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月下、丑三つ時。

そこに居たのは、2騎の英霊。

一人は古風なチャリオットで、空を駆け抜ける。

そして…もう片方は…それは人を赤褐色の巨人と呼ぶだろう。

地を蹴り、優位に立っている敵のサーヴァントに攻勢を強める。
ただ、もちろんただでは相手は終わらない、槍のようなものを投擲し、それを巨人へとぶつける。

「成る程…やるな…」
その巨人の操縦者は、狂気の笑みを見せる。
戦闘を楽しみながら、相手の実力を褒め称えているのだろう。

「…それじゃあここから本気を…」
「おいライダー!民間に被害を出すんじゃねぇぞ!」
「ふっ…了解…なら…こいつだ!」
マスターに諌められ、ライダーは武器である銃を下に向ける。

「道路なら…仕方ないだろう…?」
空銃…いや、空気弾が、巨人を浮かす。
それは敵のサーヴァントの虚を突くには十分すぎる動きであった。

「もう終わりか…つまらないな…」
まず、チャリオットを牽引するウマ2頭を射殺する。
敵サーヴァントは最後っ屁と言わんばかりに、長槍を突き出した。
それは本来砕けないだろう巨人の装甲を軽く突き刺した。
神秘の補正と抑止力により、おそらく巨人の耐久は落とされていたのだろう。

しかし、それでもライダーは止まらない。
「やるね…でも…彼ほどの面白みはない…」
そして、後ろに立ち。
「バイバイ、言っても、完璧につまらないほどではなかったよ」
敵のサーヴァントを、蜂の巣にした。


巨人は消え去り、ライダーは地へと触れる。
奥にいるのは、敵マスターと自身のマスター。

「…ちょうど始末を付けるのかい?」
「しねぇよ、情報は吐いたんだ、さっさと行け」
そう言われ、敵マスターは泣目になり、逃げ去っていく。

「…あの男は腕がたったか?」
「…まぁな、魔術は俺と同じで使えない、だが同郷ってわけじゃねぇ、トラパーとかの事も聞いたが聞き覚えがないだとよ」
「そうかい…それじゃあ、僕はゆっくりしてるよ、闘争が来たら、また」
ライダー、ジルグ・ジ・レド・レ・アルヴァトロス、敵を倒すたびに潤いを得る狂人、そして、悲しい男。

この冥界下りに参戦する。

◆ 

「とんでもねぇ野郎を引いたもんだ…」
マスター、ホランド・ノヴァクは舌打ちをしながら頭をかく。
自身のサーヴァント、ライダー。
強く、自身の命令も聞くが、民間への被害を考慮しないところがある。
今の身の上では、ゲッコーステイトのクルー達の力も借りれない。
そもそも、聖杯に何を望む?

タルホの出身が無事になるようにか?エウレカとレントンの幸せを願うか?それとも、チャールズとレイを呼び戻して、和解でもするか?

彼は、そんな幾千万の躯の上に何度も立った。
だから、このクソッタレな願望機を認めない。

「聖杯だかなんだか知らねぇが…俺は…少なくともそんな手段に頼るつもりはねぇ!」
男は丑三つ時に、一つの誓いを立てた…

【CLASS】ライダー
【真名】ジルグ・ジ・レド・レ・アルヴァトロス@ブレイクブレイド
【ステータス】
筋力C 耐久C 敏捷C 魔力A 幸運C 宝具B
【属性】混沌・中庸
【クラススキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

騎乗:C+
 騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、
 野獣ランクの獣は乗りこなせない。
特に、ロボットの操縦に関しては、破格の技量を持つ。
【保有スキル】
戦闘続行:A+
 往生際が悪い。
 霊核が破壊された後でも、最大5ターンは戦闘行為を可能とする。
自機がボロボロでありながら、エース部隊を相手取り、壊滅追い込んだ経歴を持つため、このスキルが付与された

闘争本能:EX
彼の内から湧き上がる、戦闘に対する渇望。
一定期間戦闘を行わないと、ステータスが一段階下がってしまう

【宝具】
『狂人に与えられし猛機(エルテーミス)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:-- 最大捕捉:--
クリシュナがアテネス連邦から鹵獲した機体。
かなりの力を持つが、操縦性を悪さからか、一部の者にしか使えない。
そのため、本機使用の際、まだ投獄中だった彼を恩赦に処し、戦場に出したのはこれが理由である。
【weapon】

【人物背景】
限りない闘争を求める狂人。
様々な顔を使い分ける器用さ、そして、不利な状態から敵エースを何人も仕留める操縦技術の高さ。
味方殺しをした彼の最後は、仲間を庇って敵軍の捕虜として死んだ。
最後まで、抑止力さえ、彼のことを理解するのは至難の域だろう。
【サーヴァントとしての願い】
限りない闘争
【マスターへの態度】
口うるさいが、これほど優良物件ないと思っている。

【マスター】ホランド・ノヴァク@交響詩篇エウレカセブン
【マスターとしての願い】
特に無し
【能力・技能】
政府に反抗するものをまとめ上げるカリスマ
卓越したLFO操縦技術と、それに合わせたスポーツ・リフの技術。
【人物背景】
反連邦組織、ゲッコーステイトのリーダー
真の意味で、「子供」から「大人」になった男。
【方針】
民間の被害は最小限に抑える。
今更、聖杯に叶えて貰う願いなんて…ねぇ…
【サーヴァントへの態度】
強いのは認めるが、じゃじゃ馬すぎて手を焼く…

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最終更新:2024年04月09日 19:53