「何だよ、これは」
マスターとして選ばれた青年は、目の前の現実を認めることができずにいた。
聖杯戦争。極東の魔術儀式であるという程度の知識はあった。
無論、無理矢理に冥界に召喚され、あれよあれよという間に葬者に仕立てられたこの聖杯戦争が伝え聞いたそれと同一などとは思わない。
青年は魔術師ではあるが、さほど代を重ねた家系ではなく、従って自らの力量を過信することもなかった。
自分が何の準備も策もなくこの戦いを勝ち抜けるなどと自惚れはしない。どこかで実戦というものを知る必要があった。
そこでセイバーと相談した結果、奥多摩山中のどこかにあるという研究施設の調査に出ることにした。
それがマスター絡みであれば早いうちに敵の所在を割り出し、サーヴァント戦を経験できるし無関係ならばそれもまたよし。
青年は彼なりに用心を重ね、十分な警戒と覚悟を持って行動を開始した。
それでもなお、この光景は想定外に過ぎた。
「何故当たらない……!?」
セイバーが焦燥の声を漏らす。
彼とて一角の英雄。身に着けた武技は余人の想像を絶するに余りあるものであり、手にした剣も宝具として十分な格を持つ名剣である。
これがサーヴァント戦での劣勢であれば屈辱はあれど納得もできる。しかし敵はそうではない、ないのだ!
「なるほど、動きだけはかなりのものだ。
しかし……根本的なスピードがあまりにも足りんようだな」
長い帽子を被った皺の深い老人、それがセイバーの相対している敵だった。
件の研究施設を前にして接敵したこの老人と戦いはじめて数分、超音速の動きで達人以上の技と鋭さで繰り出したセイバーの剣がただの一つもかすりもしない。
まるで興味深い実験動物を見るかのように、攻撃の姿勢を見せることすらなく最小限の動きで全ての斬撃を回避している。
信じ難いことに、その回避動作の一つ一つがセイバーをして目で追うのがやっとの神速の動きなのだ。
「さて、今度は神秘とやらを持たない私の攻撃がどれほどお前たちサーヴァントに効くのかを試させてもらおうか」
「何を、がっ!?」
言い終わるや否や、老人の姿が掻き消え、それとほぼ同時にセイバーの側頭部に衝撃が走った。
殴られたのだと気づいた時にはいくつもの木々を薙ぎ倒しながら50メートル以上も吹き飛ばされていた。
霊基には傷一つないが、もし生前の生身で今の攻撃を受ければ確実に絶命していただろう。
「これではまるで次元が違う―――」
「今頃気づいたのか」
背後からの声、そして霊基に傷のつかない純物理的衝撃だけで失神しそうになるほどの超絶的な威力の蹴りを受け、空へと投げ出される。
驚愕はまだ終わらない。空を駆ける術を持たぬセイバーを嘲笑うかのように、蹴り飛ばされた先の空中に老人が浮遊していた。
老人の掌から放たれた光弾はやはりセイバーの霊基にダメージを与えなかったものの、剣による咄嗟の防御でも到底跳ね返せないほどの重さがあり、光弾に押し潰されるように地面へと叩きつけられた。
「打撃でもエネルギー弾でも傷一つないか。だが物理的衝撃までは打ち消せないようだな。曲がりなりにも肉体を持っているからか?
