1: 名前 リーシア・ルナグロウ
2: 年齢 21歳
3: 性別 女性
4: 種族 人間
5: 外見
黒みがかった金髪。 センター分けのロングヘアで、サイドの髪のみ肩のあたりで切りそろえている。 髪の長さは腰よりも下に届くぐらい。 瞳の色はダークブルー。 長身、豊満な胸を持ち、スタイル抜群。
普段は白いワンピースの清潔感のある服装。 冒険に出る際は、黒を基調とし、紫のアクセントの入った上半身全体を覆う鎧を着用し、下半身も白いスカートに同色の色合いの甲冑で構成されたスカートアーマーで武装する。
身長:178cm 体重:58kg
6: 性格 穏やかな物腰で誰に対しても柔和な態度で接する。 その雰囲気は清楚と言う表現が良く似合う。
7: 過去 数年前、ルナグロウの町周辺で、魔界に通じるゲートが開き、無数の魔族たちがこの地を徘徊し、人々に襲い掛かった。 ルナグロウの町も例外ではなく、冒険者達を始めとした沢山の戦士達が、魔族と戦い、命を落としていった。 そんな中、彼女は救世主のようにこの地に現れ、次々と魔族たちを倒していった。 彼女と魔族たちの戦いは数年に渡ったが、今から4年ほど前、彼女はついに魔族たちを討ち滅ぼすことに成功した。 人々は彼女を英雄として称え、どのような傷を負っても忽ちの内に直してしまうその肉体を、英雄ならではの神秘的な肉体と称し、彼女は聖女としても崇められた。 しかし、人々は知らなかった。 彼女は帰らずに散っていった戦士達の中の一人で、その頑強な肉体は魔族によって体内に植え付けられた魔印がもたらした物である事を…。
8: 職業 もともとは冒険者だが今の所は一応町を治めている立場にある。 ただ冒険者をまだ引退している訳ではなく、たまに外の情勢に関して調べると言うことを名目に、冒険の旅にも出る。
9: 口調 穏やかで、丁寧な口調。 たとえ、敵対している相手に対しても丁寧な口調は崩さない。
セリフ例 「英雄だなんて…私はやるべき事をやっただけです。」 「微力ながら私も協力いたしましょう。少しでも多くの人々を救わなければ!」 「たとえそれが忌むべき力でも、他人の為に使うことが出来るのならば私はそれを使うことに躊躇いません。」
10: 一人称、二人称 一人称:私 二人称:基本的にあなた 名前で呼ぶときは基本的にさんや君等を付ける。 滅多に人を呼び捨てにはしない。
11: 好きなもの 平和、特に平穏な一時 人々の笑顔 冒険(平和を愛する心を持ちながらも冒険に心を躍らす自身を否定はしない)
12: 嫌いなもの 魔族 無闇に争いを起そうとする者
13: 好きな人 恋愛関係は今のところは無い
14: パートナー 特になし
15: 属性 暗黒属性
16: 苦手な属性 神聖及び光に属する系統の属性。
17: 戦闘スタイル 彼女は右手に剣、左手には魔道書を持った特異な装備で戦闘に望む。 剣による斬撃は素早くかつ鋭い。 また、その細腕からは想像も出来ないほどの膂力を有しており、ただ速いだけではなく、力強い。 更に醒魔の剣自体が並みの剣を遥かに上回る程の性能を有しているため、彼女の身体能力及び技量も相まってその攻撃力は相当な物。 その上、醒魔の剣のに秘められた力により、自らの魔力を剣に与えることで、剣の打撃力を増幅させるという能力もあり、最終的な近接攻撃力は想像を絶する物がある。 また、剣技だけではなく、魔道書を媒体に、詠唱を唱えることで魔法を発動させる詠唱魔法も得意としている。 右手に持つ醒魔の剣の効果もあり、上級魔道士に匹敵するほどの効果値を持つ魔法を放つことが出来る。 行使出来る魔法の種類も豊富で、状況によって多種多様な魔法を放つことが出来る。 ただし、この際詠唱魔法を発動する条件(詳しくは後述)の1つである、魔法を行使する際に、行使する魔法のルーン文字が刻まれたページを開いていなければならず、ページを切り替える際に若干の隙が生じてしまう。 