ミナーヴァ
概要
大陸南西部に位置する、機械技術に優れた国家。
基本的に魔術と言う概念はなく、国民の9割以上の人間は魔術を使用しない。
魔術に頼らないため、医術なども他国に比べ遥かに発達している。
「三帝」と呼ばれる3人の人物を中心に国が動かされている。
都市等
ドース
ミナーヴァの首都であり、最も技術が集結している巨大な街。
街全体を城壁が覆い、空から見ると四角形をしている。
建造物の殆どは平屋建てないし二階建て。殆どの家から煙突が伸び。蒸気やら煙を吐き出している。
冬場は雪が降りしきるため、非常に頑強な造りになっている。
一見すると技術を高めるような場所はなさそうだが、実は地下へと伸びている。
地下は深いところでは7階まで潜り、広大な地下工房がほぼ街全体に形成されている。
工房で発せられる熱は地面を暖め、降り積もる雪を溶かし、家庭の暖房にも利用されている。
溶けた雪は一度集約され、濾過された後生活用水として利用されている。
街の一区画には熱を集めて作られた温室が存在し、そこでは小麦などの穀物や野菜が生産されている。
ヴェイルヒヘイト
ミナーヴァ北部に位置する街。
大陸最大級の病院、「レーヴェン病院」が存在し、医術が最も発達している。
その為、各国から魔術では治しようのない病気や怪我を持つ人がこの国に集まっている。
技術に力を入れている国だけあってか、その技術を頼ってくる人には尽力を尽くす。
各国の戦争にも巻き込まれることなく、平和な都市として名を馳せている。
また、ハンターの本部が置かれているためか、治安も非常によい。
ヴォーディバウト
ミナーヴァ国土の西端にある寂れた都市。
昔は豊富な資源が採掘される坑道が掘られていたが、既に掘りつくされ、その面影はどこにもない。
人口の殆どは主要都市に移り、今では無法者の住み着くおどろおどろしい、廃墟のような街になっている。
その為、犯罪者たちの隠れ蓑になるほか、違法な取引なども頻繁に行われている。
由来
ローマ神話の知恵と工芸の女神、ミネルウァより
最終更新:2012年03月27日 19:45