アウクシリウム


概要


各地に点在する ハンター の情報を統括、魔獣の出現情報を発信する統括組織。
ミナーヴァの一都市、ヴェイルヒヘイトに本部があり、各都市に支部が存在する。

現在、ハンターとして認定されているのは大陸全土で300人弱。
魔獣の増加により、人数が増減しているが、減少する数のほうが僅かに多い。
その危険性故に大きな恩恵があり、全ての国への入国許可、免税、宿などの代金の免除などがある。

ハンター達


セフィード=G=ドルクート

「月夜は実にいい・・・私の身を奮い立たせてくれる。・・・特に、赤い月はな」

「神速の氷帝」の異名を持つ、ハンターの中で上位の能力を持つ女剣士。
流れるような銀髪に白い肌、白い服と、全身が白一色でそろえている。
得物は右の腰に帯びた黒い長剣「黒姫」と白い刀「白姫」
それぞれ覚醒能力を持つらしいが、その全貌は不明。
ファントムの副団長、ラーナの姉にあたる。
また、フォルアの剣術の兄弟子でもある。

初魄(しょはく)

「魔獣の脅威は日に日に増える・・・何とか、止めたいものだ」

「衝撃の初魄」の異名を持つ人物。
フードつきのローブに身を包み、その外見は殆ど隠されている。
微かに見える口元の形に重い声色、無骨な手からして男性と思われる。
「吸収」と「放出」の二つの能力を持ち、手から様々な攻撃の衝撃を吸収したり、それを放出することが出来る。
殆どの攻撃を無効化できるその能力から、多くの戦闘を無傷で終えている。

深緋(こきひ)

「オラオラァ!次はどいつがかかってくるんだ!こねぇならこっちからいくぜぇ!!!」

「灰燼」の異名を持つ、長身の女性。
身の丈ほどもある、鉄板のような、巨大な片刃の大剣を軽々と振るう。
同時に、炎・雷の技も扱い、魔獣をそれこそ灰燼に帰すほどの破壊力で戦う。
特に大型魔獣の相手を得意とし、それと同時によく負傷することが多い為、生傷が絶えない。
それゆえに、よく初魄などに小言をもらってはユリウスに愚痴ったり慰めてもらったりしている。
レイドに仄かな思いを寄せているがそういうのは初心なので言い出せないでいる。

レイド=ヴォーゲンハウト

「これは面白いね。是非とも、教えていただけないかな?」

ミナーヴァ出身の数少ないハンターの男性。
「ディザビタータ」と呼ばれる銃とボウガンを組み合わせた特殊な大型の火器を操る。
主に魔獣の索敵範囲外からの狙撃などの後方支援を得意とする。
技術が閉鎖的なミナーヴァにいた為、他国の技術に興味があり、色んなところを旅している。

ユリウス=デア=ハイデン

「まあ無理せずともいい。退くべきときは退くことだ。死んでは元も子もないからなぁ、ハッハッハ!」

嘗て戦場で「鬼神」と呼ばれた大男。
ハンターとなった今でもその実力は衰えず、健在。
ここ10年で最も多くの成績を上げており、下位のハンターの目標でもある。
豪放磊落な性格から、色々と相談を受けることも。

ナトゥーア

「・・・・・・(ぺこり」

漆黒の鎧に身を包んだ女性。
巨大な斧を悠々とふるい、暴風のようになぎ払う。
鎧の下はその暴れる姿からは想像しがたい姿をしている。
深緋と時折コンビを組んで討伐に向かうが、その時は危なくて他のハンターは中々近づけないらしい。

レーツェル

「・・・・・・・・・無常・・・」

闇から切り取ったような姿の人物。
堅牢で重厚な盾で味方を守り、不意を突いて敵の態勢を崩すのを得意とする。
どんな相手でも容赦はなく、よく返り血で血まみれになって帰ってくる。
ハンターでありながら他の組織にも属している。
最終更新:2012年03月27日 19:00