また、彼女は魔力を消費することにより、肉体の傷ついた部位を瞬間的に回復させる特殊能力がある。 この特殊能力は、肉体の失われた部位及び損傷した眼や内臓でさえも修復してしまう強力な再生能力である。 この能力と魔族との死闘を潜り抜けてきた精神力により、事実上彼女は魔力が尽きるまで戦闘を続行させることが出来る。 彼女の身に着けている鎧は、精製の際に魔法で強化されており、物理的な攻撃だけでなく、魔法攻撃全般に強い耐性を持つ。 ただし、神聖系統及び暗黒系統の属性はこれに含まれず、魔印により肉体的特長が魔族に近くなっている彼女に神聖系統の属性の攻撃は最大の弱点とも言える。 聖女と呼ばれる彼女が神聖な攻撃に弱いのは実に皮肉なことである。
18: 精神力 魔族との戦いを潜り抜け、また、体内に植えつけられた魔印が稀に発するとある衝動にも耐え抜く彼女の精神力は相当な物であり、恐怖や、精神に訴えかける攻撃はほとんど意味を成さない。
19: 戦闘熟練度 ★★★★★
20: 技や魔法 技は主に片手剣を使った剣技が主体。 連続で斬りを入れる、素早く踏み込んでの鋭い突きを放つ。飛び上がりながらの切り上げを行い、空中での競り合いに持ち込む、等の技を持つ。 また、剣技だけでなく、体術にも秀でており、剣が弾き飛ばされても拳による打撃や蹴りである程度の対応を取ることが可能。
使用できる魔法は、地水火風の基本的な属性の弾丸を放つ攻撃魔法や、電撃で広範囲にダメージを与える攻撃魔法、無属性の魔法ダメージを与える魔法など、攻撃系統の魔法だけでも多種多様にある。 それ以外にも肉体回復の魔法や状態異常除去の魔法などの治癒系統の魔法。 簡易的な防御フィールドを張る防御系統の魔法。 また、扉の鍵の操作、罠の感知、明かりを照らす、などといった探索系統の魔法も行使することが出来る。
21: 特殊能力・特殊技能 特殊能力 魔族と無理やりに体を交わされ、体内に魔印を植えつけられた彼女は、肉体的な特徴も魔族のそれに近づいてしまっている。 その魔印により可能なのが、膂力を最大限に振り絞ることで一時的に腕力のランクをワンランク上昇させる怪力。 そして、肉体の傷や、損傷及び欠損した箇所を瞬時に再生する超再生能力である。 皮肉にも、彼女を英雄たらしめている力は、魔族によってもたらされた暗黒の力なのである。 なお、超再生能力にはかなりの魔力を消耗するので、時間に余裕があるならば回復魔法を唱えた方が効率が良い。
特殊技能 冒険者として必要最低限な技能は殆ど体得しており、特に魔物知識や魔術知識は得意分野。 物品の鑑定能力にも秀でている。
22: 必殺技 エクスプロージョン:火炎属性の最上位爆裂魔法。 巨大な火球を出現させ、それを対象に飛ばす。そして大爆発を引き起こすという魔法である。 付加効果などが何も無い単純な魔法だが、その爆発の半径は10メートルにも及び、小屋程度の建物ならば粉々に吹き飛ばしてしまうほど。 広範囲殲滅能力に秀でているが、その広大な攻撃範囲は自分や他人を巻き込んでしまうため、使用する際には細心の注意が必要である。 既に廃れてしまった(後述)詠唱魔法の中でも、失われた魔法の1つと言われている。 なぜ彼女がこの魔法を所持しているのかは不明。 火炎属性の魔法ダメージを与える。
光魔撃砕:魔道書を放し、両手で醒魔の剣を持ちながら怪力を発動、そして醒魔の剣に込められるだけの魔力を込め、強烈な一撃を放つ。 単純に圧倒的な破壊力の攻撃と言うシンプルな思想の技だが、それだけに抜群の力を持つ。 生半可な防御ではこの斬撃を止める事は不可能、また、凄まじい速さで繰り出されるため、かわすのも受け流すのも困難である。 多大な膂力、魔力を消耗する上、攻撃後は反動で大きな隙が生じると言う欠点を抱えており、この一撃で必殺に出来なければ、最大の窮地に追い込まれると言っても過言ではない。 無属性の物理ダメージを与える。
