五行家


概要

ジェイナス島の神事や行事にかかわる5つの血族。
5つの各属性に対して強い力を其々有している。
どの家も島で行われる儀式に携わっており、いなければならない存在でもある。

各家


紅樺家

火属性を司る一族。
現在、頭首はいない。
20年前に起きた「赤の夜」の際に頭首夫婦他一族の殆どが死去。
4人の子供を残したが、万が一の事を懸念し、島外に退避させた。
現在、「天明」家が名代を務めている。

黒鳶家

水属性を司る一族。
現在の頭首は黒鳶 雪花
代々陰陽師を生業とし、様々な神事に関わっている。


白藤家

金属性を司る一族。
現在の頭首は白藤 竜胆
島の守りを代々担い、強くあることを家訓としている。

青桐家

木属性を司る一族。
現在の頭首は、青桐 終雪、ということになっている。
しかし、その頭首が出奔してしまい、今は頭首の姪に当たる少女が代理として立っている。

黄檗家

土属性を司る一族。
現在の頭首は黄檗 瓔珞
様々な神事、行事の運営・進行などを代々受け持っている。


「赤の夜」事件

約20年前、晩秋の夜。集落が謎の集団に襲撃される事件があった。
村は炎に包まれ、夜空を紅く焦がした。
この事件でジェイナス島の住民の1/4が死亡。重軽傷者が多数でた。
中でも、五行家の一つの紅樺家は、当時まだ幼い4人の子供を残して全員死去。
他の五行家も、頭首の殆どが死去ないし重傷を負い、集落の存続そのものが危ぶまれた。
しかし、何とか生存した前白藤家頭首・「白藤 楓」と黄檗家頭首「黄檗 瓔珞」を始めとした島民の努力により、復興にこぎ付けた。
今ではその時期になると、死者の魂を弔う儀式が密やかに執り行われている。
最終更新:2012年03月27日 20:02