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深夜の路地裏。
そこで、一つの勝負が決着を迎えた。
敗北したサーヴァントは、残滓も残さず消滅。
残されたのは、頭部がはじけ飛んで首なしとなったマスターの死体。
そしてそれを見下ろす、勝者たちだ。

「ギャーハッハッハ!!」
「ぽーっぽっぽっぽっぽ!!」

マスターが笑う。サーヴァントが笑う。
狂気が、場に満ちる。


彼らは、共に怪物だった。
どちらも頭部があり、四肢がある。
そういう意味では「人型」だ。
だが彼らの姿を見て、人間だと認識する者はまずいないだろう。

マスターは、岩だ。
全身が岩で構成されている。
その頭部に貼りつく顔は、人間よりもシンプルで、それでいて禍々しかった。

サーヴァントは、マスターよりはまだ人間に近い。
だが、大きい。そして太い。
身長は2メートルを優に超え、その肉体の隅々までが分厚い筋肉に覆われている。
身に纏う白い帽子とワンピースは、本来ならば見る者に清楚なイメージを与えるのだろう。
だが筋肉の圧倒的なインパクトの前に、その印象はかすんでしまっている。

彼らは、協調性に乏しい。
他者と組むというのは、不可能とはいわずともなかなか困難な道のはずだった。
だが一つの共通点が、彼らを結びつけた。
それは「侮っていた人間に敗れ、殺された」こと。
もう二度と、あんな屈辱はごめんだ。
今度こそ、勝者となってやる。
それが、彼らの共通の思いだった。

魔王の弱さから生まれた残虐なる魔物、グランナード。
自分以外の全てを苦しめることを存在意義とする妖怪、八尺様。
彼らはこれからも、殺戮を続けるのだろう。
人類か自分たち、どちらかが滅びるまで。


【CLASS】アヴェンジャー

【真名】八尺様@八尺様がくねくねをヌンチャク代わりにして襲ってきたぞ!(「致死率十割怪談」収録)

【ステータス】
筋力B 耐久A- 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具C+

【属性】混沌・悪

【クラススキル】
復讐者:B
復讐者として、人の怨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。怨み・怨念が貯まりやすい。
周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。

忘却補正:A
人は忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
時がどれほど流れようとも、その憎悪は決して晴れない。たとえ、憎悪より素晴らしいものを知ったとしても。
忘却の彼方より襲い来るアヴェンジャーの攻撃はクリティカル効果を強化する。

自己回復(魔力):D
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。

【保有スキル】
怪力:B
怪物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性。使用することで一時的に筋力を増幅させる。
一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間はランクによる。

頑健:A-
耐久のパラメータをランクアップさせ、攻撃を受けた際の被ダメージを減少させる。
アヴェンジャーの場合、たゆまぬ鍛錬により刃物も通さぬ肉体を手に入れたという逸話がスキルとなった。
ただし討伐された時の逸話から、精神的に動揺すると無効になってしまうという独自の弱点を抱える。

天性の魔:C
英雄や神が魔獣と堕ちたのではなく、怪物として産み落とされた者に備わるスキル。
近代の妖怪であるアヴェンジャーは、純粋な怪物としての格はそれほど高くない。

【宝具】
『ヌンチャくねくね』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1-20 最大捕捉:5人
SSS級妖怪であるくねくねが、地獄を象徴するパズルであるリンフォンを持ち手として取り付けられ、武器に成り下がった姿。
本来くねくねは目視した人間の脳を破壊する能力を持つが、他者の宝具となったことで神秘が低下し、能力も弱体化。
複数回目視させなければ、脳の破壊には至らない。
とはいえ一度ごとに脳へのダメージは入るため、強力な効果であることに違いはない。
あくまで視覚に作用する能力であるがゆえに、目を閉じるという単純な方法で対処は可能。
ただしその状態でアヴェンジャーと戦う手段があれば、の話だが。

【weapon】
『ヌンチャくねくね』

【人物背景】
江戸時代にとある村に出現し、50人以上を呪い殺した妖怪。
しかし生き残った村人たちによって袋叩きにされ、物理的に封印された。
この件で呪力の限界を悟った彼女は、筋力に新たな可能性を見いだし鍛錬を開始。
数百年の後、封印を物理的に破壊して復活を果たした。
その後は自分を封印した村人たちの子孫に復讐するため、村を支配して神聖八尺様帝国を建国。
だが彼女に家族を殺された一人の青年との戦いで本来持ち得ないはずの「恐怖」を感じてしまい、力を失って討たれた。

【サーヴァントとしての願い】
神聖八尺様帝国の復活

【マスターへの態度】
信用してはいないが、能力面は評価。
今のところ逆らうつもりはない。



【マスター】
グランナード@ダイの大冒険 勇者アバンと極炎の魔王

【マスターとしての願い】
元の世界に戻り、勇者一行を皆殺しにする

【能力・技能】
『花崗岩との一体化』
肉体を構成する物質である花崗岩に一体化することが可能。
拠点である地底魔城は全体が花崗岩でできていたため、「床への潜行」「武器の生成」「床や壁を変形させての攻撃」などの形で猛威を振るった。
しかしコンクリートとアスファルトに覆われた都市部の戦いでは、この能力を活かすのは困難だろう。

【人物背景】
魔王ハドラーが、勇者一行を迎え撃つために急遽拠点の壁から生み出した魔物。
追い詰められたハドラーの精神状態が反映されており、残虐で下劣な性格をしている。
地の利を持つ自分の圧倒的有利を疑わず勇者一行に挑むが、僧侶レイラに体内の核を破壊され死亡した。
参戦時期は死亡後。

【方針】
皆殺し

【サーヴァントへの態度】
信用してはいないが、強さに関しては高く評価。
せいぜい利用させてもらおう。

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最終更新:2024年05月04日 09:01