冥界、その中で銃声は鳴り響く
一つ一つの弾丸が亡者たちに強大な穴を開けて葬り去っていく。

「…そろそろ潮時か…退くで、バーサーカー」
男は己のサーヴァントを呼び、撤退の準備をする、逃げる間際置き土産を放つため、パニッシャーを逆にする。

「もらってきぃな」
出たのはミサイル、追撃しようとしてきたシャドウサーヴァントに直撃する。

「ほな、さいなら、二度と来るこたぁないけどな」
ミカエルの眼、GUNG-HO-GUNS №5 ニコラス・D・ウルフウッド。
好奇心にて入った冥界より帰還する。


「…たっく…あんなところ入るもんちゃうわ…」
パニッシャーについた血を拭きながら、己の行動を公開する。
場所はマンション、与えられたロールは牧師。

「なんかの足しになるか思ったけど…球の無駄遣いなっただけや…」
十字架型のパニッシャー、強烈な破壊力を持ち、殺し屋としての訓練を受けた彼だから扱える代物。
もちろん、その球がこの世界にあるはずもなく。

「お前の足しにもならへんのやろ?バーサーカー」
語りかけたのは人身のサーヴァント、バーサーカー。
軍服に身を包んだ、赤目の男。

「…まぁ、喋れんお前に聞いてもなんの返答もないか…」
無言でバーサーカーは、ウルフウッドを見つめる、なんの意味があるのかはわからない。

「…とことん平和な世界やここは…冥界は一般人共には知られてないらしいし…」
己等主従が血みどろの戦いを繰り広げる裏で、一般人は平和に過ごしている。
もちろん、ノーマンズ・ランドより平和だ。

「…タバコでも吸うか…」
ライターから火を出し、タバコに火を付ける。
「…ワイの…願いか…」
願望機に掛ける願い、いくら考えても思いつかない。
気づいたらバーサーカーは霊体化しているし、この部屋には実質自分ひとりだ。

「…なぁトンガリ…ワイは…何をすればいいんやろな?」
煙が部屋中を包み込む。
ニコラス・D・ウルフウッド、孤独な、殺戮牧師。
冥界下りに、混ざり込む。


餓狼は、狂気の中を一人で走る。
ヴェアヴォルフ、魔改造の怪人。
ロンドンに潰えた己は、今再び、英霊として蘇った。
限りない闘争を求め、今宵も走り抜ける。
名もなき怪人は、今日も走り続ける。

【CLASS】バーサーカー
【真名】大尉@HELLSING
【ステータス】
筋力B 耐久B 敏捷A 魔力D 幸運E 宝具D
【属性】混沌・悪
【クラススキル】

狂化:B
 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。

【保有スキル】

怪力:A
 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。
 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。

自己改造:B
 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。
 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。

【宝具】
『人を喰らい尽くす魔物(ヴェアヴォルフ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~ 最大捕捉:1~30
怪人の血は、様々な血が混ざった魔の血。
体の奥から、怪物を開放する。
それは全てを追す狙い続ける、魔の追跡者(チェイサー)
【weapon】
ナイフ等
【人物背景】
ナチスの生み出した怪物。
最後の大隊の最終兵器。
【サーヴァントとしての願い】
闘争
【マスターへの態度】
???

【マスター】ニコラス・D・ウルフウッド@トライガン・マキシマム
【マスターとしての願い】
少し…考えさせてくれや…
【能力・技能】
ミカエルの眼で鍛えられた技術、パニッシャーを扱う技能。
【人物背景】
GUNG-HO-GUNS №5。
建前は牧師、裏は殺し屋。
人間台風に感化された男。
【方針】
治安組織にしょっぴかれない様に動く、パニッシャーを持ち歩けないのは辛い。
正直、こんな平和な世界を謳歌してる連中が羨ましい。
【サーヴァントへの態度】
戦闘が強いのはいい。
だがなんか喋れや…いや、喋れへんのか…

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最終更新:2024年04月18日 19:30