23: 能力[E.まるで駄目 D.苦手 C.人並み B.得意 A.達人級 S.化物級 SS.神級] 体力:S 魔力:B 腕力:A(怪力使用時S) 知力:B 素早さ:C 命中:A
24: 武器やアイテム 醒魔の剣(せいまのつるぎ):リーシアが愛用している、ロングソードタイプマジックアイテムの片手剣。あまり飾り気の無い剣で、抜群の切れ味に、打撃武器の衝撃にも耐えるほどの頑強さを有しており、武器としての完成度はかなり高い。 それだけではなく、この剣は名前の通りに所有者により強い魔力を目覚めさせる力を有しており、装備しているだけで魔法の効果値を底上げさせる強力な特殊能力を備えている。 更に、この剣には魔力を込める事で、次の一撃の攻撃力を高めるという特殊能力を備えている。 込められる魔力量には限界が存在するが、限界まで魔力を込めた際の破壊力は計り知れないものがある。 また、多少魔力を込めただけでも剣自体の元の能力もあって高い破壊力を持ち、並みの武器ならば受け止めようとしてもへし折られるのがオチである。 魔力を込めた際は、剣自体が綺麗な緑色の光を纏うが、攻撃の判定を魔法ダメージにするわけではなく、純粋に攻撃力を高める効果である。 この纏う光から人々には聖剣として見られているが、実際は魔族の所有していた魔剣である。
魔法の鎧(まほうのよろい):リーシアの愛用している鎧。便宜上魔法の鎧としているが、実際には名前は無いマジックアイテムの鎧である。 魔術を駆使して作られた鎧であり、通常の鎧と比べて高い物理防御、魔法防御を有している。 その上、あらゆる属性の耐性を高める効果も持っており、まさに英雄にふさわしい装備と言える。 しかし、神聖属性と暗黒属性の耐性は備えておらず、暗黒属性はともかく神聖属性に関しては彼女の最大の弱点であるとも言えるだろう。
魔道書(まどうしょ):リーシアが詠唱魔法を発動させる際に必要とする魔道書。 下級魔法から上級魔法まで様々な魔法のルーン文字がページ事に刻まれている。 この魔道書と同調し、魔術の秘薬をあらかじめ服用していなければ彼女は魔法を発動させることが出来ないため、彼女にとっては非常に重要なアイテムの1つである。 魔法発動の際には手に持ち、詠唱する魔法のルーン文字の刻まれたページを開いた状態で詠唱を行わなければならない。 そのため、彼女は左手だけでページをうまく開いたり、ページを固定する器用な事を体得している。 戦闘中、激しい動作により、本が手から離れることも考慮に要れ、表紙に頑丈な紐を取り付け、鎧の留め金に付け、地面に落としにくいようにしている。
魔術の秘薬(まじゅつのひやく):リーシアが魔法発動に必要とする秘薬。 必要となる秘薬は魔法によって様々。 にんにくやにんじんと言った日常的な食料から血の苔や硫黄の灰等の妖しげなものもある。 魔法発動の前に服用する必要があるので、彼女は戦闘前には秘薬を飲んでおく。
その他、冒険に必要な道具は冒険に出る際常にかかさず持ち歩く。
25: その他 詠唱魔法:あらかじめ魔法発動に必要なルーン文字を描いた物品(多くの場合は魔道書、理由としては書物は文字を書く物だからである。)を片手に持ち、魔力を込めながら詠唱することで、魔法を発動する魔術体系である。 あらかじめ、魔法を唱える前に秘薬を服用していることが条件に挙げられ、秘薬の服用無しで魔法を発動しても、ほぼ確実に不発に終わるだけである。 その発動の仕方から、設定したスペルを唱えることで特殊な効果を発揮するタイプのマジックアイテムの元となった魔術体系ではないかとも見られている。 あらかじめ秘薬を服用する、ルーン文字を描いたアイテムを片手に持つ、詠唱を行う、といった複数の行程の末に発動できるため、手軽に発動できる精霊魔法や、自然魔法に取って代わられた現在は、廃れてしまい、術者の殆どいない魔術体系である。