とはいえさすがにもう限界のようだな?では実験はここまでとするか」
「ぅぐ……、ま、まだ、だ……」
霊基への傷がなかったとしても、生前にさえ味わったことのない極大の物理的衝撃の数々はセイバーのエーテルで構成された脳を、精神を大いに疲弊させるに十分だった。
何しろサーヴァントを殺傷し得るだけの神秘さえ備えていれば、セイバーを三度殺して余りあるほどの威力だ。
認め難くとも認める他ない現実が目の前にある。セイバーが己の全てを懸けたところでこの老人には決して届くことはないのだと。
字義通り、立っている次元が、ステージが違いすぎる。生前にも格上の英雄や魔獣、幻想種と戦ったことはあったが、それら全てを遥かに超えている。
それでも、英霊としての矜持、そして一人の男としての意地がセイバーを再び立たせていた。
まだ傷を負っていないうちから聖杯戦争を、第二の生を捨てるなど言語道断。己の技の全てが届かぬなら宝具の解放を以ってして抗するまで。
「確かに恐るべき力だ……。ならば御老公、格下に過ぎぬ我が最強の一撃、よもや受けられぬとは言うまいな!?」
「ほう?」
我ながら何と安い挑発か。だが万に一つの勝機を手繰り寄せるためならこの程度の屈辱、何ほどのものでもない!
突きの構えを取り真名を解放。セイバーの剣先から幻想種をも打ち倒す光条が老人を貫かんと放たれた。
果たしてセイバーの挑発は功を奏し、老人は避けようと思えば避けられる、何となれば予備動作を容易く潰せる宝具を受けて立った。
そこまではセイバーの目論見通りだったのだ。
「何っ!?」
驚愕の声はまたもセイバーだった。
老人はセイバーの名剣から放たれた真名解放の一撃に対し、掌を突き出した。
まっとうなマスター、あるいはサーヴァント相手なら掌ごと肉体を刺し貫くはずの光条が老人が突き出した掌に吸収されていった。
想像の埒外、不条理極まる事象。セイバーの端正な顔が絶望と恐怖に歪む。
「なるほど、純粋なエネルギー攻撃、貴様ら風に言えば魔力だったか?それであれば生体エネルギーと同じように吸収できるということか。
中々の量のエネルギーを吸収できた。感謝するぞ、貴様の無力さと馬鹿さ加減にな」
「あ、あぁ……」
セイバーの中で何かが折れた。それは誇りであり、戦意であり、勇気であり、その全てだった。
マスターに過ぎぬ老人に気圧され、無意識に後退っていくセイバーを見て、彼のマスターもまた顔面を蒼白にしながらも勝機がないことを悟っていた。
アレはどうしようもない。その上相手側のサーヴァントの姿さえまだ見えない。令呪を使ってでも逃げるしかない。
「セイバー!てった―――」
言い終えるよりも先に、ズン、という鈍い衝撃に襲われた。
何事かと自分の身体を見下ろすと、太くて長い尻尾のようなものが彼の胴体を貫いていた。
「マスター!!!」
「せい、ば、たすけ、ぎが、あ、あああああぁぁぁ……」
吸われていく。セイバーのマスターの肉体が、生命力が、魔術回路が、令呪に込められし魔力が、大切な内臓器官の数々が、魔術刻印が吸われ、奪われていく。
瞬く間に骨と皮だけの状態になり、さらに数秒後には衣服という痕跡だけを残してセイバーのマスターは冥界から永遠に消え去った。
死霊の仲間入りを果たすことさえなかった。
代わりに現れたのは黒の斑点が付いた緑色のボディに長大な尻尾のある、一目で異形とわかるクリーチャー然としたサーヴァントだった。
「くっくっく、わたしのパワーの一部になれたことに感謝するんだな」
「戻ったかアヴェンジャー。やっとその姿になれたようだな」
「冥界をうろついている死霊やシャドウサーヴァントでは大したエネルギーにならなかったからな。
おかげで脱皮に時間がかかったが、わたし抜きでもお前の戦闘力ならサーヴァントなどは問題にならなかっただろう?」
「霊基とやらにダメージを与えることはできないがな。その分これからはしっかりと働いてもらうぞ」
「くく、了解した。では早速食事といこうか、なあセイバー?」
緑の怪物がセイバーを見る目は同じサーヴァントに向けるものではなく、捕食者が餌を見るような目だった。
