【マスター】
岸浪ハクノ@Fate/EXTRA Last Encore
【マスターとしての願い】
聖杯に託す願いはない。
こうして今『生きている』以上、最後まで生き抜く。
【能力・技能】
○死相(デッドフェイス)
自身に内包した死者の怨念の力を引き出すことによる強化現象。
発動すると全身が黒く染まり憎悪の仮面を被った様な姿へと変貌する。
この状態では人間離れした運動能力や異常なまでの不死性、内包する死者の経験や能力・コードキャストを使用できる。
ただし、行使できる死者の能力・コードキャストは一度に一つまでであり、また「使いすぎると死者の相に乗っ取られてしまう」というデメリットもある。
加えて岸浪ハクノの場合、ある理由から不死性はほぼ失われており、現在は“死に難い”“傷の治りが速い”程度に留まっている。
【人物背景】
『Fate/EXTRA Last Encore』の主人公。外見は『Fate/EXTRA』の主人公「岸波白野」(男)と全く同じ。
月に存在するあらゆる願いを叶える力を持った霊子コンピュータ「ムーンセル・オートマトン」。
その内部につくられた霊子虚構世界「SE.RA.PH」で起きた月の聖杯戦争、そのあり得ざる129人目にして最後のマスター。
外見が似たEXTRAの主人公と比べると冷めた反応に無感動な佇まいをしているが、人間的な感情が無い訳ではない。
その正体はムーンセルにおける数多の敗者の記憶(死者の怨念)から生まれた、死の集合体とも呼べる存在。
そのため、原作の岸波白野とは明確に別人(『Last Encore』における原作の岸波白野の性別は女性)。
外見が岸波白野(男)と酷似しているのは、メタ要素を除けば、岸浪ハクノを構成する敗者の意識に岸波白野(女)も含まれていたが故の偶然(あるいは必然)だろう。
ムーンセル中枢を目指す戦いの終盤で、生者しか持ちえない『生存への願い』を獲得する。
それにより、『既に死亡している』ことに起因するデッドフェイスの不死性を失ったが、同時に『死者には生者の影は掴めない』という理屈から他のデッドフェイスに取り込まれる危険性もなくなった。
そして最後に待ち受ける者を越えてムーンセル中枢へと辿りつき、そうすることで自身が消滅することを理解した上で、未来へ向かうためにその願いを叶えた。
【方針】
交戦は避け、まずは情報収集。
その後どうするかは集まった情報や他のマスター次第。
【サーヴァントへの態度】
セイバー(ネロ)を幼くしたような外見に若干の戸惑いはあるが、そういうモノだろうと受け入れている。
そのため、皇帝ネロと混同して扱う事は基本的にない。
最終更新:2024年07月01日 20:43