう救星主である彼女は、時に傲慢な人類を裁く大地の使者とも称される。
 文明を融かす者、星と人を天秤にかけるアポトーシス。

認識撹乱:A
 命の力――転じて運命力(アウロラ)の不可視性。
 星の生命線である『鍵』を認識できるものは、強い命を輝きを持つものに限られる。
 『気配遮断』とは似て非なる能力。葬者は令呪のパスを通して認識することが可能。

命の理:A
 『生命祝福』の亜種スキル。
 可能性の系統樹を存続させたものに与えられるスキル。
 かつて反存在(カウンター)と共に完成させた理論。
 ――いつかまたきみに会いたい。願いの先に可能性は広がっていく。
 詳細不明。


【宝具】
『滅びの詩(Harvest Festa)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:観測不可 最大捕捉:観測不可

 声なき波導。
 滅びの爪痕、あるいは再生の階。世界を融解させる予兆とされる。
 奇跡が万物を爪弾く、空にあまねく満ちる星々の楽。

 『鍵』とは星の自浄作用。
 星、テクスチャ、世界――ひいては知性体の存続が閉ざされた際にこの宝具は発動される。
 発せられる大気の揺らぎは世界、ならびに生命のいずれをも自壊させる。

 剪定事象特攻宝具。
 固有結界、特異点、異聞帯などのテクスチャに対しても反応しうるが、おそらくクリーミィ★かがりんの裁定次第。
 発動された時点で対象は剪定事象の指向性をもつことになる。
 アラヤの根底が『詰み(チェックメイト)』に向かった際に発動されるため、アラヤに属する者のあらゆる宝具やスキルの効果が消失する。
 運命を書き換える力がある場合はその限りではない。

 条件が満たされない限りこの宝具は発動されない。


【weapon】
 アウロラ、リボン

【人物背景】
 今代の『鍵』。
 命の理を究めていたもの。
 虚数空間――『庭の文明』の崩落の最中、月の裏側であなたは見送っていた。

【サーヴァントとしての願い】
 不明。ヒトに、良い記憶を。

【マスターへの態度】
 割り切れた願い、叶えるべきでない奇跡。それでももう一度――。
 篝ちゃん、なんとも思うところがあるとです。



【マスター】
 尾上世莉架@Chaos;Child

【マスターとしての願い】
 己の役割を取り戻す。――。

【能力・技能】
 ギガロマニアックス。
 原作中ではもっぱら『思考盗撮(テレパシー)』のみを行っているが、
 葬者として参加するにあたり、真のギガロマニアックスとして目覚めた。

【人物背景】
 ただ一人の男に望まれて生まれた。そして消えた。
 それだけの女の子。

【方針】
 ひとまず指針を立てるところから始める。

【サーヴァントへの態度】
 『思考盗撮』ができない異物。厄介。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2024年05月27日 20:05