マスターを失い、現界の要石を失ったセイバーからは急速に力が漏れ出ており、まさに俎板の鯉も同然だ。
主従として最悪の結末を迎えてしまったことによる絶望と怒りは、セイバーから一時的に恐怖を忘れさせた。
「うぉぉおおおおおおおおおおおお!!」
金切声を上げて怪物へ突っ込むセイバー。
だが決意も虚しく、横薙ぎに振るった剣は盛大に空を切り、セイバーの態勢が崩れた。
「どこを見ている?」
怪物はいとも容易くセイバーの背後に回り込んでいた。
サーヴァントとしての敏捷性の差もあるが、それ以上にセイバーの弱体化と視野狭窄が大きい。
怪物の見た目にそぐわぬ武術の達人が如き無駄のない動きからカウンターのハイキックがセイバーの首目掛けて繰り出される。
「ゴ、ひ………」
態勢を崩し無防備な隙を晒していたセイバーに躱す機会などあるはずもなく、一撃で首の骨をへし折られ、力なく地面に崩れ落ちた。
それだけ。言葉にならぬうめき声だけを辞世の句として、セイバーの第二の生はあっさりと幕を閉じた。
「さて、消滅する前にいただくとしようか」
怪物の尻尾の先端が大きく開くと、消滅する寸前のセイバーの死体を丸ごと呑みこむ。
呑みこまれたセイバーの霊基全てが怪物、人造人間セルの体内に取り込まれ、純粋な魔力資源へと分解され、吸収されていった。
サーヴァントを取り込み、霊基を進化させていく復讐者の反英雄。それこそがサーヴァントとしてのセルだ。
「やはりまっとうな葬者とサーヴァントはエネルギーの質が違う。
これならばあと一組、霊基の質によってはサーヴァント一騎だけで次の姿になれそうだ」
「ならばさっさと次の獲物を仕留めて進化することだな。
全くサーヴァントのシステムというのは実に厄介だ。この私の最高傑作として設計したお前のパワーが私にも劣るとはな」
「わたしもこんな霊基(すがた)で、サーヴァントなどという窮屈な身で終わるつもりなどない。
聖杯で必ずやかつての力を取り戻し、今度こそ孫悟飯やその仲間どもに復讐するのだ」
「孫悟空の息子か。俄かには信じがたいが、完全体になったお前でさえ敗れるとはな。
ならば我々はこの冥界で生き返り、更なる力を手に入れる必要がある。そして必ずや孫悟空にその息子や仲間ども、17号や18号を……。
セル。お前は私を裏切った17号や18号とは違うということを示してみせろ」
「ああ。わたしたちの目的は一致している。今は共に進むのみだ、ドクターゲロ」
老人、ドクターゲロはかつて世界征服を目論んだレッドリボン軍のお抱え科学者だった。
レッドリボン軍を壊滅させた孫悟空に復讐すべく、長い時間をかけて人造人間シリーズを開発するだけで飽き足らず、自らをも人造人間20号に改造した狂気の科学者。
しかし人造人間の完成を見越していたかのように待ち構えていた孫悟空の仲間たちによって襲撃は頓挫、最後は起動させた17号と18号の裏切りに遭い殺された。
冥界で再起の機会を得たゲロの目的はやはり復讐。今度は孫悟空だけではない。その仲間たちも、何より17号や18号も八つ裂きにしてやらねば気が済まない。
孫悟空が死んだことはセルから聞いたが、そんなことは聖杯なりドラゴンボールなりでどうにでもなる。
アヴェンジャー・セルの目的は三つ。死者の再現に過ぎぬサーヴァントの軛から脱することと生前と同等かそれ以上の力を得ること。
そして最後に孫悟飯やその仲間たちへの復讐。奴らとの決着を着けずにただ生き返るだけ生き返り、人目を避けて生きていくなど御免だ。
復讐に身を焦がす二人にとって聖杯戦争などは通過点でしかない。
【CLASS】
アヴェンジャー
【真名】
セル@ドラゴンボール
【ステータス】
筋力 B+ 耐久 B 敏捷 A 魔力 C 幸運 A+++ 宝具 EX
【属性】
混沌・悪
【クラススキル】
復讐者:C
復讐者として、人の恨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。
