【CLASS】
キャスター
【真名】
リリィ@ENDER LILIES
【ステータス】
筋力E 耐久D 敏捷C 魔力B+ 幸運B 宝具A
【属性】
中立・善
【クラススキル】
白巫女:A+
魂を汚染し、理性を無くした不死の怪物である穢者に変えてしまう穢れを浄化できる女性を指す。
呪いに対する耐性を備え、また対象の呪いを浄化する能力を持つ。
耐性は絶対ではなく、浄化もあくまで穢れを自身に転写しているに過ぎず、そこには許容値がある。
穢れを溜め込むごとに苦痛は伴い、髪の毛は黒ずみ体からは肉腫が伸び、やがて穢れの源泉と成り果ててしまう。
このリリィは正統な白巫女ではない。
三代目白巫女フリーティアを蝕む穢れを引き受ける器として禁術により作成されたクローン、そのうちの一体。
元々の力は本来の白巫女に満たなかったが、他の姉妹の祈りを継ぎ、遂には果ての国の穢れを完全に浄化させた功績により最高ランクに引き上げられている。
道具作成:A
陣地作成:A
リリィ自身の魔術師としてのスキルは高くないが、魔女イレイェンの協力により高度な魔術を使用できる。
ちなみにリリィの耐久ランクは低いが、所有するお守りの対物理障壁によりAランク相当の耐久力を得ている。
ダメージの蓄積により損壊するが祈りにより回復する他、瞬間的に開放して敵の攻撃を弾く(いわゆるパリィ)にも転用できる。
【保有スキル】
淀んだ穢れの残滓:B
かつて穢者に堕ちた霊魂を浄化し、味方として従える。
僅かに意識を保ったまま、朽ちた亡者となり彷徨い続けていた魂を浄化したリリィに身を惜しまず協力してくれる。
令呪でパスを加工し呪霊操術の対象に当て嵌める事で、夏油でもこれらを自在に操る事ができるようになっている。
猛る穢れの残滓:A
穢者の中でも特に強力で、生前から名高い者だった霊魂。
戦闘だけでなくリリィに飛行や水中での活動などの特殊な加護を与える。
リリィとの繋がりも強く、夏油が使役するにはリリィからの許可が必要。
古き魂の残滓;EX
このスキルのみ穢者ではなく、古の白巫女の祖と契約した不死の黒騎士の霊魂である。
剣による戦闘の他、明確な意識があり円滑な会話も可能なので、彼がいないとリリィはマスターとのコミュニケーションで大変困ってしまう。
根本的に呪いではなく、完全な契約が交わされてるので、呪霊操術では操る事ができない。
【宝具】
『墓標にて、永久なる穢れと騎士の魂(クウィエトス・オブ・ザ・ナイツ)』
ランク:C+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:25人
契約する穢者達の霊魂による一斉攻撃。
リリィ自身は馬車に乗り込み突撃。周囲を霊魂達が囲い、進行上の障害を薙ぎ払う。
生前にこのような技を使ったことはないらしいが、マスターである夏油の起こした百鬼夜行、極の番「うずまき」を知って参考にしてみた、とは黒騎士からの代弁。
『最奥より、果て降らす黒死の雨(エンダーリリーズ・フリーティア)』
ランク:A++ 種別:対国宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:国ひとつ分
果ての国を滅ぼした「穢れの王」の召喚。
王は巨体による破壊と無限に穢者を産み出してくる怪物だが、真の脅威は別にある。
地脈を汚染してから魔力上空に穢れを飛ばし、浴びた者を全て穢者に変える「死の雨」を半永久的に降らせる。文字通りの国家滅亡宝具。
本来リリィが所有する事も使用する事もない宝具だが、マスターである夏油が死に際に欲した「呪いの女王」の記憶が切欠になり、
穢れの王の前身である白巫女が所持する、穢れの負担を抑える護りの宝具に宿る形で付随されてしまった。
【人物背景】
呪いを背負わせる人身御供に生まれながら、誰も呪わずに祈りをもって亡びた国に空を見せた少女。
【サーヴァントとしての願い】
本人に自覚はなかったが、死者の記録とはいえ平和な世界を知る機会を得たことで、ささやかな願いは叶ってしまっている。
無垢なリリィは夏油の行いを罪と理解しつつも、彼に寄り添い共にいると決めている。
【マスターへの態度】
記憶がなく(失った、ではなく、無い)敵も味方も亡者か霊魂だったリリィにとって、夏油は初めて会った「人間」である。
熱のある体、生きた感情に、物珍しげに見つめたり、おっかなびっくり近づいてきたりと距離感が掴めていない。
最終更新:2024年07月01日 20:54