周囲からの敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情は直ちにアヴェンジャーの力へと変化する。
忘却補正:C
人は多くを忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化させる。
生前の敗北の屈辱を忘れないことにより、一部マイナススキルの効果を打ち消している。
自己回復(魔力):A
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力が毎ターン回復する。
【保有スキル】
気の操作:B→A→A+
生物が発する気を感じ取り、また己の気を制御する力。
気を操る超戦士たちにとって基本的な技能であり、戦いにおいて様々な形で応用される。
サーヴァントとしての感知能力が上昇し、索敵範囲にいる他のサーヴァントの位置を正確に把握することができる。
発する気の種類を記憶していれば、敵マスターの位置も正確に特定できる。ただし機械など生物としての気を持たない者は探知できない。
気配遮断スキルを持つサーヴァントであってもごく近距離にいる場合に限り気の探知に集中し、かつLuck判定に成功することで発見可能。
逆に自身の気を消すことでAランクの気配遮断と同等の効果を発揮することもできる。
セルが進化するほどこのスキルは成長していく。
武の模倣:B→A→A+
様々な武術の達人の細胞を掛け合わせて作られたセルは彼らの技をも自在に操る。
またセルの知識にない技であっても、学習して習得できる可能性がある。
元々の使い手よりセルの実力が高ければ本人よりも高い精度・威力で修得した技を行使できるが、逆にセルの実力の方が劣っていれば技も劣化する。
相手の戦闘技術に対する高度な見切りとしても機能し、Aランク以上になれば宗和の心得に対抗できるようになる。
セルが進化するほどこのスキルは成長していく。
仕切り直し:C
不利になった戦闘を離脱する能力。
本来このスキルはセルが第二形態に進化するとともに失われるが、忘却補正によって進化しても保持し続けられるようになっている。
慢心:-
自らの優位を確信した時、相手を侮り積極的に逆転の機会を与えてしまうマイナススキル。
本来セルが第二形態に進化するとともにこのスキルが自動的に発動し、進化するほどランクも高くなる。
しかし忘却補正を持つアヴェンジャーのクラスで現界しているため、セルは慢心の結果敗れた生前の記憶を片時も忘れず、このスキルを封印することに成功している。
単独行動:A+→A++→EX
マスターからの魔力供給を絶ってもしばらく自立できる能力。
第一形態の時点で一週間は現界を維持することができ、進化していくと宝具や大技の使用すら自前の魔力だけで賄えるようになっていく。
力の理:EX
純粋な力によって小技、相性、特殊能力といった概念を捻じ伏せる、セルが生きた世界の法則(
ルール)を再現する特殊スキル。
筋力、耐久、敏捷、魔力ステータスの総合値、すなわち実力で自身より大幅に劣る者から受ける全ての敵対的干渉を実力差に応じて際限なく減衰ないし無効化する。
2ランク以上の実力差がある場合、例えランクEXの物理的ダメージ、防御無視や無敵貫通を含めた概念干渉、悪や魔に対する特攻効果であろうとも例外なく減衰・無効化の対象となる。
さらに2ランク以上実力で劣る相手に対して与えるダメージを上昇させ、命中・回避・クリティカル判定を強化、相手の回避・防御スキルや宝具を打ち破り、精神力に基づく戦闘続行効果を貫通して戦闘不能に追い込む。
規格外の再生・蘇生能力だけは破れないが、オーバーキルダメージを与えることによって超過ダメージ分だけ再生・蘇生能力の魔力消費を増大させる。
絶対的な強制力を持つスキルであるが、それ故に融通が利かず、格上の相手と遭遇した際は相手に対して上記の恩恵が与えられてしまう。
このスキルは如何なる内的・外的要因によっても外せない。
【宝具】
『人造人間セル』
ランク:EX 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:一人
セル自身、そしてセルが辿った進化の道程そのものが昇華された逸話型宝具。
サイヤ人やフリーザ、地球の武術の達人たちの細胞を掛け合わせて生み出されたセルは第一形態の時点でランクB相当の頑健、再生能力を持つ。
特筆すべきは尻尾を使いNPCやマスター、サーヴァントが持つ魔力資源を吸収することで進化し、姿を変える点にある。吸収・消化されたサーヴァントはその形質ごと純粋な魔力資源に変換され、脱落・消滅する。
進化に必要なだけの魔力リソースを蓄える度に、第二形態、完全体の順に霊基再臨を果たし、存在規模(ライフスケール)を拡張していく。
第二形態に進化すると幸運を除く全ステータスが2ランク上昇し、第二形態から完全体に進化すると更に4ランク上昇。各種保有スキルも進化に伴い成長していく。
第二形態に進化した時点で通常のサーヴァントの枠を半ば超えた強さとなり、完全体ともなれば最早聖杯戦争の域を逸脱した怪物となる。
進化に伴い体内の魔術回路の性能も爆発的に向上し、少量の魔力供給でも莫大な魔力を生成できるようになっていく。
このため燃費の面では一番弱い第一形態が最も悪く、進化するほどむしろ低燃費化していく特性を持つ。
一度でも完全体に進化した後に自傷行為、または攻撃を受けることにより肉体が消滅するほどのダメージを負った時、一度だけLuck判定を行う。
成功すると残された核から肉体を再生、完全体から更に幸運を除く全ステータスが3ランク上昇した超完全体へと進化し、体力と魔力が完全に回復する。
『小さくとも私の子供たちだ(セルジュニア)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:六人
完全体まで進化すると解禁される宝具。
魔力を消費し、尻尾からセル第二形態以上の性能を持つ独立サーヴァントのセルジュニアを最大で六体まで生み出す。
生み出されたセルジュニアたちはランクA+の単独行動スキルを保有している。
【人物背景】
ドクターゲロが開発した最後発の人造人間。
ゲロの死後、プログラムされた作業を続けていたコンピューターが長い年月をかけて完成させた。
誕生した後は人造人間17号と18号を吸収して完全体になるべくトランクスからタイムマシンを奪い過去に跳び、地球を恐怖に陥れた。
【サーヴァントとしての願い】
受肉して孫悟飯らへの復讐を果たす。
【マスターへの態度】
産みの親だからと敬意を抱く気はないが、目的が一致しているためパートナーとしては最良と考えている。
【マスター】
人造人間20号(ドクターゲロ)@ドラゴンボール
【マスターとしての願い】
生き返り、孫悟空やその仲間たち、そして17号と18号に復讐する。
【能力・技能】
ドクターゲロとしての科学技術と人造人間20号としての超サイヤ人に準ずる戦闘能力。
掌から触れた対象の生体エネルギーを吸収して自身のエネルギーとする機能を持つ。
【装備】
スパイロボット:小型の虫型ドローン。監視のみならず、秘密裏に研究対象の細胞を採取する機能を持つ。
【人物背景】
かつて世界征服を企んだレッドリボン軍に属していた天才科学者。
孫悟空によって組織が壊滅した後は彼に復讐を誓い、長い年月をかけて数体の人造人間を開発、自身の肉体も改造して人造人間20号を名乗る。
復讐を果たすため動き出すも、未来から来たトランクスの警告を受けて準備を整えていた超戦士たちには敵わず、最後の手段として人造人間17号と18号を起動する。
しかし無理矢理人造人間にされたことを恨んでいた二人に裏切られ、殺された。
【方針】
こんなちっぽけな世界を吹き飛ばすことなど造作もないが、冥界のシステムを考慮するとそれはかえって自らの首を絞めることになりかねない。
業腹だが聖杯戦争のルールに従って優勝を目指す。同盟?そんなものは無用だ。
【サーヴァントへの態度】
私への敬意が足りないようだが、裏切りさえしなければ目を瞑ることにする。
最終更新:2024年05月28日 18:23